モロー反射はいつまで続く?激しい時の対処法とは

産まれて間もない赤ちゃんは、まだ自分でほとんど動きません。

それなのに、突然手を伸ばすようにびくっびくっ動く動作をすることがあります。

突然なのでママやパパもびっくりしてしまうこの赤ちゃんの動きは、モロー反射といいます。

けっこう長い間何度も、びくっびくっと動いているとどうしたのかな、病気かなと心配してしまいますよね。

このモロー反射は誰にでも起こることなので心配はそれほどありません。

モロー反射はいったいいつまで続くのでしょうか?激しくびくっびくっとする時の対処法などモロー反射についてご紹介します。

1.モロー反射とはどのようなもの?

モロー反射とは、赤ちゃんをあお向けにして少し頭を支えながら起こしたときに、頭を支えていた腕を外すと、赤ちゃんが両腕を伸ばして手を広げて、

何かに抱き着くように腕を回して指を広げるという動作で、びくっびくっとした反応になります。

ドアが開いた時や、インターホンの音が聞こえたりしたときに、びくっびくっとなる反応は、

お子さんをお持ちのママはなら一度は見たことがあるかと思います。

モロー反射は生まれながらにどの赤ちゃんにも持っている原始反射の一つです。

モローというのは、この反射を発見した医師のモローさんの名前、エルンスト・モローさんのラストネームを取ってつけられています。

赤ちゃんが生まれる前に、ママのお腹の中にいる胎児の時からすでにこのモロー反射は始まっていて、この反射を原始反射といいます。

産まれて間もなく、心も体もまだまだ未熟な状態でいる赤ちゃんでもママのお腹の外で生きていける為に備わった原始反射です。

ですのでこのモロー反射は自然な赤ちゃんの動作の一つなのでそれほど神経質にとらえなくて良い場合がほとんどですから

安心してしばらくは様子をみて下さい。

2.モロー反射はいつごろからいつごろまで続くのか

モロー反射はお腹の中にいる胎児の時からすでに少しづつ始まっています。

胎児の頃の在胎38週位に成熟して、産まれてすぐの新生児期から見られます。

赤ちゃんが成熟して成長してくる生後3か月くらいでだんだんモロー反射はなくなってきます。

脳や中枢神経系の発達によってモロー反射は制御されていくので、だいたい生後4か月ころまでにはこのモロー反射の動きはみられなくなってきます。

しかし、生後4か月を過ぎても頻繁にモロー反射がある場合はちょっと問題があるかもしれません。

脳の病気、脳性麻痺などの疑いがある場合もあるので、検査ができるような大きな病院の小児科に一度相談に行くことをオススメします。

3.モロー反射があるのかないのか、確認する方法

モロー反射はどれがモロー反射なのか、ただの日常の動きなのかわからない事もよくありますよね。

赤ちゃんが生まれてから退院するときの検診や1か月検診、3、4か月検診などでも医師が確認をしてくれますので心配であれば医師に観てもらいましょう。

なにもお願いしなくても生後4か月までの検診では必ず観ていますから、特に何も言われなければ問題がないということになります。

ただし、生後6か月を過ぎてもモロー反射があるかどうかの確認は自分で確認する場合は、まず、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。

そして頭を30度くらい持ち上げます。

持ち上げて支えた手を突然放します。

赤ちゃんがびくっと反射行動をとるかどうかを観ます。

頭を持ち上げて突然放すため、高く上げすぎないように、また、寝かせているベッドには頭が当たっても痛くないように

バスタオルなどを敷いておきましょう。

高い所から落としすぎないように注意です。

これでまだモロー反射が起こっているかどうか確認することができますので、この方法を試してみて怪しいな、

なんとなく反射行動があると思ったら、すぐにお医者様のところで検査をしてもらいましょう。

なんでもない事もありますし、個人差もありますが、脳の中のことは見た目ではまだまだ分からないので早めに受診しましょう。

4.モロー反射が激しい時は

モロー反射が激しい時は、もしかすると低血糖になっていたり、頭蓋内出血をおこしている場合がありますが、

頭蓋内出血は徐々にモロー反射のあとにおさまり、最終的にはなくなります。

しかし素人判断は禁物ですので、頻繁にモロー反射が激しい場合は至急病院に行くことが必要です。

ママが妊娠中に血糖値に異常があった場合に胎児や生まれた赤ちゃんにも影響していることもあるので、お医者様に観ていただいたほうが良いでしょう。

また、モロー反射でびっくりして大泣きすることもあるので、その場合は抱っこして安心させてあげましょう。

何事も、ちょっと様子がおかしいなとおもったらお医者様に相談するのが一番です。

モロー反射は自然な現象です。

しかし、長く続くようだったり、激しくなっていたり、逆にモロー反射がない場合も身体に問題がある場合もあるので病院を受診しましょう。

通常のモロー反射なら生後4か月過ぎまでは心配いりません。