結婚をしたいと思った時に義両親との関係について考える事は多々ありますよね。
特に義両親との同居をしなければならないということになったらあなたはどうしますか。
義両親との同居というのはかなりハードルが高いことでしょう。
今回は義両親との同居について、無理だと思ってしまう理由についてご紹介します。
1.生活全般において何かと干渉してくる
結婚したいほど好きな相手が目の前にいるのに、結婚を躊躇してしまう原因のひとつとして義両親との関係が挙げられます。
例えば結婚後、旦那さんの実家で同居生活をスタートせざるを得ない奥さんというのは、義両親との性格の問題や生活スタイルなど、様々な点が気になって仕方ないですよね。
結婚するまで義両親との交流が全く無かったという人の場合は特に、結婚してから「無理」と感じてももう遅いわけですから結婚前に躊躇するのは当然のことと言えるでしょう。
結婚生活がスタートしたところで、義両親の過干渉に耐えられなくて結局別居の道を選択する夫婦は沢山います。
義両親からしてみれば、新しく家族の仲間入りをした奥さんを気遣って分からないことなどを教えてあげるつもりで接していたとしても、奥さんからしてみれば「そんな細かい事まで指図しないでよ」とか「どうしてもっと自由にさせてくれないの」といった感情を持ってしまうかもしれません。
ちょっと外出しようものなら「いつ帰ってくるの?誰と行くの?どこまで行くの?何しに行くの?」なんて矢継ぎ早に質問をされて、その全てに答えないと納得行かない義両親も多いのです。
また、答えたところですんなりとは外出を許可されなかったり、あまり良い顔をして送り出してもらえない家庭も多いはずです。
そういった日常の過干渉に嫌気が差して「無理」だと感じてしまう方は多いのです。
2.自分流のこだわりが強く他者のやり方を受け入れない
1人暮らしを長くしていると、自分なりの生活スタイルというものが自然と確立されていきますよね。
独身の男女がいざ結婚を考えた時に、それまでの生活スタイルをなかなか変えられず旦那さんや奥さんとケンカになってしまうという事も多々あるでしょう。
長く生きれば生きるほど、そういった自分流のこだわりや生活スタイルというものを変える事が難しくなってきます。
自分のやり方が1番正しいと信じてしまっていますから、他の人がどんなに「こうした方が良いですよ」「こちらの方が効率的ですよ」と言ったところで「自分は自分、コレで上手くやってきた」といった自信がある為にそれを素直に受け入れる事はまずないでしょう。
義両親の年齢からすれば、自分流のこだわりを捨てたり変えたりするという事はもはや無理な事。
ですから、そういった義両親のやり方に合わせる事が出来ない場合は同居生活が息苦しいものになってしまい、限界が来るまでの期間もそう長くはないというわけです。
3.昔ながらの考えで柔軟性が無い
若い人は暦だとか季節ごとの行事についてあまり普段から気にして生活するといった事はありませんよね。
クリスマスやお正月くらいはしっかりと気にしているかもしれませんが、例えば桃の節供にはどんな事をするべきだとか、毎年の地域の恒例行事について学んでみようという気はあまりないでしょう。
しかしながらご高齢の方だったり田舎暮らしをしている人というのはそのような事を重んじます。
礼儀作法や親戚付合いなど、人との繋がりを大切にしますから「毎年の恒例行事」を休んだりする事は考えられません。
考え方にもこだわりがあり、古い考えを変えようとはしない頑固なところが有りますからそこに柔軟性を求めても無理な話と言うものでしょう。
そこへ結婚を機に新しい家族が増えたからといって、新しい家族の意見や考えを受け入れる事が出来るかと言えば答えはNOでしょう。
結婚して義両親と生活を共にする奥さんあるいは旦那さんにとっては、そのような柔軟性の無さは大きなストレスとなりますから、自分が変わるしかない状況に耐えられず、同じ家出の生活は無理だと感じてしまいます。
お互い様の気持ちを持とう
結婚して同居生活がスタートするのは義両親にとっても同じ事。
もしかしたら娘や息子の配偶者とは一緒に生活したくないけれど経済的に我慢せざるを得ないといった状況かも知れません。
義両親の事を無理だと感じてしまうのは仕方のないことかもしれませんが、100%拒否する前に「そう思っているのは相手も同じ」といったお互い様の気持ちを持てば、少しくらいの不満は我慢できるかも知れません。