小さな子供を連れて外食しているママさんグループや家族サービス中の親御さん達の中には、
子連れ様と呼ばれている人たちもいます。
子連れ様とは子供を連れていることをいいことに自分勝手に振る舞う人達のことです。
今回はそんな迷惑な子連れ様の特徴をご紹介します。
1.約束の時間に遅れてくるのは当たり前
例えば気分転換に、独身時代の友達が子供連れのママさんを遊びに誘ったとします。
普段子供と家で過ごす事の多いママさんは、そういった友達からのお誘いに即OKの返事を返しますが、約束した時間にきっちり現れるかどうかと言うと十中八九現れないといって良いでしょう。
なぜなら、家を出る直前に、大概子供がぐずって親の言う事を聞かなくなるからです。
出かける準備をしていても直前になって「行きたくない」だとか「お菓子食べてから」といった具合に子供がわがままを言い始めたら、それをなだめる時間が必要になりますよね。
そういった事に時間を取られていると結局約束の時間には間に合わないという事になります。
それならば前もって早い時間に家を出れば良いだけのこと、と思いますがあまりに早い時間に家を出てしまうと逆に子供が飽きてしまって、約束の時間までの時間つぶしの間にすっかり子供の機嫌が悪くなってしまいます。
「子供がぐずるから約束の時間に遅れてしまった」とか「子供の機嫌が急に悪くなって」なんて言って、誘ってくれた友達にママさんは色々言い訳してしまうかと思いますが本来ならば「遅れてごめんね」と素直に謝るべきことであり、そういった態度が「子連れ様」と思われても仕方のないところと言えるのです。
2.子供中心の行動を押し付ける
例えば仲の良い友達と遊びに行く約束をしていたとします。
その友達には子供はいませんが、いつもあなたの子供をかわいがってくれています。
そこであなたはいつものように、子供を連れて友達に会うために出かけました。
友達と会ったのはランチタイムの時間です。
あなたは友達の意見も聞かず「子供が食べられるメニューがある店は近くにファミレスくらいしかないから」という理由からランチのお店をファミレスに決定してしまいました。
本当ならばこんな時、友達にも意見を聞いて2人でランチのお店を決めるべきですよね。
そして、大前提として友達はあなたに会いたいのであって、あなたの子供に会うために約束したのではないかも知れないという事を1度は気にしてみるべきです。
美味しいイタリアンや中華が食べたかったかもしれないのに、子供が食べられないという理由だけでそういったお店を除外されてしまった友達の気持ちを考えると、あなたは立派な「子連れ様」対応だったと言っても何の文句も言えませんよ。
3.子持ちだから多少のわがままはOK
食事にいった席で「子供が寝ているんだからもっと静かにしてよ」なんて他のテーブルのお客さんに文句を言っているような親は、当然の如く立派な「子連れ様」であると言えるでしょう。
子供が入店する事を想定していないお店であっても「どうして子供向けの食器をおいてないのよ」「飲食店なんだからそれくらい用意しても良いでしょ」なんて平気な顔でお店にクレームをつける人は子連れ様歴も相当長いと判断して良いですね。
子供の世話をするのは大変ですが、だからといって皆がみんな、子供中心で行動してくれるとは限りませんし、子供がいるという理由だけでわがままを通してくれるほど甘いものではありません。
子供の食器が必要ならば家から持ち込めば良い話ですし、そういった事が出来るお店かどうかという事も事前に確認しておくのが親というものでしょう。
何でも子供のせいにして、わがままを通そうとするのは良くありません。
どうしても子供のために快適に過ごしたいというのであれば、キッズスペースのあるお店だったり、子供と一緒に楽しめる場所である事を確認してから出かければ良いだけの事です。
厄介な子連れ様一家
ママだけでなく、子連れ様態度がしっかり板についた厄介なパパと言うのも存在します。
その場合夫婦揃って「子連れ様」である事がほとんどですから、そんなファミリーにはなるべく近付かない方が身の為です。
なぜなら、子供がお店の中でどんなに走り回ろうが、他人に迷惑をかけようが、我関せずで注意もしない親である可能性が高いからです。
そういった両親に育てられた子供というのは将来的に、子連れ様気質を受け継ぎ易いと言う事もまさに憂うべき事と言えますね。