戌の日の安産祈願はいつごろ?ご祈祷の方法と適した服装

妊娠が発覚したら無事に産まれてきてほしいと願いますよね。

安産祈願はお腹の赤ちゃんが無事に産まれてこれるよう神様にお参りしにいく行事ですがマナーや方法を調べてみました。

1.安産祈願はいつ行けばいいの?

安産祈願は妊娠5ヶ月目の戌の日に行くのが良いとされています。

元々は帯祝いというものがあり腹帯をして妊娠5ヶ月の初めの戌の日に無事な出産を願って自宅で行っていましたが

現在は安産祈願と一緒になり、妊娠5ヶ月の初めの戌の日に神社に行くようになったと言われています。

戌の日は12日毎にありますので神社などのホームページで確認することができます。

ただ、都合がつかない場合は神社によって戌の日以外にも祈祷をしているところもあるので前もって確認すれば日付に決まりはありません。

2.誰と行くべきなのか

安産祈願は旦那さんや家族と行くか方が多いようです。

奥さんのご両親と行く方、旦那さんのご両親と行く方、両家のお母さんと行く方、中には妊婦さんお一人で行く方もいますので

それぞれの家で行きたい人が行けば大丈夫ですが体調もまだ不安定だったりする場合は気疲れしない為にも旦那さんとだけ行くと伝えるのもいいでしょう。

大人数で行くと大安の戌の日などは大きい神社は混み合いますので待ち時間が長くなる可能性もあります。

3.どんな服装で行けばいいの?

服装はスーツなどは特に着る必要はありません。

妊婦さんは特別この日の為に用意する必要もないのでワンピースなどの苦しくなくてお腹周りが楽な格好で大丈夫です。

旦那さんもスーツを着る必要はないですがジャージやだらし無い格好をさけ、ポロシャツなどにしましょう。

それぞれが露出度の高い服装や原色の派手な服装、ビーチサンダルなどの裸足の靴は避けるようにします。

ご夫婦どちらかのご両親といく場合はどういう服装にするか相談して決めればどちらかだけラフな格好になったりすることを避けられますし、

それぞれの家のやり方がある場合は教えて貰えるでしょう。

4.腹帯はしていくべきか

神社などに腹帯をして参拝するものと書いてあることが多いですが特にその必要はありません。

もし両親や出産した病院で貰ったりして手持ちの腹帯がある場合は巻いて行くと腰が楽だったりお腹が冷えないのでいいですが、

持っていない場合は神社で祈祷を申し込むとお札と一緒に岩田帯と呼ばれる一般的な長いさらしの帯を貰えたりするので急いで用意する必要はありません。

手持ちの腹帯をお祓いして貰いたい場合は神社に出来るか電話などで確認して、出来るようなら巻かずに持って行きましょう。

ただ、さらしの腹帯ではなくガードルやベルトなどはお祓いして貰えない可能性が高いのでこれも確認が必要です。

5.安産祈願のご祈祷する場合の流れ

祈祷して貰う場合は神社によって事前予約が必要な場合があるので行く予定の神社に電話で確認しておくと確実です。

大きい神社では予約無しでもやってもらえますが、受け付けの時間などもホームページなどに載っているので確認しときましょう。

当日はまず社務所に行き名前を書いて祈祷料を支払いましょう。

祈祷料は初穂料(神様に奉納する金額でお札などを受け取る)や玉串料(玉串の代わりに納める金額)だったり

腹帯が付いているか無いかで違ってきますが3千円〜1万円と神社によっても幅があります。

準備が整うまで待合室で待ち、呼ばれたら案内された場所に向かいます。

祈祷は祝詞をあげていただき複数組同時の場合は順番に名前が読み上げられます。

ご祈祷が終わると腹帯やお札、その他お祝いの品を頂いて終わりです。

人数にもよりますが長くても20分ほどで終了します。

6.ご祈祷はしない場合

ご祈祷を申し込まない場合にはお賽銭箱にお賽銭をいれてその神社のやり方で安産祈願をします。

お守りや絵馬などがあればそれでも大丈夫です。

絶対にご祈祷をしなければいけないこともないので待ち時間が長くて待てなかったり簡単に済ます場合はこれでも十分です。

ご夫婦や一緒に行く方と決めて下さい。

7.貰ったものはどうするの

ご祈祷すると最後にお札などをもらえますが帰ってきてどうすればいいのか迷いますよね。

まずは必ずと言っていいほど貰えるお札。

神棚があれば神棚に飾るのが良いのですが最近神棚がある家庭も少ないので、そういった場合は文字が書いてある方が

南向きか東向きになるようにして目線より高い位置に飾ります。

そのときにお札は袋からだして、置く場所が埃まみれになっていないか確認します。

部屋はリビングなど人がなるべく集まるところに置くのがいいとされています。

護符はお守りと同じなので身近にもっているといいでしょう。

その他にも場所によって貰えるものは違うのでわからない場合は神社の方に聞くと教えてもらえます。

安産祈願はお腹のお子様が無事に産まれて、母体も健康であってほしいという願いから祈願しにいくものですので、

体調が悪かったりする場合は無理は禁物なので代理の人が行くことも可能性です。

その場合は妊婦さんの生年月日、住所、出産予定日などをわかるようにしておきましょう。

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