赤ちゃんのへその緒が取れた後の消毒、保存方法とは

赤ちゃんのへその緒の消毒と保存方法をご存じですか?

へその緒は、正式には「臍帯」と言い、赤ちゃんと胎盤が繋がっています。

赤ちゃんはへその緒を通してお母さんから酸素や栄養を貰って、お腹の中で10ヶ月かけて成長していきます。

へその緒は、赤ちゃんとお母さんが繋がっていた証とも言えますね。

そんな大切なへその緒も、赤ちゃんが産まれてしばらくすると取れてしまいます。

今回はへその緒が取れた後、赤ちゃんのおへその消毒方法や、へその緒の保存方法をご紹介します。

1.へその緒が取れるまでのおへそのお手入れは?

多くの赤ちゃんは退院するまでの間にへその緒が取れますが、中には取れないままお家に帰ることになる赤ちゃんもいます。

そういう場合は、お父さんやお母さんが注意しておかないと、うっかりへその緒を捨ててしまうことにもなりかねません。

へその緒が取れていない場合は、沐浴の時やオムツ替えの時に、注意して赤ちゃんのおへそを見るようにして下さい。

また、おへそが取れるまで、毎日アルコール消毒をするように出産した病院で指導を受ける事一般的ですが、

病院によっては消毒はせずに自然乾燥をするように指導している所もあります。

アルコール消毒をする場合ですが、お腹やおへその回りがふやけた状態のほうが汚れがよく取れるので沐浴の後がオススメです。

とはいえ、汚れを無理に取ろうとする必要はありません。

赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、綿棒にアルコールを付けて優しくなでるように拭いてあげましょう。

消毒後は乾燥させる事が必要なので、オムツなどで覆ってしまわないよう気を付けて下さい。

回数は1日1〜3回程度、決してやり過ぎないようにしましょう。

2.へその緒が取れた後のケアは?

へその緒が取れた後もしばらくはアルコール消毒を続けて下さい。

へその緒が取れた部分は傷口のようなものです。

ばい菌が入ると炎症を起こしてしまうので、おへそを触るときは十分に手を洗うようにしましょう。

へその緒が取れる前と同様、無理に汚れを掻き出そうとする必要はなく、綿棒にアルコールを付けて優しく患部を拭いてあげるだけで十分です。

また、へその緒が取れた後のおへそは湿った状態が続くので、沐浴の後などは特に注意して水分をよく拭き取ってあげるようにしましょう。

なるべくおへそを乾燥させてあげる事が大切です。

消毒を続ける期間は、1ヶ月検診を目安にして下さい。

検診でおへその状態をお医者さんに見て貰うと安心ですね。

3.取れた後のへその緒は何に入れて保存する?

へその緒を保管する時には、プラスチック製や布製の箱や袋は避けて下さい。

これらの物は湿気が出やすくカビが繁殖しやすくなります。

へその緒の保管に適しているのは桐製の箱です。

桐には湿度を低い状態で保つ事が出来るので、中に保管している物が傷みにくいという特徴があります。

また、桐には防虫効果もあるので、虫を寄せ付けないというメリットもあります。

昔からへその緒は桐の箱で保管するのが一般的です。

多くの産婦人科や助産院は、へその緒が取れたら桐の箱に入れて渡してくれます。

へその緒が取れていない場合でも、退院の時にプレゼントしてくれる病院が多いのではないでしょうか。

4.へその緒の保管方法

へその緒が取れたら、出来るだけ長い期間大切に保管したいですよね。

そのためにも以下の事をするようにして下さい。

まずは、取れたへその緒をしっかり乾燥させましょう。

いくら桐製の箱に保管しても、へその緒そのものが湿ったままの状態では、やはり早く傷んでしまいます。

へその緒をガーゼなどの通気性に優れた布にくるんで、へその緒が完全に乾くまで風通しの良い場所で乾燥させて下さい。

そして、あらかじめ用意しておいた箱に入れて保管して下さい。

5.へその緒が取れた後におへそ、こんな場合は要注意

へその緒が取れた後も、通常はしばらくの間じゅくじゅくと湿っている事がほとんどですが、

毎日アルコール消毒をして乾燥を心掛けていれば、日が経つにつれて乾燥していきます。

しかし、時間が経ってもじゅくじゅくしたままだったり、臭いや赤みがある場合は注意が必要です。

出産した病院や小児科に相談するようにしましょう。

また、へその緒が取れた時に出血してしまうことも時々あります。

へその緒にも血管が通っているため、その血管が傷ついて出血してしまう事があるのです。

出血してもすぐに止まる場合は心配しなくても大丈夫ですが、5分以上出血が止まらない場合は、やはり病院を受診してください。

新生児の赤ちゃんの体はデリケートなので、些細なことでも炎症を起こしてしまいます。

手遅れにならないように、早め早めに対処することが大切です。

へその緒が取れた後の赤ちゃんのおへそはとても繊細です。

正しいケアをしてあげないと感染症に繋がる可能性もあるので、おへそが乾くまでは意識してお手入れしてあげて下さい。

また、へその緒は、お母さんが約10ヶ月の間赤ちゃんを育てていた証であり、お母さんにとっては宝物ですよね。

せっかくなので良い状態で長く保管してあげましょう。