子供が肥満にならないために気をつけたいこと3個

子供はこれから成長していくために、食事でしっかりと栄養を取ることが大切です。

子供が肥満にならないようにとこの時期に、ダイエットや無理な食事制限をすることは健康上、良くないでしょう。

子供の成長をまず一番に考えて、食生活や生活リズムを整えてあげる工夫をしましょう。

では、子供が肥満にならないためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

1.運動をさせる

最近では、インターネットの普及に伴い、携帯電話やパソコンを使いこなす子供が増えてきました。

動画サイトを見たり、ネットゲームをしたりする機会が増え、外に出て元気に遊び回る機会が減ってきています。

まずは、親が子供と一緒になって体を動かす楽しさを教えてあげましょう。

休みの日には公園で一緒に遊んだり、キャッチボールをしたりすると、子供は外遊びの中で運動することを覚えていきます。

興味のある子供には、スイミングや体操教室、サッカーなどを習わせて積極的に運動させるのもいいですよね。

外に出られない場合には、家の中でも体を動かすように気を付けてあげましょう。

ゴロゴロと寝転びながらテレビばかり見ているようなら、家のお手伝いをさせてみるのも良いでしょう。

お料理を一緒に作ったり、洗濯物をたたんだりして、体を動かすことを習慣づけるよう心がけましょう。

2.規則正しい生活をする

子供の食事の時間や就寝時間を決めて、毎日、規則正しい生活を送れるように工夫しましょう。

食事の時間をきちんと決めておかないと、子供は食べたい時にダラダラとお菓子を食べるようになってしまいます。

決まった時間にだけ食べさせるようにして、どうしてもお腹が減った時には、牛乳やフルーツなどを軽く食べさせるようにするといいでしょう。

食事時間とともに、決まった時間に寝ることも大切です。

早寝早起きすることで、夜型生活から朝中心の生活に変化し、夜遅くに食べ物を食べる機会が減り、朝食をしっかりと食べることができるようになります。

早起きしてしっかりと食事をすると、新陳代謝も良くなって活発になり、自然と肥満防止になります。

3.バランスの良い食事

バランスの良い食事は、肥満にならないためにとても重要です。

食事の量を減らすことで体重を減らすのではなく、市販のお菓子やジュースを控えて余計なエネルギーを過剰に摂取しないように気をつけてあげましょう。

子供は自分の好きなものばかり食べて偏食をしやすい傾向にあります。

大皿から自分の好きなものだけ取って食べる食べ方よりも、一人ずつのお皿に分けて料理を出した方が、子供の食べた量が把握できるので良いです。

また、肥満の子供は、よく食べ物を噛んで食べていないことがあります。

しっかりと噛むことで満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすいです。

テレビをつけたままダラダラとながら食いをしていると、あまり噛まないでずっと食べ続けてしまいがちです。

ながら食いは止めて、よく噛んで味わって食べ物を食べるように促しましょう。

いかがでしたか。

子供が肥満にならないためには、「運動」「生活習慣」「食事」の3つが大切です。

テレビがゲーム、インターネットなどの動かずにできる遊びよりも、体を動かして遊ぶ楽しさを教えてあげましょう。

規則正しい生活をすることも、子供の肥満防止には必要です。

決まった時間に食事をすることで、お腹がすいたらお菓子を食べたり、ダラダラと食べ続けることを止めることができます。

また、早寝早起きをすることで、夜に食べる量が減り、朝はお腹がすいて目覚めてしっかりと朝食を食べるようになります。

成長ホルモンが活発になり新陳代謝がよくなることで活発になり、肥満を抑制することができるでしょう。

また、バランスの良い食事を子供が食べられるように、親が工夫してあげることも大切です。

市販のお菓子やジュースはなるべく控え、栄養バランスの取れた食事を食べさせてあげましょう。