洗濯を夜にしたいという人が増えているようです。
洗濯は入浴するときに一緒にやってしまう方が楽。
という方や夜勤で夜に働いているので朝は寝ている等、様々な家庭の事情により夜に洗濯をする方も多いと思います。
今回は夜に洗濯をして干すメリットと注意点についてご紹介します。
1.夜に洗濯をする際は洗濯機の騒音に注意
まずはアパートやマンションなどの集合住宅の場合は、洗濯機をする際の音が近隣への騒音になってないか注意しましょう。
特にアパートの廊下やベランダなどに洗濯機を置いている場合は要注意です。
いくら夜に洗濯したいといっても、一般的には21時~22時以降に洗濯をすることは控えた方がいいです。
ご近所からのクレームになり得る事柄は、円満に生活していくためにも出来るだけ取り除きたいものですよね。
またご家族の中に小さなお子様がいらっしゃったり勉強していたり、具合の悪い家族がいて、すでに寝ている時間帯などは、なるべく音を出したくないので、洗濯をする時刻にも注意したいところです。
2.夜に洗濯物を干す時の注意点
夏などは夜でも気温が高いので外に干したくなりますが、夜に洗濯物を外干しすると虫に卵を植えつけられたりする可能性もあります。
とくに白い洋服には虫が寄ってくる可能性も高くなります。
また最近の日本はゲリラ豪雨なども多く事前に予報されにくいときもあるため、夜中に雨が降ってきても気付かずに、
朝起きたら洗濯物が雨で台無しになっていたということも起こり得ます。
冬の場合は地域によっては夜は気温がぐっと下がりますから、洗濯物が凍ってしまう可能性もあります。
さらに洗濯物を泥棒される心配もなくはありません。
特に女性の一人暮らしの方や下着類の外干しは要注意です。
以上のことから、夜に洗濯をして干す場合はなるべく室内に干した方が良いです。
室内干しをする際に一番心配なのは生乾きのニオイです。
生乾きのまま長時間おいてしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
太陽に当てて一気に乾かさないと、残った汚れなどが臭ってきてしまうことも・・・。
これを防ぐ為に一番簡単な方法は、洗濯物は重ならないように干して風をあてることです。
夏の間は扇風機などをあててあげるのも良いでしょう。
また最近は部屋干しようの洗剤や、部屋干ししてもニオイがでにくい洗剤などが売っていますので、それらを上手く利用していくのも手です。
3.夜に洗濯物を室内に干すメリット
冬の場合は暖房などで部屋が乾燥している場合も多いので、濡れた洗濯物を部屋干しすると天然の加湿器の役目も果たします。
たかが洗濯物とあなどることなかれ、室内に気温湿度計がある人は嘘だと思っても確かめてみてください。
濡れた洗濯物を室内に干すだけで本当に湿気がググっと上がります。
風邪を防ぐ可能性もある部屋干しに是非挑戦してみてください。
また朝に洗濯をして外に干して夕方に取り込んだときに、洗濯物が生乾きという経験はありませんか?外の気温が低かったり天気が曇りがちであまり日があたらなかったり外の風が無風だったりすると、
冬以外でも起こりえる状況です。
そういう際は夜のうちから洗濯をして上記の方法で部屋干しをしておき、朝になったら外に出すとぐっと生乾きの可能性が減ります。
花粉症の方などは花粉のシーズンは、花粉が洋服についてしまうので洗濯物を外に干さない、干せないという方も多くいらっしゃるでしょう。
そういうときこそ夜に洗濯をしてしまって、まずは部屋に干しましょう。
濡れたままの衣服よりも少しでも乾いてる方が花粉はつきにくいのです。
翌朝に洗濯物を外干しをしましょう。
つまりは仮干しと本干しの2つに工程をわけるのです。
花粉がつくのでどうしても外に洗濯物を干したくないという人は、洗濯をした翌日の夕方頃に乾燥機などで仕上げてしまうのも一つの手です。
乾燥機も濡れたままより半分でも乾いたものを入れた方が電気代の節約になります。
以上、夜に洗濯物を干す場合の注意点とメリットをご紹介します。
もちろん早朝に洗濯をして、よく晴れた日に外に干すのが一番理想的でしょうが、家庭ごとに色々な事情もあります。
夜に洗濯物を外に干しっぱなしにしている家庭はだらしなく見えてしまうかもしれませんが、家庭ごとの事情があるものだと理解しましょう。
特にご自分が迷惑をこうむっていなければ、「あそこの家は夜に洗濯物を干しっぱなしにして・・・」などと他所の家庭の事情には口出しをしないのが一番です。
夜に洗濯をしたい方は以上の注意点を考慮して、家事の時短を目指して限りのある時間を有効に使っていきましょう。