ママ名刺を手作り、配布するにはメリット・デメリットがある!

女性雑誌がママ名刺の特集とスマホでの簡単作成専用サイトを開設したことから

一気に世間での認知度も高まった感のある「ママ名刺」。

スマホを利用するタイプやネットで自分で撮った写真をアップロードして業者に送れば、

後は写真入りのフルカラー名刺を印刷して送付してくれるタイプ、テンプレートに必要事項を打ち込めば、

後はお任せタイプや自宅にプリンターがある人向けの自作タイプなどさまざまな「ママ名刺」が出回っているようですが、

メリットとデメリットの両方の評判があるのもどうやら事実のよう。

自作したりママ友に配ったりするときに気をつけたいことをご紹介します。

1.「ママ名刺」ってそもそも何?どういうものなの?

今まで名刺というと男性女性に関わらず「働く自分」とつながりを持つ相手に配るもの、

と相場は決まっていたのですが、近頃「ママとしての自分」とのつながりを持つ相手に配るための名刺として

いわゆる「ママ名刺」を持つ人が増えたようです。

習い事の多様化や必ずしも家の近所にある保育園や幼稚園に通うとは限らなくなったことから、

なかなか今までのように自然に任せていてもゆるくつながっていけないということも

ママ名刺を持つようになった大きな理由の一つです。

2.ママ名刺を作る方法ってどういうものがあるの?

そんなママ名刺、今ではスマホなどを使ってネットからテンプレートを選び、簡単にオーダーすることができます。

また、自宅にPCやプリンターがある人はカメラメーカーのサイトやマイクロソフトのオフィスなどを使って自作することも可能です。

ご予算やどういうクオリティを求めるかで作成方法を選ぶのがベストだと言えますね。

3.ママ名刺をハンドメイドで作る際に気をつけたいことは

自分で作る、と決めた場合どんなテンプレートやデザインを選ぶにしても決めなくてはいけないことに、

「何を記載するか」ということがあると思います。

ここのところママ名刺の大問題として炎上の原因となっている「夫の勤務先や職業を記載する」とか

「自分の学歴や夫の学歴を記載する」というもの、実際にそんな名刺を目にしたことがある、

受け取ったことがある、と言う人に会ったことがあるという人はほぼいないようです。

仮に合ったとしてもごくごく小数派ではないでしょうか。

4.ママ名刺に記載するのにふさわしいこととは」

むしろ、ほとんどのママ名刺にはそのママが伝えたいことのみが記載されているのが普通です。

ではどういったことを記載すべきなのでしょうか。

子供とママの名前・連絡先としては携帯電話番号と携帯メールアドレスがマストだと思いますが、

住所は載せない、という人の方が多いようですね。

そういうことはないに越したことはないのですが住所を教えあうと自宅に押しかけてこられて困った、

とか商品の勧誘に使われた、というトラブルに巻き込まれたということが時折あるようですので、

断ったり断られたりで気まずい思いをする前に載せない、というのも選択肢です。

LINEアカウントを記載する、という方もおられるようですが、名刺にいったん載せてしまうと、

ちょっと苦手なママグループからLINEグループへの勧誘を受けたときに断る理由を見つけるのに

大変な思いをするハメになってしまうので、あえて記載せず、後から親しくなったママ友だけと教えあう、

という方法をとったほうが無難でしょう。

後は配る相手に合わせてご自分が必要だと思うことを記載すればいいかと思います。

例えばお子さんにアレルギーとかがある場合はひとこと添えておけば、

おやつのときにダメなものへの断りを入れたりする時や配慮して欲しい状況の時に便利かもしれません。

5.ママ名刺を配るときに気をつけたいことは

よく聞くママ名刺にまつわるトラブルは、「配った相手と配らない相手とがいた」というもののようです。

保育園や幼稚園の入園式であったり、塾や習い事の父兄グループに配る際であっても、全員に配るというのは鉄則です。

故意にではなくても配っていない相手からすればいい思いをしないかもしれませんし、

そのことから変にかんぐられたりしてこじれたりしても本来のママ名刺の目的から大きく外れてしまうことになりかねません。

テレビや雑誌でとりあげられ、もはやちょっとした社会現象のような話題になっていると言っても過言ではない「ママ名刺」。

そうした中で一人歩きするマイナスのイメージにとらわれることなく、

その本来の目的に沿った作成や使い方をすればママ名刺は子育てにがんばっているママたちにとって、

便利で重宝なツールになっていく可能性のあるものに間違いありません。

これからママ名刺を作ろう、という方も、今までのママ名刺に満足がいっていない、

という方もそれぞれ自分に必要な情報をきちんと精査し管理しながらそのメリットを120%生かせるようママ名刺を使っていきたいですね。