生理を遅らせる方法は産婦人科の受診と生理周期の把握が必須!

旅行や試験など、大事な時に生理がかぶりそうだとイヤですよね。

生理は人によって腹痛や頭痛、量も多かったりしますし憂鬱にもなるのでできればそういったイベントや行事の時は遅らせたいものです。

今回はそんな生理を遅らせる方法についてご紹介します。

1.生理は早める事も遅らせる事もできる

生理は遅らせる事ももちろんできますが、早める事も可能です。

しかし、いずれの場合も正規の日取りをずらす事になるので、自分だけの力ではできません。

なにかを食べれば遅らせれるなどといったわけではなく、専用の薬を処方してもらい、それを服用する事でずらす事ができるのです。

薬を服用する事に対して抵抗を感じる人や不安を感じる人も少なくはないと思いますが、正しく服用すれば問題はありません。

但し、人によっては副作用があらわれる場合もあるので、アレルギーなど体に持病・妊娠などの可能性がある人は

生理を遅らせるなどはできないと思っていた方が良いかと思います。

2.婦人科での処方

生理を遅らせたい場合も早めたい場合も、必ず婦人科・産婦人科を受診する事から始まります。

しかし、そのタイミングですが、遅らせたい場合は次の生理予定日より2週間前くらいに受診した方が良いでしょう。

ですので、今回の生理が終わったらすぐ受診することをおすすめします。

そして、次回の予定日はいつか、いつまで遅らせたいかを先生に説明をすると、逆算してその服用する日数分だけ処方してもらえます。

妊娠などの疑いがある場合は必ず先生に伝えて検査もしてもらって下さい。

3.服用の注意点

例えば、次回の生理予定日が20日から23日くらいだとすると、薬は遅くてもその3日前から服用しなければいけません。

毎月予定日より早まる傾向にある人は、もう少し前から服用する。

そして遅らせたい日まで服用し続けます。

注意点としては、生理日前日に服用し始めても効果はない事と、服用し続ける期間があまりに長い時には不可であり、身体に負担もかかってくるという事。

そして1番重要なのは、服用する時間帯。

1日に1回服用すれば良いのですが、決まった時間に毎日必ず服用しなければいけない事。

例えば1日目が朝8時に服用したのに、2日目は朝11時に服用するといった時間にズレが生じるような事は駄目です。

時間がズレたり飲み忘れてしまった時は、翌日以降に生理が来てしまう可能性がありますので気をつけましょう。

4.遅らせるとどうなるか

生理を薬を服用する事で遅らせると、やはり少なからず身体に変化はあります。

生理特有の下腹部の痛みや気だるさが出る人もいます。

通常来るべき生理を薬で止めている状態ですので、それを考えると理解できる事です。

ですので、薬を服用していても、普段の生理前や生理中にそういった症状がある人は、薬を服用していても同じような症状が出ます。

基本的には、生理は早める方法より遅らせる方法の方が成功率は高いようですので、もし服用していて生理のような出血などがあれば、
失敗したか、もしくは服用による副作用、身体に異常をきたしている可能性があるので1日様子を見ましょう。

5.遅らせてきた生理の状態

遅らせたい日まで服用を続けて、服用をやめた翌日以降から3日以内にだいたい生理がきます。

その時は通常の生理より重いのは仕方ありません。

いつもより長く続く事も考えられますし、生理痛などもひどくなる可能性もあります。

量が通常より少ないといった事は、早める時と違うのでほぼあり得ません。

あまりに止まらない場合は、1度婦人科・産婦人科を受診し、生理を遅らせた旨も伝え診てもらいましょう。

5.その後の生理について

生理を遅らせた次の生理は、どうやって予定日を割り出すのか?

もちろん、遅らせる以前の周期ではなく、遅らせてから来た生理から新たに周期のカウントをします。

しかし、だいたいそれでもズレが生じます。

やはり薬で遅らせたり早めたりするので、2ヵ月間くらいは通常の周期に戻りづらくなります。

ですので、次の生理が極端に遅れたりして不安になる事も出てくるかと思いますが、とりあえず1週間は様子を見て心穏やかにして待ってみましょう。

生理は精神的な事でも遅れたりしてしまう時があるので、のんびり構えていることが大事です。

いかがでしたか?生理を遅らせる事は婦人科・産婦人科を受診し薬を処方してもらう事で可能ですが、

服用する日数や時間帯も制限があり、副作用などのリスクもあります。

また、1番大事なのは自分の生理周期をいつもきちんと把握しておく事が先決で、それが把握できていないと、

次回の生理予定日も絞りづらく、遅らせる事が困難になる場合もあります。

遅らせたい場合は早めに次回予定日を把握し、2週間前には受診する。

そして、自分の体調状況なども知っておく必要があります。

正しく服用すれば、ちゃんと遅らせる事ができますので、先生の説明をよく聞いて服用しましょう。