節分の食べ物や行事5個

毎年2月の上旬に節分の日があります。

節分の本来の意味としては「季節を分ける」というものです。

この季節は二十四節季の一つの立春・立夏・立秋・立冬を指します。

節分の日を2月3日と思い込んでいる人が多いかと思いますが、実は節分は立春の前日を指します。

そのため日にちが前後することがあります。

節分の意味

立春は元旦ともされており、その前日というのは大晦日という考えがあります。

昔から、日本には季節の変わり目(節分)は鬼がやってくると言われています。

その鬼が厄ともされており、追い出す・追い払うための様々な行事が全国各地で行われました。

その歴史は古く、平安時代からとも言われています。

それが現代まで形を変えながら伝承され続けてきました。

宮中行事が違う形で庶民に伝わったのは江戸時代です。

実際現在はどのようなことが行われているのでしょうか。

1.豆まき

豆まきは、宮中行事で行っていた追儺と寺社が行っていた豆うちが変化して広まりました。

神棚にお供えした豆をまくことにより、邪気祓いを行います。

その時「鬼は外、福は内」と言いながらまきますが、地域によってはいい方は違います。

福は内しか言わない地域もあります。

自分の由来のある地域がどのような言い方をするのかをこれを機会に調べてみるのもよいかもしれません。

豆まきのあとは歳の数だけ豆を食べます。

数え年でもよいとされていますので、一つ多く食べることもあります。

これは無病息災を意味しています。

2.節分イワシ

鰯の頭を柊の枝に刺し、玄関に飾るというものです。

鰯を焼いた際に出る煙や独特の臭いで鬼が嫌がり寄りつかないという言い伝えがあります。

また、鬼は尖ったものも嫌うため、柊の枝や葉がとがっているので、鰯の頭を刺すことで魔よけとされています。

頭以外の部分は私達が食すことも、鬼を寄せ付けないと言われています。

この節分イワシですが、関西で行われていることが多いです。

3.恵方巻

毎年恵方は異なります。

恵方とは歳徳神という姫神がいる方角で、恵方を向いて無言で巻き寿司食べることにより縁起が良いとされています。

巻き寿司は切らず、そのまま丸かじりします。

そして一気に食べるのが良いとされています。

運を一気に手に入れるという意味もあり、途中で止めず食べるのがよいです。

4.そば

現在でも大晦日にはそばを食べるという風習が残っています。

このそばには一年の厄を断ち切るという意味があります。

また細く長く生きるという長寿の意味も込められています。

先にも述べましたが、節分を大晦日と考える地域もあるため節分でそばを食べます。

大寒が終わり春を迎えるということで、本当の年を越すという意味で年越しそばと名がついたとされています。

5.けんちん汁

関東地方の一部でけんちん汁が食べられています。

由来ははっきりとはしていませんが、この時期寒いので体を温めるために食されています。

また、節分だけでなく様々な行事に出されていたのですが、それらの行事一つ一つが無くなる中、節分は今なお続いている行事のため、昔のなごりとして食べられています。

野菜のたっぷり入った精進料理の一つのけんちん汁を節分に頂くのはありがたい気持ちにもなれます。

節分の日にちもさながら、知らなかったことがたくさんあるのではないでしょうか。

平安時代から続くこの行事を私たちが大切に伝承する必要があります。

そして、これら一つ一つを行うことで、私たちの無病息災や商売繁盛などにご利益があるとされるので、願いを込めつつ節分を過ごす必要があります。

地域によっても風習は異なります。

その地域性も面白いです。

今年の節分は食べ物や習わしで邪気を追い払い、健やかな一年になるよう精進しましょう。