赤ちゃん(新生児)が便秘になる原因!解消するにはマッサージ!

赤ちゃんの便秘、苦しそうですよね。

何日も出ないとこんなにお腹が小さいのに大丈夫かしら?

と心配になってしまいます。

かといって、市販の便秘薬を飲ませるわけにもいかないですし。

どうして赤ちゃんが便秘になってしまうのか、そして、どうしたら赤ちゃんの便秘が解消するのかを紹介します。

1.赤ちゃんは便秘になりやすい

赤ちゃんはまだ消化能力や腹筋が弱いので便秘になりやすいです。

まだ腸が弱いので消化能力が未熟であるうえに、便を肛門へと押し出す蠕動運動も弱いです。

さらに、お腹に溜まった便を出したくても踏ん張る腹筋がないのです。

大人は便秘が苦しいと知っているので、便秘になってしまったら食生活を見直したり、

運動をしたり、便秘薬を飲んだりして対策をとりますが、赤ちゃんはそういうことができません。

赤ちゃんの体質にもよりますが、赤ちゃんは便秘になりやすいものです。

赤ちゃんの月齢にもよりますが、5日以上出ない場合は病院に行った方が良いでしょう。

綿棒で浣腸をしてくれたり、赤ちゃんでも飲める便秘薬を処方してくれます。

二三日の軽い便秘で、赤ちゃんの機嫌が悪くなければそんなに心配しなくても大丈夫です。

2.赤ちゃんの便秘解消方法・粉ミルクのメーカーを変えてみる

粉ミルクは母乳よりも腹もちが良いと言われていますが、その分、消化に悪いことがあります。

日本のメーカーの粉ミルクはどれも品質がとても高くて

安心して赤ちゃんに飲ませられるものですが、成分は少しづつ違います。

赤ちゃんとの相性があるかもしれないので、もし粉ミルクで赤ちゃんを育てていて、

便秘に悩んでいるのなら、粉ミルクのメーカーを変えてみると改善するかもしれません。

また、赤ちゃんは成長とともに体質が変わるので、最初は便秘がちでも成長とともに改善したり、

成長するにしたがって便秘がちの子になる可能性もあります。

3.赤ちゃんの便秘解消法・マッサージと体操をする

赤ちゃんの便秘の原因の一つは上にも書いたとおり、腸の弱さと腹筋の弱さです。

マッサージと体操をすることによって排便を助けてあげましょう。

マッサージのやりかたはまず、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。

そして、オヘソを中心に手の平で優しく「の」の字を書くように撫でます。

力を入れすぎる必要はありません。

このマッサージは赤ちゃんの腸の蠕動運動を助けます。

体操は赤ちゃんを仰向けにして両方の足首を持って歩くように上下に動かします。

これにより腹筋を刺激します。

楽しい歌を歌いながらやると赤ちゃんも喜ぶはずです。

ハイハイができるようになった赤ちゃんは追いかけっこをしたりして一杯運動をさせましょう。

足の動きが腹筋の刺激になり、排便を助けます。

4.赤ちゃんの便秘解消法・綿棒浣腸をする

肛門を綿棒で刺激して赤ちゃんに排便させます。

一番即効性のある赤ちゃんの便秘対策です。

まず、赤ちゃんを仰向けに寝かせて足を持ち上げ、オムツ替えのポーズをさせます。

慣れないうちや赤ちゃんが嫌がるようでしたら赤ちゃんを押さえる人と綿棒で浣腸をする人の二人がかりでやるといいでしょう。

そして、低月齢の時はベビー用の細い綿棒の頭に、ある程度大きくなったら

普通の綿棒の頭にベビーオイルかオリーブオイルをたっぷりと付けて赤ちゃんの肛門にそっと入れます。

入れるのは綿棒の頭の部分だけで十分です。

そのままゆっくり綿棒の頭を出し入れしたり、グリグリと優しく回したり、肛門の縁をなぞるようにして刺激します。

あくまで優しくします。

ほとんどの場合、すぐに便が出てきますが、便が出る気配がなく、

赤ちゃんが嫌がるようでしたら、オムツを当てて暫く様子を見ます。

時間さで排便するときもあります。

5.赤ちゃんの便秘解消法・発酵食品と繊維質の物を食べさせる

離乳食がある程度進んでいる赤ちゃんには大人が便秘に良いとされている食べ物を与えてみましょう。

納豆やヨーグルトの発酵食品は腸内環境と整えて便秘を解消してくれます。

しかし、タンパク質は消化に負担がかかるので取り過ぎにならないように月齢に応じた量を与えましょう。

リンゴやミカンやバナナなどのフルーツやサツマイモやヒジキなど食物繊維が豊富な食品を与えてみましょう。

しかし、繊維質の多いモノを与え過ぎると消化機能の未熟な赤ちゃんは

消化不良を起こしてしまうので最初は少量から与えて様子を見ましょう。

離乳食の始まっていない赤ちゃんには無理に与えてはいけません。

離乳食が始まったばかりの赤ちゃんなら果汁などを与えてみましょう。

赤ちゃんは便秘になりやすいものです。

赤ちゃんの機嫌が良ければあまり心配しなくても大丈夫です。

成長するにしたがって改善することが多いです。

もし、赤ちゃんが目を潤ませ、顔を真っ赤にして踏ん張り始めたら邪魔をしないように注意しながら応援してあげてください。

そして、いっぱいウンチができたらいっぱい褒めてあげましょう。

ウンチが気持ちいいと知った赤ちゃんは自分で積極的に頑張り始めることでしょう。

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