お友達が引っ越しをしたり、取引先や親しくさせてもらっている会社が移転引っ越しした場合などにはぜひとも引っ越し祝いを贈りたいものです。
しかし、贈りたい気持ちはあってもいざ何を贈れば喜んでもらえるのか、贈ってはいけないものはないのかなど悩んでしまう事って多いですよね。
引っ越す人がどのような人なのかによっても趣味嗜好だけの問題ではなく贈るものは変わってきます。
引っ越し祝いに贈りたい物や注意すべき点についてご紹介します。
1.会社など企業の移転引っ越し開業引っ越しに贈りたい物
お店や事務所を構えている人の引っ越しには胡蝶蘭が喜ばれます。
胡蝶蘭が置いてあると、「この会社はグレードが高い会社だな、質の高いサービスを提供してくれそうなお店だなあ」と来客側も思いますし、
自分ではなかなか買わない物なので喜ばれます。
胡蝶蘭の見た目の華やかさは勿論のこと、胡蝶蘭の花言葉には「幸せが飛んで舞い込んでくる」という花言葉もありますので
お祝いの時にぴったりの品物です。
今後の発展を願うという意味合いでも新たに会社を設立したり、心機一転開業をされた方にはとっても喜ばれることでしょう。
胡蝶蘭は大輪のものからミニのものまで大きさや咲き方もいろいろな種類がありますから、会社の雰囲気や相手の雰囲気、
予算に応じて選ぶと良いですよ。
白い大輪の胡蝶蘭はとても人気が高いですしキレイです。
しかし、この胡蝶蘭、買う側としては予算が気になるところ。
万単位で高い花というイメージですよね。
でも3000円くらいの小さな胡蝶蘭も沢山ありますから、友人などには気軽に贈れる小さめのもので大丈夫でしょう。
相手との関係性によって贈る値段を変えましょう。
2.初めての一人暮らしの引っ越しで贈りたい物
初めての一人暮らしでは家電から小物まであらゆるものを一通りそろえなければいけません。
特にキッチン用品は食生活で必要なものなので喜ばれます。
やかん、鍋、フライパンなど一式そろえるとなると結構な値段になりますので、引っ越しの時には忙しいしお金もかかるしという事で、
一度にそろえられない場合がありますから喜ばれます。
また必ず必要なタオル類もオシャレでふかふかのものや人気ブランド品のものを贈ってあげると良いでしょう。
タオルはバスタオルからキッチンタオル、フェイスタオル、ハンドタオルまで生活には欠かせないものですが、いざ自分で買うと節約の為、
安いタオルや景品でもらったタオルでとりあえず過ごす人が多いですし、洗い替えも必要ですから喜ばれます。
女性ならエプロンも人気ですよ。
また、予算が沢山とれたり、何人かで集まって贈るならテレビや炊飯器など家電もオススメです。
数万する高いものでも皆で買えば一人当たりの金額は抑えられます。
その場合は必ず、引っ越し先の部屋に置いても邪魔にならないかどうかや機能が問われますから、
事前に引っ越しする人に何が良いか聞いておきましょう。
仲良い人の引っ越しに最適でしょう。
3.家族がいる人の引っ越しで贈りたい物
家族がいる場合は、もうすでに生活に必要な物はいろいろそろっていますから、自分ではなかなか買わないものを贈ると喜ばれます。
例えばオシャレな高級グラスやおもてなし用のオシャレな器などが良いでしょう。
また、品物ではなく、カタログギフトも人気が高い贈り物です。
家族がいると引っ越しする友人だけでなく、その方の家族の趣味嗜好も絡んできますから、
カタログギフトなら相手側に好みのものを選んでもらえますし、お肉やお食事券などもありますからどんなタイプの人にも喜んでもらえます。
お酒が好きな人や、パーティをするのが好きな友人の場合は、ビールやこだわりワインなども良いでしょう。
お子様がいる場合は100%の果物ジュースも良いですよ。
4.やっぱり誰もが嬉しい現金
やはり、どの人にも貰って嬉しく困らないものは現金でのお祝いや商品券です。
使い道は自分で選べますし、引っ越しには何かとお金がかかりますから現金やそれに相当する商品券が一番もらって嬉しいものではないでしょうか。
金額は引っ越しされた人との間柄で決まります。
相場は5000円から10000円ですが、親戚や兄弟では30000円くらい包む場合もあります。
会社の上司へは現金を渡すのはマナー違反なので注意しましょう。
5.注意。贈ってはいけないもの
「火」を連想させる赤いものは贈ってはいけません。
赤い食器、赤いタオル、赤いクッション、赤い小物など赤いものは全てです。
色以外でも灰皿やライター、ストーブなども「火」のイメージで家が燃えてしまうという意味につながるので良くありません。
赤いインテリア小物はオシャレなものもありますし、最近ではそれほど気にしない、または知らない人も多いのですが、
目上の人や年配の人にさし上げる場合は気を付けたほうが良さそうです。
また、引っ越しした家の雰囲気に似合わないものは贈るのは良くありません。
例えばモノトーンの家にカントリー調の小物は合わないですよね。
そして引っ越し主の強いこだわりがある場合は特に趣味嗜好が現れるものは贈らない方がベターです。
知り合いが引っ越しをしたら、早めに引っ越し祝いを贈りたいものですが、好みのもの以外は贈らないようにするのがマナーです。
仲の良い人だからこそよく考えて、相手が喜ぶ品物をスマートに贈りたいですよね。