室内でのポインセチアの育て方や増やし方とは

冬を暖かく華やかに演出してくれるポインセチア。

是非とも立派に育ててみたいですよね。

今回は室内でポインセチアの育て方をご紹介します。

1.ポインセチアは短日植物

ポインセチアは短日植物に部類します。

短日植物とは日照時間が短くなると花が咲く植物のこと。

日中はたくさん日光に当て日没と共に暗いところに保管するようにメリハリをつけてあげましょう。

日中は日光に当ててやり17時を過ぎた頃から朝方まではダンボールや箱物で光を防いでやります。

この方法を「短日処理」と言います。

人工照明に当たっても元気がなくなりますので夕暮れからは短日処理をしてあげて下さいね。

短日植物の仲間にはコスモス、キク、アサガオ、サルビア等があります。

予備知識程度に書き記しておきますが、植物には長日植物、中性植物、短日植物と部類があります。

難しいことに、日光に当たりが少ないと下葉がすべて落ちてしまうのでご注意ください。

冬の代表格なのですが耐寒性は弱く15℃を切ると元気がなくなります。

短日処理をしている時以外は充分に日光に当ててあげてください。

お部屋の中の一番日が当たる窓際が最適な置き場所です。

また、暖房が直に当たるような場所には置かないで下さい。

乾燥してしまい葉が全部落ちてしまいます。

2.ポインセチアの水やり

4月から10月までは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。

冬は生育も鈍る為、土の表面が乾き3日から5日程度空けて控えめな水やりで大丈夫です。

3.ポインセチアの肥料

4月から10月まで月1回、化成肥料を置き肥してあげましょう。

開花後は液体肥料を月3回程度与えましょう。

一番寒くなる2月から3月は生育がほとんど止まってしまいますのでこの期間は肥料を与えなくても良さそうです。

土は赤玉土7.腐葉土3を混ぜた土を使用。

鉢で植える際に最もポピュラーな配合になります。

ちなみに、ポインセチアの花ですが、赤い花びらに見えますが実はここが葉っぱです。

花は茎の頂点にポツリと付いたツブツブしたもので、花びらは持ちません。

見た目華やかに見えるのですが、葉っぱです。

4.ポインセチアがかかりやすい病気

ポインセチアのかかりやすい病気はオンシツコナジラミ・カイガラムシが有名です。

オンシツコナジラミは葉を裏返すと白くて小さい虫が付いているのがオンシツコナジラミです。

葉を触るといっせいに飛び回ります。

繁殖スピードが早いので見つけ次第対策をしましょう。

薬剤は「アクテリック乳剤」「オルトラン液剤」「ベストガード粒剤」「アドマイヤー水和剤」の散布が効果的です。

散布する時間は夕方がオススメです。

散布後は密閉状態にし、翌朝までその状態にしておきます。

薬剤がガス化して飛んで逃げたコナジラミへも効果が期待出来ます。

扉をしっかり閉めて念入りに駆除したい場合は大きなビニール袋を被せたほうがより効果が高いでしょう。

カイガラムシは虫体や卵が被覆物や卵のうで硬く保護されている為一度付くと面倒な害虫です。

気持ち悪いですが、手袋をしてヘラやハブラシで削ぎ落とします。

削ぎ落したら「アプロード水和剤」を散布します。

ポインセチアはそのまま散布して大丈夫ですが、実のなる植物は収穫してから散布して下さい。

薬剤は効きにくいとされていますが、カイガラムシ専用の薬剤も販売されているようですのでポインセチアなど小さい植物なら効果が期待出来そうです。

カイガラムシの対策方法としては「マシン油乳剤」を1月から2月頃に複数回散布するのが良いです。

また、室内だし薬剤はちょっと考えたくない・・という人がいらしたらこの方法。

室内で薬剤をスプレーするのはちょっと健康面でも不安がありますよね。

ヘラやハブラシで削ぎ落したらハーブオイルを活用します。

そして虫が嫌がる防虫菊を傍に置いてみたり薬剤を使用しなくても工夫一つで対策可能です。

5.ポインセチアの増やし方

寒い冬を乗り越えたら1月から4月中旬迄に切り戻しを行います。

下から2~3節を残して切り戻して下さい。

元気に伸びてきてバランス良い姿になります。

増やし方として挿し木が一般的です。

適期は6月頃、新芽を7センチ程で切り取り、上の葉っぱを2から4枚残して、下の葉っぱを全部取り除きます。

切り口から乳白色の樹液が出ます。

この液を付けたままだと発根しにくいのでキレイに洗い流してピートモスを入れた鉢に挿します。

ポインセチアは強そうに見えて意外に弱い植物なんですね。

手間暇かけて、あの美しい真っ赤な葉を落とさないよう、見事なポインセチアを育ててみましょう。

難易度は高いですが、元気に育ってくれている様子は何事にも変えられない感動になるはずです。