歯茎の腫れの原因はストレスや疲れ!簡単にできる治療法とは!

虫歯でもないのに、歯茎が腫れる、体調が悪い時に限って歯茎が腫れる、なんて事はありませんか?

歯茎が腫れると、虫歯よりも辛かったりもしますよね。

何もしなくてもじんじん痛いし、物を食べるのも辛い。

そんな歯茎の腫れの原因と治療法をご紹介します。

1.歯茎は繊細、カラダの不調を感じやすい

口の中の筋肉は強く、整形などしても戻る力が強く働いてしまうなんて聞いたことはありませんか?

でもその頑丈そうな歯茎は意外と繊細で体調によって腫れたり、歯の状態によって腫れたり変化しやすい場所でもあるのです。

特に女性は、生理前になると歯茎が腫れるなどという人もいますし、

女性に限らず体調を崩した時などに歯茎が腫れるなんていう人も多いのではないでしょうか。

2.歯茎が腫れる原因は様々

体調のちょっとした変化で影響を受ける歯茎って、いったいどんな時にどんな風に影響を受けるのでしょうか?

体調不良による歯茎の腫れ。

風邪をひいてしまったり、寝不足が続いたり、疲労が溜まる等、体力が落ちてしまう状態になると免疫力が下がります。

免疫力が下がると様々な細菌に感染しやすくなります。

口の中にも常に細菌はいますが、いつもはその細菌に抵抗する力があります。

でも、体調不良などで免疫力が下がってしまったせいで口の中で歯茎がその細菌に抵抗できず炎症を起こし腫れてしまうのです。

ストレスを多く抱えていると、無意識のうちに歯ぎしりしてしまう事が多くなります。

歯と歯とを擦る様にギシギシとやってしまったり、歯と歯を強く噛みしめて喰いしばった状態を長く続けてしまったりします。

歯ぎしりをした時の歯の力は強く、その力が歯茎に負担をかけてしまい腫れてしまうのです。

女性に多い生理前の歯茎の腫れは、ホルモンバランスが乱れ良い体調を保つ事が困難になります。

そのため免疫力がさがり風邪を引きやすくなったり、口の中の細菌に抵抗する力が下がってしまい歯茎が腫れてしまうのです。

体調やストレスだけでななく、間違った歯磨きや、歯周病などが原因で歯茎が腫れてしまう事も大いにあります。

歯周病や歯磨きによる腫れ、または歯自体が原因の腫れ。

歯をあまり磨かなかったり、磨き残しがあると口の中は不潔な状態になってしまいます。

そのため、口の中は細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。

細菌は口の中の食物カスなどを餌にして繁殖しますから、歯磨きを怠ると細菌はどんどん増え、

それに対しての抵抗が追い付かず細菌によって歯茎が腫れてしまいます。

また、食物カスが歯石となり、それが歯垢となってしまうと歯周病の原因になります。

歯垢の中で悪玉菌が増え毒素を出します。

その毒素に歯茎が負けて腫れてしまうのです。

歯を磨くと出血する、朝は口の中がネバネバする、口臭がある、などの症状がある人は歯周病の可能性が高いです。

歯根(歯の根っこ)が炎症して歯茎が腫れる事があります。

歯茎の腫れとともに膿が出る場合は歯根の炎症の可能性が高いです。

親不知が原因で腫れる事もあります。

親知らずは口の中の最も奥に生え、まっすぐに生えていない事が多く、磨き残しが出やすい部分です。

そのため、きちっと歯磨きをしているつもりでも親不知は意外と磨けておらず食物カスなどがたまやりやすいのです。

そのため、細菌が繁殖して歯茎が腫れてしまいます。

この様に歯茎の腫れは原因が様々です。

3.歯周病や親不知による歯茎の腫れの治療法

歯周病は腫れた歯茎をの炎症を抑え、歯垢を取り除く必要があります。

歯垢除去は歯科医院での治療でないとできません。

ひどくなる前に歯科医院で治療を受ける事が大切です。

歯根の炎症が原因の歯茎の腫れは、歯根の炎症を治さない限りひきません。

今日は腫れてない、今日は痛くないと思ったとしても原因はまだ必ず歯根に残っていますので、歯科医院で適切な治療をうけましょう。

親不知が原因の腫れは、親不知を抜く事でスッキリ解消しますが、まだその勇気がないなんて人は、

親不知を少し削ってもらって食物カスなどの磨き残しがなくなる様にしてもらう事もできる様です。

歯科医院へ相談する事がオススメです。

4.体調不良やストレス、磨き残しによる歯茎の腫れの治療法

体調不良による歯茎の腫れは、その体調を健康な状態に戻す他ありません。

風邪をひいてしまったなら、安静にして風邪を治すようにしましょう。

また、疲労や寝不足も放っておかず、歯茎が腫れたらカラダからのサインだと思いしっかり休息をとって、カラダを休めてあげましょう。

日頃から健康管理をしっかりして疲労など溜めない様にする事を心がけたいですね。

ストレスのせいで歯ぎしりをしてしまうのも、また自分を癒しストレスから解放される事が大切ですが、そうは言っても難しい事です。

歯ぎしりがひどい場合は、歯科医院で咬合調整(かみ合わせの調整)をして歯ぎしりによる歯や歯茎への負担を和らげてくれる治療もあります。

また、眠っている間の歯ぎしりから歯や歯茎を守るため夜用マウスピースを作ってくれる事もあります。

磨き残しによる歯茎の腫れは、こまめに正しく歯を磨くことが重要です。

歯ブラシの先が小さくなっているものに変え、奥歯や入り組んだ部分もしっかり磨ける様に工夫すると良いです。

また、歯間ブラシなどを使って歯と歯の隙間もくまなくお手入れしてあげると良いです。

スクラブが汚れをかき出すタイプの歯磨き粉なども良いですね。

歯茎の腫れとは厄介です。

体調管理や歯磨きをしっかりして腫れを防ぐ事も重要ですが、定期的に歯科医院に行って、口の中のチェックや、

クリーニングをしてもらうのも良いですね。

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