みなさんは、柔軟剤って使っていますか?
柔軟剤には、衣類をやわらかくする効果や、香りをつける効果などがあります。
タオルなどはやわらかくするとふんわりしてとても気持ちいいですし、お洋服なんかはいい香りがしていたらなんだかうれしいですよね。
柔軟剤という名前ですが、数年前から、柔軟効果だけでなく、柔軟、プラス、香り効果の製品が次々出ています。
最近では、柔軟剤ではなく、香りをつける専用のものまで出ていて、まさに柔軟剤ブームな感じですが、
柔軟剤をより効果的に、気持ちよく使うためには、いったいどんな点に気をつけたら良いでしょうか?
今回は洗濯時の柔軟剤の使い方や入れるタイミングについてご紹介します。
1.目的にあったものを選ぶ
柔軟剤には、嫌なニオイを防ぐもの、香りが楽しめるもの、ふんわり柔らかな肌触りに仕上がるもの、などがあります。
汗や加齢臭が気になる方には、消臭タイプがオススメです。
消臭+香りというものもありますし、消臭専用の製品もあります。
柔軟剤の香りが好きな方は、いろいろな香りが楽しめるものが数多く出ています。
いろいろなメーカーから出ていて、迷いますが、お店で香りをかいでもなかなかわかりません。
お洗濯に実際に使ってみてわかる香りが多いので、容量の少ないもので試してみるのも良いでしょう。
海外のものは、人気がありますが、結構香りが強いです。
大きいサイズでしか売られていないこともあるので、購入時にはちょっと注意が必要かも。
ふんわり柔らかな肌触りメインでしたら、香りブームとは言え、柔らか効果を売りにしているものもスーパーでまだまだ普通にあります。
香りを売りにしているものよりも、お値打ちです。
2.使用量に気をつける
使用量の目安は、柔軟剤のパッケージに説明にありますが、多く入れすぎるのはもちろんよくありません。
ベタベタした感じが残ったり、香りがきつすぎてしまうことがあります。
少なすぎても効果が期待できませんが、香りが強いもの(海外の製品は特に)を使用する場合には、
パッケージにある目安量より少なくても十分な香りがつくため、最初は少なめに使用してみるのがよいといえます。
香りのマナーという点で言えば、自分ではきつくないつもりでもきつい香りがしていないかどうか、ご家族や周りの反応も気をつけた方がよいです。
気になるニオイを消すためにたくさん柔軟剤を投入、というのだけは避けましょう。
繊維に柔軟剤がたくさん残るだけで、強烈なニオイになることもあります。
3.柔軟剤を入れるタイミング
柔軟剤はすすぎのときに入れるというのはもう常識になっていますが、それは、最初に洗剤と一緒にいれてしまうと、効果が薄れてしまうからです。
柔軟入りの洗剤というのもありますが、香りも柔軟効果も、柔軟剤ほど期待はできません。
すすぎのときに入れるといっても、いちいちすすぎになったらいったん停止ボタンを押して・・・というのは面倒ですので、
多くの方は、洗濯機の柔軟剤投入口に入れて、自動的に最後のすすぎに投入される方法で柔軟剤を使用されているかと思いますが、
何度も繰り返していると、投入口がぬるぬるしてしまうことがありますので、それを防ぐために、少し薄めてから入れるのがオススメです。
またすすぎの際に、お風呂の残り湯を使うと、嫌なニオイの元を付着させてしまうことになるので、すすぎは、水道水が良いです。
4.アレルギーにご注意
数年前から、香りの強いものが出回るようになって、国民相談センターに柔軟剤のにおいに関する相談が増え、
国民生活センターが洗濯に使う柔軟剤について注意喚起したことがあったそうです。
香りの強い柔軟剤でお洗濯したタオルでアレルギー症状(かゆみや咳など)が出た場合には、柔軟剤の使用をいったん中止し、医師に相談しましょう。
アレルギー体質の方は、気をつけながら、柔軟剤を楽しまれると良いですね。
柔軟剤にもいろいろあり、期待する効果によって選ぶのが良いようです。
いろいろな種類の柔軟剤があるので、その中から好みの香りを選んで、楽しめるという点では、まさに趣味の世界ですが、
使用量を守るのはもちろん、香りには個人差があるので、少なめに使用したり、アレルギーがないか気をつけたりすることも必要です。
外国人が香水をよく使用するのは体臭を消すためと言われており、それと似たような働きを持つ柔軟剤ですが、
消臭効果を期待するなら、強い香りで消すということではなく、消臭効果のあるものを用いて、香りはほんのりつけるくらいがベターです。
使用目的は性別や年齢にもよるので、家族で一緒に洗濯をする場合には、難しいところではありますが、
家族全員のお洗濯をまとめてするなら「消臭」+「ほんのり香るフレグランス」+「ふんわり仕上がる」ものを探してみてはいかがでしょうか。
目的別に柔軟剤を変えることができるくらい本当にさまざまな種類の柔軟剤が出ていますので、
一度スーパーやドラッグストアの柔軟剤コーナーをじっくり見学してみてください。