子供の自己肯定感を高めるための育て方とは

子供の将来を考えている時、人生に失敗しない子に育って欲しいと思うのは親の願いです。

挫折や苦労はそんなに味わってほしくないと思っても、人生そんなに甘くありません。

嫌でも挫折や苦労は味わうのです。

自身の自己肯定感がある子とない子とではその後の生き方が大きく変わっていく程重要なものです。

自己肯定感とは自分は生きていていいんだと確信出来たり、失敗してもポジティブに捉えたり出来る性格の根本ともいえるものです。

この自己肯定感はどうやって高めてあげればいいのでしょう?今回は自己肯定感を高める方法をご紹介します。

1.失敗を責めない

オギャーと生まれてあれよあれよとうつぶせし、ハイハイし座り歩き、走ってジャンプするまでになる愛おしい我が子。

言葉もうるさいくらい話すようになりますが、まだまだ小さいのですから、失敗も多いですね。

そんな時必要以上に叱り飛ばしては自己肯定感は育たないのです。

委縮し顔色を見る子になってしまいます。

「失敗は許されない」といつもオドオドしています。

自己肯定感を高めるとはつまりこの逆になるようなことをするのです。

失敗しても笑顔で優しく語りかけてあげましょう。

次は失敗しないように軽く伝えてあげる。

この繰り返しです。

そうしているうちに出来る事が増え自信がどんどんついていきます。

2.オーバーに喜ぶ

子供は特にお母さんの笑った顔が大好き。

いつの時も喜ばせようとしているのです。

失敗に終わったとしてもその前提には喜ばせようと動いている子供。

例えば、公園でタンポポを摘んできてくれたとしましょう。

お母さんが「うわ~、キレイね~ありがとうね」と笑顔で喜んでくれるのに対し、あるお母さんは「あ~、どうも」で終わる。

前述のお母さんとならば自己肯定感を高められるでしょう。

よくあるこの例、お母さんに持ってきてあげようと牛乳を運んでいたら手が滑りコップからこぼれてしまった。

「だから言ったでしょう。次からは片づけが大変だからやらないで」よりも「こぼれちゃったね、こんな時は拭けばいいんだよ」と

言ってくれる方がもちろん自己肯定感は上がります。

失敗してもいいんだ、怖い顔しないでいてくれるんだという心を持たせてあげることが大事です。

外でオーバーに喜ぶとは大人ですから、ちょっと恥ずかしいですよね。

でもその恥じらいを捨てることです。

牛乳の例ならば自分の感情は出来るだけ出さない努力をしましょう。

子供の自己肯定感を高めてあげられるのは周りにいる大人から。

世間体や感情よりも子供に重きをおいて生活しましょう。

3.比べないでいつも笑顔で

家ではニコニコ余裕のあるお母さんでも外の世界に行くとどうでしょうか。

習い事の時や幼稚園でよその子と比べたりしていませんか?

露骨に顔に出さなくても表情やちょっとした言葉遣いに出たりしていませんか?子供は敏感ですから、すぐにそれを察知します。

例えて言うと、ある子が我が子より先に字が読めるようになりました。

お母さんは焦って家に帰り「これはあだよ」と何回もしつこく教える。

子供はわかります。

そして「自分も字が読めなければ喜ばれないんだ」と落胆したり落ち込みます。

お母さんの前ではその気持ちを隠して笑顔だったとしても。

比べることと顔を曇らせないこと、どんなに出来なくてもその子の今を受け入れて笑って抱きしめてあげて下さい。

4.抱きしめる

気の効いた言葉をかけたり、特別な愛情表現をしなくとも、自己肯定感に繋がる術は、シンプルに「抱きしめること」。

子供の自己肯定感は安らぎと比例します。

安らぎがあり初めて次へ次へと自分の自信を信じて果敢に挑戦していくのですから、家事の合間にたくさん抱きしめてあげて下さい。

寝る時も起きている時も。

いくら言葉で「大事だよ、愛しているよ」と言っても子供は肌のぬくもりが欲しいもの。

これが一番安心するものです。

大人になるにつれ、抱きしめることは出来なくなるのですから、その時までに自己肯定感をたくさんたくさん高めてあげて下さいね。

5.生まれてきた時を思い出す

子供が段々と大きくなってくると、地球に自分の家族だけ住んでいる訳ではないのですから、当然多少の差は見えてきます。

あの子はスポーツが得意だ、あの子はお勉強が出来る、あの子はリーダーシップがとれる・・うちの子は?と考えないで下さい。

生まれてきた時、陣痛に耐えてやっと、狭い産道を通ってきて元気な産声をあげた我が子を思い出して下さい。

陣痛やお産がくる前、思いませんでしたか?「とにかく無事に健康に生まれてきてくれればいい」と。

大きくなるにつれて人間の嫌な部分ですが、欲が芽生えます。

大人から子供へこの欲を押しつけると成績やスポーツやリーダーシップは伸びません。

自分がよその子より劣っているように思えるからです。

卑屈になり、素直に応じたくないと思うには大人も同じではないでしょうか?欲で膨れてきた時はお腹を痛めて生まれてきた時を思い出してみて下さい。

そして今でも「とにかく無事に健康に生き抜いてくれればいい」と考えて下さいね。

自ら子供が出来たことに対しては大いに喜んで褒めてあげましょう。

自己肯定感とは無条件で愛することです。

誰とも比べず、何をしても許せる心を親が持つこと。

危険なことや他人に迷惑をかける行為は別にしてその他はおおらかに。

小言は減らし見守りつつ暖かい言葉だけをかけると自己肯定感は高まるのではないでしょうか。

親の皆さん、少しでも子供の自己肯定感を高めてあげて楽しい人生を送れるように気配り目配り致しましょう。