ゴキブリが繁殖しないための6つの駆除対策

梅雨時期を経て夏を迎えるとどこからともなくやってくる大きく黒い虫といえばゴキブリです。

好きな方はいないと思います。

大嫌いな方の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

どんなに清潔を保ってもやってくるのは謎です。

そんな悩める主婦の皆様の参考になれば幸いです。

1.ゴキブリが好む環境とは

20~32度くらいの暖かさ、そして水、湿気です。

つまり綺麗であってもこの条件があれば外から隙間をぬってやってきます。

寒さに弱いゴキブリも日本には四季があるので必ずと言っていい程、ゴキブリの卵は孵ります。

ゴキブリを完全駆除することはほぼ不可能ですが寄せ付けないことは出来ます。

2.隙間を埋めて経路遮断

まずは侵入経路を遮断する事です。

しかし窓を閉めきることは出来ません。

その解決方法にも後ほど触れます。

水回りやエアコンの室外機とのつなぎ目などをチェックしてみてください。

意外と外に通じる隙間があったりします。

そこをパテなどを利用して埋めてします。

窓以外は少しでも多く外との隙間を埋める事が大切です。

パテはホームセンターで売っていますし誰でも扱える粘土のようなものです。

3.ホウ酸ダンゴを活用

最も身近なものではないでしょうか?

まずは1箱買って現れそうな場所に置いてみます。

配管周りや四隅、棚の隙間など導線と思われる場所をメインにしてください。

玄関もお忘れなく。

ちょっとした隙に入り込むのがゴキブリです。

お子様やペットがいらっしゃる場合は地面に置くのは控えてください。

ゴキブリが口にする分には大いに結構ですが子供たちが口に入れてしまったら一大事です。

4.バルサンを活用

これも身近でしょう。

最近は煙の出ないタイプも出てますのでマンションでも安心して使えます。

使用の際は衣類や食品など肌に触れるものはしっかり箪笥にしまってください。

ベッドなども新聞紙やレジャーシートなどで覆うとより安心です。

特に乳幼児のいるご家庭は注意してください。

使用後は床拭きもしないと心配かもしれません。

注意事項が記載されていますので熟読して害が人間にないように注意して扱ってください。

5.ハーブを活用

一言でハーブといっても種類がたくさんあります。

有効なものもあれば逆に引き寄せてしまうものまでありますので注意が必要です。

有効なハーブとしてはセリ科キュラウェイや柑橘系がオススメです。

ユーカリやバニラビーンズのように甘い香りのものは禁忌ですので絶対避けてください。

柑橘系ならアロマデフューザーやアロマキャンドルで香りを楽しみながら家を守れます。

一番いいと言われるのは植物自体を置いちゃうことですが育てるのも大変そうです。

侵入経路になりそうなところにオイルをたらしておくのも一つの手ですが香りがなくなる前に補充しないといけません。

6.一番のオススメ駆除方法はニームの木

これは必見。

ニームの木といっても観葉植物のように鑑賞用として置くのもありです。

この植物の特徴は何といっても乳幼児が触れても無害なことです。

これって重要じゃありませんか?

東南アジアではお茶として飲んだり歯磨きに使用したりしているとも言われています。

葉から出る成分にゴキブリに有効ですので落ち葉や枯葉にも効果があるんです。

ということは使い方も様々ということです。

例えば…霧吹きに一緒に入れてしばらく置きその後、網戸などに吹きかければ窓を開けていても

侵入を妨げることが出来ますしネットに入れたり小分けにして隅々に置くことも可能です。

飼育方法もとても簡単です。

日当たりがよく暖かい場所に置いてあげるのがベストです。

水も毎日あげる必要なんてありません。

そして葉が落ちても新しい葉が出てきますので諦めないでください。

ただ寒いのが苦手ですので冬は暖かいお部屋で守ってあげれば翌年も大事な居住空間を守ってくれることと思います。

冬場に万が一枯れてしまっても捨てないで見守っていると春になって新たな目を出す可能性が高いです。

購入時は1年目のものではなく2、3年目のものにしてください。

効果があるかないかに関わってきます。

価格もお手頃です。

2~6以外にも駆除方法はあると思います。

どんなに対策をとっても現れてしまうこともあります。

そんな時のために緊急対策として殺虫剤やレモン汁も準備しておきましょう。

上記の対策をしていれば家に現れたとしても弱っていますのですぐに捕えられます。

ちょっとした工夫で皆様にあった対策を取って頂けると嬉しいです。

この夏はゴキブリなんかに気を取られず楽しく快適に過ごせることを願っています。

今年を乗り切れればこの先もきっと快適な夏を迎えられると思います。

豆知識としてゴキブリが食べないものは塩です。

盛り塩にアロマオイルもありかもしれません。

クモはゴキブリを捕食すると言われていますので家にいても嫌いにならないであげてください。

ゴキブリの存在は不衛生を連想させるので気持ちのいいものではありません。

完全駆除はほぼ不可能ですので自宅に寄せ付けない対策を取ってください。