人見知りな子供に育ってしまう原因は親にあり!?

皆さんは子育てをしていて、周りの子供は社交的なのに自分の子供だけ人見知りでちょっと心配しているということはありませんか?

あるいは逆で、同じように育てているつもりでも周囲の子供は何で人見知りが直らないんだろうと心配してしまうこともありますよね。

ここでは人見知りな子供に育ってしまう原因についてご紹介します。

1.知らない人と接しない環境で育っている

人見知りな子供に育ってしまう原因で特に小さいころに多いのは、両親と3人暮らしであまり来客がないなど普段から知らない人と接しない環境で育っているという原因です。

安心できる両親との生活に慣れているので、急に公園に行ったり保育園に通ったり、知らない大人や子供の来客が来たりするといつもとのギャップが激しすぎて不安になってしまいます。

知らない世界が不安なのは子供として当たり前なので、いきなり公園デビューで知らない子供と遊ばせるとか、いきなり大人数の来客を招くなどせず、少しずつステップを踏んで外の世界への興味を自分から持たせるようにしましょう。

2.親が人見知り

人見知りな子供に育ってしまう原因は他のもそもそも親が人見知りということも考えられます。

子供は親をよく観察しているので、親自身が他の人とあまり話さなかったり避けていたりすると敏感に感じ取り、やっぱりよその人と仲良くするのは難しいことなんだと肌で感じてしまいます。

親自身が無理をして変わろうとまでする必要はありませんが、他の人と楽しく会話している様子や、近所の人と笑顔で挨拶する気持ちいい様子を見せてあげると自然と、他の人と接するのは楽しいことだと子供自身も感じ取ってくれます。

3.知らない人が怖かった経験がある

人見知りな子供に育ってしまう原因の一つに、過去に知らない人と会って怖い思いをした経験が尾を引いている可能性もあります。

大人にとっては大したことではなくても、初めて会った親戚の声が大きかったとか、体格が良くて圧倒されてしまった、急に抱っこされてびっくりして泣いたなどのちょっとした経験が始めての人に対する警戒感につながっている可能性があります。

他にもいろいろ優しくされればそういう恐怖心は自然に消えていくものなので、最初のうちは子供が好きな人を選んで会わせるようにするなどゆっくり時間を掛けましょう。

4.知らない人は悪い人という固定観念を持ってしまった

人見知りな子供に育ってしまう原因で、ある程度大きくなってからありがちなのが「知らない人についていったらだめだよ」「怖いおじさんに怒られるよ」という教育が行き過ぎてしまって子供が知らない人=悪い人と考えてしまっているパターンです。

もちろん子供の安全を考えて用心が大切なのですが、逆に優しい人もたくさんいて、世の中は外に出て行くと楽しいことがたくさんということをバランスよく教えてあげることも忘れないようにしましょう。

5.元々マイペースな性格

大人の側が人見知り=悪いことで改善しなければいけないこととあまり考えすぎないようにするのも大切なことです。

子供にもそれぞれ性格があり、元々一人で過ごすのが好き、周囲のペースと自分のペースが違っても気にしないマイペースな性格を持っていることもあります。

今は人見知りが心配だと思っても、成長するうちに自然とその子らしい周囲との接し方を覚えるかもしれないし、なにかのきっかけで社交的に変わるかどうかもまだわかりません。

元々マイペースかも知れないと思ったら尊重してあげるのも大切です。

いかがでしたか?人見知りな子供に育ってしまう原因はいくつかあり、ちょっとした工夫で子供自身が周囲にうちとけられるようになるものから、時間を掛けて周囲も含めて環境を作っていかなければいけないものまでたくさんあります。

人見知り=悪いこと、成長が遅いとあまり深刻に考えず、それも子供のいまの個性と考えてゆっくり子供の心を知っていくのが大切です。

関連情報(外部サイト)