なかなか寝ない赤ちゃんを寝かしつけるための5つのコツ

赤ちゃんの寝かしつけ。

毎日子育てに追われるママには、頭の痛い、一日の中での最難関ですね。

逆に、ここがスムーズにいけば、ちょっとでも忙しいママが、自分の時間を作ることが出来ます。

赤ちゃんを上手に寝かしつけるための方法をご紹介いたします。

1.まずは日中のリズムを作る

低月齢のうちから、1日のリズムをつくっておくのが、大切です。

決まった時間にお散歩に行く、これは3か月くらいの、だっこ時期から、

ママが外に連れ出して、刺激を与えてあげるのが効果的です。

外気浴、日光や風、匂いなど、外に連れ出した時の刺激は、

とても大切ですし、リズムをつくるには最適です。

よちよち時期〜自分でお外遊びができる時期なら、お昼寝の前、午前中に1回、お昼寝の後、午後に1回、

連れて行くのが理想的です。

時間は短くてもかまいません。

刺激を与える→心地よい疲労で、お昼寝や、夜眠る時間が安定して、まとめて寝てくれるようになる第一歩です。

また、1歳ころに、せっかくリズムができていたのに、夕方ころに眠くなってしまう赤ちゃんが結構います。

この時間帯に散歩にでて、なるべく眠らせないようにするのも、一つの方法ですが、

どうしても寝てしまう場合は、割り切って、夕飯の支度や家事、

あるいはママのリラックスタイムにしてしまっても良いでしょう。

月齢が進んで体力がついてくると、夕方寝は自然となくなってきます。

2.お風呂の時間から寝かしつける時間を決める

赤ちゃんのお風呂、これも大事です。

時間がある程度決まっているなら理想ですが、パパに手伝ってもらっているところは、

帰宅時間に左右されますし、他の家事に追われて、なかなか同じ時間に入浴は難しいと思います。

この場合、赤ちゃんのお風呂の時間からどれくらい経ったら寝かしつけに入れば効果的なのかを考えて、時間を決めます。

あかちゃんにとって、入浴も、とても体力を消耗するので、心地よい疲れが、まとまった睡眠につながります。

しかし、同時に、交感神経が刺激されるので、ちょっとした興奮状態にもなるのです。

身体を洗ってあげているときに、気持ち良さそうにしている赤ちゃんもいれば、

泣いてしまう赤ちゃん、嬉しくなって、パパやママとあそんでしまう赤ちゃんなどそれぞれですね。

赤ちゃんとスキンシップして、楽しめたのなら充分ですし、泣いていやがってしまう赤ちゃんでも、

「気持ちいいね〜、きれいにしようね〜」と、ママもあせってしまわず、入浴させてあげるようにしましょう。

入浴後、刺激された好感神経が落ち着いて、リラックスするまで、時間がかかります。

ほどよい刺激で、お風呂の後は、ほおっておいても、自分で勝手に寝てしまう赤ちゃんもいます。

こうなったら助かりますね。

また、そうでなくても、うとうとしてしまう赤ちゃんは多いようです。

お風呂の刺激、疲労→睡眠の流れは、スムーズな寝かしつけはベストです。

低月齢のうちほど、入浴から睡眠までの時間は短いようです。

ですから、入浴後は、ちょっと部屋の照明を落とす、(明るさの段階を落とすだけでもok)、

テレビを消す、静かな音楽をかけるなど工夫をしましょう。

6か月をすぎると、入浴後から30分〜1時間経ったころがちょうど落ち着いてくる時間です。

この時間を見計らって、寝かしつけに入ると、苦労せず寝てくれる事が多いですよ。

3.寝かしつける環境をなるべく変えない

これも睡眠のリズムをつくる上で大事です。

同じ部屋、同じ暗さ、寝かしつけの時には決まった音楽をかける、またママが同じ歌を歌ってあげるなど、

環境を同じにする事で、寝かしつける時間がずれたとしても、赤ちゃんは、「あ、もう寝る時間なんだ」と、

身体や脳が反応して、寝る態勢ができるのです。

ちょっと大きくなってきたら、寝る時に一緒に側にいるぬいぐるみなどを決めるのも効果的です。

「○○ちゃんといっしょに寝ようね」と決まったぬいぐるみやお人形を持ってくることで、

これも睡眠の環境を整える役割になるのです。

また絵本を読んであげるのもいいですね。

音楽や歌、ぬいぐるみ、絵本など、決まったアイテムがあると、

おじいちゃんおばあちゃんのところへお泊まりした時や、旅行先など、別の場所でも、赤ちゃんも安心できますし、

スムーズに寝かしつけられることができてとても楽になります。

4.寝かしつけにはやっぱり密着すること

環境が整ったら、おっぱいやだっこ、添い寝で、寝かしつけに入りましょう。

ここで、やっぱり一番効果があるのは、赤ちゃんと密着することです。

だっこでも、添い寝でも、ママの心臓の近くに、赤ちゃんの頭を持ってくること。

良く言われているように、お腹の中にいた時に聞いていた、心臓の音が効果的なようです。

また、決まった鼓動のリズムが睡眠を誘うとされています。

ポンポンと、やさしくゆっくり、繰り返したたいて寝かしつける、

昔ながらのやり方が有効なのも、この決まったリズムが効果があるからですね。

電車や車の揺れで、大人が眠くなるのと一緒です。

それと、ママの匂いと肌の温度が合わされば、効果は抜群です。

赤ちゃんは安心して眠る態勢に入る事ができるはずです。

パパに寝かしつけをお願いする時も、この点を踏まえてやってもらいましょう。

ただ添い寝しているだけでは、パパの方が先に寝てしまって、赤ちゃんは目がぱっちり。

なんてことになってしまいますね。

5.なかなか寝なくでもイライラしないこと、寝かしつけの時間はママと赤ちゃんお互いのリラックスタイム

なかなか寝かしつけが上手にできないと、イライラしてきますね。

もっとやる事が他にも残っているのに。

時間が足りないのに。

早く寝てくれないかしら。

こういったママの雰囲気は、赤ちゃんは敏感に感じ取って、ますます寝なくなります。

ちょっとお部屋が散らかったままでも、また洗い物が残っていても、

まあいいかと言うくらいの気持ちで、寝かしつけの時間は一緒にリラックスして欲しいと思います。

お子さんとこれほど密着していられるのも、今だけです。

また、「私が寝かしつけている間に、洗いものをしてくれていると嬉しいな」

または「ちょっと散らかしたままだけど、明日やるからね」など、パパの協力や理解を求めましょう。

「6〜7か月くらいから、赤ちゃんはパパを認識し始めるんだって。

寝かしつけをパパがしてくれると、将来、パパ大好きっこになるよ」と、

上手くパパのお仕事にしてしまうのも良いと思いますよ。

どんなお子さんでも、時期の差はあれ、まとめて寝てくれるようになりますし、全く寝ない赤ちゃんなんていません。

思うように進まない、ネットや育児書に書いてあるのと違うと悩まず、

その赤ちゃんの個性だと思って、上手く行く方法を探すのも楽しみながらしてみて下さいね。

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