親バカな人の子供が好きすぎる3つの特徴

自分の子供がかわいいばかりに、どうしても贔屓目で見てしまいろくに叱ることも出来ない親バカっていますよね。

親バカってその名の通り、他人から見たらバカみたいに子供を溺愛しています。

今回は親バカな人の特徴をご紹介します。

1.子供が悪い事をしても叱る事が出来ない

子供のしつけは社会で行うべきだとか、学校で行うべきだなんて声もありますが、基本的には家庭で親がしつけをするのが常識ではないかと思いますよね。

けれども、自分の子供がかわいいばっかりに、どんなに悪い事を目の前でしたとしても叱る事が出来ない親もいるんですよね。

所謂親バカと呼ばれる人たちは子供が悪い事をしたとしても「そんなことしちゃだめですよ」なんて優しく言う事は有っても、声を荒げてしかりつけたり、罰を与えたりする事はしません。

今のご時世「子供が悪い事をしたから罰を与える」といった教育方針はなにかと批判を浴びてしまう事にもなりかねませんが、厳しくしかりつけるくらいは親であれば出来るはずです。

例えば自分の子供とよその子供が一緒に遊んでいる時に、明らかに自分の子供の方が悪さをしていたのにも関わらず、それを分かっていて叱る事が出来ない親は完全なる親バカです。

親バカと言うよりもバカ親と言っても良いでしょう。

親が子供を叱るのは当然のことなのに子供の事を溺愛しすぎて叱る事すらできない親が増えていると言う事実は、本当に憂うべき事ですね。

2.必要以上に子供に干渉しすぎてしまう

子供の事がかわいすぎて好き過ぎて、ついつい必要以上に子供に干渉してしまう親は親バカと言って良いでしょう。

子供の方はしっかり自立できているにも関わらず、子供の身の回りの世話を子供より先回りして全部行ってしまったり、子供が自分の意思で決めるべき選択を親が勝手に決めてしまったりします。

子供が思春期を迎える頃になると異性にも興味を持つのが普通ですが、そういった子供の恋愛に関する事は特に親バカにとっては危惧すべき問題となります。

例えば自分の息子がかわいくてしょうがない親は、息子に彼女がいたとしてもそれをすんなりと認めようとはしないでしょう。

仮にしぶしぶ認めたとしても、息子の彼女にふさわしい女性かどうかということを入念にチェックして必要と有らば息子からその彼女を遠ざけてしまうといった行為にも及ぶでしょう。

なぜなら、大切な息子に悪影響を与えるような女性であれば早いうちに関係を絶つ方が息子の為だと考えてしまうからです。

そこに息子の意思は関係なく、親が勝手に息子の恋愛にズカズカと入り込んでいるわけですがそんな事は親バカにはどうでも良い事であって、悪い事をしているという自覚というのはさらさらありません。

そんな親バカ状態を解消するには、どちらかの親がまともな教育をしてやるか、子供自身が親に対して「NO」を突きつける以外に方法はないでしょう。

3.ちょっとした事でもオーバーなくらい褒めちぎってしまう

よその家の子供も同じようにおもちゃで遊んだり積み木でお城を作ったり出来るのに、さも自分の子供だけが上手に出来ると言うように、ちょっとした事でもオーバーなくらいに褒めちぎってしまう親は親バカと言って良いでしょう。

子供を褒めるのは子供を育てる上でとても良い影響を与えますし、褒めて才能を伸ばす方が子供にとって良い場合もあります。

しかしながら、ある程度物心ついた子供に対してオーバーに何でもかんでも褒めちぎる事は、下手をすれば井の中の蛙を生み出してしまうことにもなりかねません。

子供は他の子供たちと自分を比べて自分の価値を認識したり、色んな競争をすることで喜んだり悔しがったりして精神的にも成長をしていきます。

それなのに、常に親から必要以上に褒められるといった状況が続くと「自分は何をしても褒められる」と錯覚してしまい、努力する事を怠ったり、反対にどんなに努力しても結果は同じ事という無気力感に襲われたりして向上心をなくしていきます。

悔しい思いや恥ずかしい思いをして伸びる才能もありますから、そこは親が見極めてピンポイントで褒めてやる方が結果的には良い成果を残すでしょう。

愛されるべき親バカ

子供のために自分を犠牲にしても厭わないという親は沢山います。

そういった親もある意味では親バカと言えますね。

なぜならば、子供は親が、自分のために犠牲になる事を望んではいないからです。

自分に対する深い愛情を感じる事は出来るでしょうが、親は親で、自分の体を大切にして欲しいと願うのが子と言うものです。

親バカは親バカでも、適度な距離を保ちながら子供をサポート出来ている親と言うのは子供にとっても誇るべき親バカです。

近所の人たちに自分の子供を自慢したりする程度の親バカは星の数ほどいますから、そのくらいの親バカであればむしろ子供は気恥ずかしさを感じながらも喜んでくれると言えるでしょう。

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