子供が母親になつかない悲しい3つの原因!

パパ大好きっ子やママ大好きっ子のお子さんに加えて、最近ではジジ&ババ大好きっ子も増えてきていますね。

そんな中、母親なのに子供がなついてくれないという人もいます。

なぜ子供がなついてくれないのでしょうか。

今回は子供が母親になつかない原因についてご紹介します。

1.子供を思うあまり厳しくし過ぎる

子供をしつけるのは親の責任ですが、しっかりとした子供に育って欲しい、という親心からついつい子供に厳しくし過ぎてしまう母親っていますよね。

しっかりした信念を持って子供に接しているのだと感心してしまいますが、時に子供にとってはそういった親心が自分を苦しめるものとしてしか受け入れられず、そのような態度で接してくる母親に対して嫌悪感を感じてしまう事があります。

ある程度年齢が上がれば「これは自分の為にしてくれている事なんだ」と理解をすることが出来ますがまだ小さな子供であればそういった親心を理解するのは難しい話でしょう。

また、母親が一人親であったり、他の母親と比べて自分は劣っていると感じているような母親であれば、特に子供に対して「しっかり育てなければ」といった気持ちが強くなってしまい他の家庭ならば許されるようなことであっても必要以上に厳しく接してしまうというのも、子供になつかれない原因であると言えるでしょう。

2.他の家族が必要以上に甘えさせている

家族の中でも子供に対する思いや育て方はそれぞれ違うものですが、特に母親と父親とで子供に対して接し方が異なる場合、より甘く接する方の親に子供はなついてしまいます。

それが正しい事であるかどうかは子供には分からない事ですから、どんな時でも優しい人の方へなついてしまうのは自然な事でしょう。

また、おじいちゃんやおばあちゃんの存在も子供にとっては非常に大きなもので、基本的に子育てを終えたおじいちゃんおばあちゃんというのは孫に対してたいへん甘く接する傾向にありますから、そういった扱われ方と母親からの厳しい扱われ方とを比べた時に「おじいちゃんおばあちゃんと一緒にいる方が楽しい」と感じてしまって、母親と距離を置くようになってしまいます。

母親からしてみればどうして自分だけが貧乏くじを引いたような状況になるのかと少々腹立たしい気持ちも芽生えてしまうでしょう。

しかしながら、本当に子供の事を思うのならば家族の中に1人くらいは厳しい態度で接する大人も必要ですから、そうした態度で接することが出来る母親というのは子供の成長の全責任を負うものとしては大変頼りがいのある存在であると言えるでしょう。

3.仕事や家事を優先してしまっている

子供の世話も大切だけれど、それよりも仕事や家事を優先させてしまって、子供とゆっくり接する時間が少ないという母親は子供から抱っこを求められても「今忙しいから待ってね」だとか「この仕事が終わってからね」などと言って子供の事を後回しにしがちです。

せっかく母親と一緒に遊びたいと思っていても、毎回後回しにされたりそのまま放置されてしまうのであれば、そのうち子供は母親以外の、自分を最優先してくれる相手を探しに行くでしょう。

それが父親であれば子供の中で最も自分を大切に扱ってくれるのは「父親である」と認識されてしまうので、自然と母親よりも父親の方に甘えたがったり頼ったりして、母親の方には寄り付かなくなるというものです。

仕事であれば仕方のない部分もありますが、家事を優先させたいからといって子どもに当たったり、子供の要求の100%を拒否してしまうような状況であれば、そこはもう少し柔軟な考え方を持って「何のために仕事や家事をしているのか」という事に立ち返った方が良いかも知れません。

一時的な感情です

子どもが親を嫌うという事には相当な理由があってしかるべきです。

ただ単に、母親よりも甘えさせてくれる相手が身近にいるというだけで、子供はその相手に向かっていきます。

それは仕方のない事ですから、自分になつかないからと言って子どもの事を嫌いになってはいけません。

一時的に母親よりも他の大人の方が好きだと思っているだけで、親と子の関係はそんなに細く柔いものではないのですから、もっと母親であるという事に誇りと自信を持って下さいね。