ボトムス定番のジーンズ。
レギパンタイプやクラッシュタイプなど形も様々ですが、それぞれ色合いも微妙に異なるので、何本持っていても良いボトムスですよね。
今回はそんなジーンズの洗い方と注意点をご紹介します。
1.手洗いがオススメ
普通に洗濯機に入れて洗っている人も多いかと思いますが、ジーンズは手洗いするのもオススメです。
例えば、ジーンズでもポケット部分にスパンコールなどが飾り付けられたものなどがあり、洗濯機で回しているうちに1個ずつ取れてしまう場合があります。
また、ジーンズは結構高価なものでも色落ちはします。
初めのうちは、水が青色になるくらい色落ちするものもありますので、洗濯機で洗わず手洗いすると、他の洗濯物への色うつりなども防げます。
2.洗剤の種類
洗濯洗剤は液体のものを使うと良いかと思います。
そしてあまり量を入れてしまわない事。
ジーンズは生地が地厚なので、洗剤の量が多すぎると、すすぎに時間もかかります。
洗濯機で洗っている場合でもすすぎきれていない事もあります。
また粉洗剤だと、溶けにくくジーンズの生地に付着しやすいので、液体であればその心配はありません。
また、お洒落着用のものも販売されているので、そういったものを使うと、生地を柔らかく仕上げて傷みも防ぎます。
3.洗っている時の注意点
洗っている時は、ゴシゴシと洗うのではなく、押し洗いがオススメです。
ゴシゴシ洗いはまんべんなく洗う事が困難です。
ただでさえ、地厚でかための生地なので、2つ折りにするなどして、洗剤を入れた水の中でゆっくり押し洗いを繰り返す。
こうする事で、洗剤が全体的にいきわたり、押した時の水圧で生地に洗剤水も通ってる事になります。
生地の間に入り込んだチリやホコリなども押し出してくれます。
4.脱水
脱水は洗濯機でおこないますが、あまり長い時間の脱水はいけません。
生地にシワやヨレが入って、干す時も干しにくくなります。
また脱水をかける前に軽く手で絞ってから脱水をかけましょう。
それをおこなった場合の脱水時間は最大でも6分ほどで充分です。
スパンコールなどの装飾がある場合は、もう少し短めでも良いかもしれません。
脱水のかけすぎは、のちのち干す時、乾いた時に影響しますので注意が必要です。
5.干し方
干す時も注意が必要です。
とにかく直射日光による色褪せを防ぐ為、ジーンズを裏返して陰干しします。
そして干し方はウエスト部分を竿にとめるのではなく、裾の部分を竿にとめる。
簡単に言うとジーンズが逆さまになっている状態。
これをすると、ウエストでとめている時より乾くのも早いです。
ジーンズは地厚なので乾きづらく、更に陰干しなので時間がかかります。
また、シワやヨレが気になった場合は軽く叩き伸ばして干すと、真っ直ぐキレイに乾きます。
6.汚れが落ちない場合
汚れが落ちない場合は、粉洗剤を歯ブラシに少量つけ、汚れがついる部分を軽くブラッシング洗いをする。
その後、タオルなどで吸着。
それでも落ちない場合は、女性が日々使っている洗顔用クレンジングでブラッシング洗いする。
洗顔用ですので、生地にも優しいですし、油汚れなども落とします。
肌に負担なく化粧を落としてくれるという事は、生地にも使えるという事。
ジェルタイプのものが使いやすいですが、なければ普段使っている洗顔用クレンジングで良いかと思います。
7.洗う頻度
夏場だと、履いた都度洗いたいところですが、できれば1回置きくらいが良いかと思います。
洗いすぎは生地が痩せていきますし、色褪せの原因にもなります。
また生地はどんな生地でも、頻繁に洗っていれば繊維が毛羽立ち傷んできます。
どうしても気になる人は、衣類用除菌スプレーをして裏返して陰干しし、風通しをするのも良いかと思います。
また衣類用スプレーにはアロマの香りがするものなどがありますので、汗などの嫌な臭いも防げますし、風通しをする事で洗いたてのような感じになります。
8.洗濯機で洗う場合
どうしても手洗いするのが面倒・時間に余裕がない人は、洗濯機に入れる前に洗濯用ネットにジーンズを入れて洗濯機で洗いましょう。
そして洗濯機の場合は洗う時点で裏返しておいた方が良いかと思います。
装飾が取れるのも防げます。
また、色うつりしないように、他の衣類は入れず、ジーンズ単品で洗いましょう。
一緒に洗ってしまうと、うっすらと青色に染まってしまう場合があります。
ネットはゆとりあるものが丁度良いです。
畳んで入れてキッチリサイズだと繊維の間・畳み込まれている部分がキレイに洗えていないなどが出てきます。
いかがでしたか?ジーンズは地厚で丈夫な生地ですが、その分洗う時に色々注意が必要です。
また、ジーンズは洗い方や干し方によっては買った時よりかたくなり履き心地も悪くなる場合があるので、脱水のかけすぎや天日干し、ゴシゴシ洗いは避けるようにしましょう。