ママ友は、ママとして生きる以上絶対必要な存在です。
毎日のように顔を合わせるママ友は、幼稚園や小学校での不安を解消してくれたり、イベントを乗り切る助けになったりと大切なもの。
ただ、上手に付き合えればです。
今回はママ友同士で発生しやすいトラブルをご紹介します。
1.子ども同士のトラブルがママ友トラブルに発展
仲良しのママ友同士の子どもだからといって、その子たちの気が合うとは限りません。
一緒に遊ぶ機会は多いだけに、子ども同士のささいなトラブルも頻繁に起こります。
そして、誰しも当然、自分の子がかわいいものです。
頻繁に「A子ちゃんがこんな意地悪を言った」とか「B夫くんがぶった」なんて耳にすると、心が穏やかではありません。
すると、ママ友同士でもめるよりはと、距離を置く、という方向へ行きがちです。
そして、周りのママ友達がそれに気づいて、わけを聞きたがります。
ついつい「A子ちゃんが…」「B夫くんが…」と話してしまいます。
これは、ママ友同士のもめる一番いけないパターンです。
周りを巻き込んで、話が大きくなります。
子ども同士のささいなトラブルへの対処は、その場でしましょう。
そして、仲良しのママ友とは、「子どもの付き合いはお互いさま」「悪いことをしたら誰の子でも叱る」そんな話し合いができてると良いですね。
2.発言には注意。
ねたみ・そねみは根が深い
ママ友の付き合いで一番難しいのは、ねたみ・そねみを持つこと、持たれることです。
何年前に子どもが犠牲になる事件がありました。
もちろん、そこまでのねたみ・そねみを持つような人は、かなり精神的に追い込まれているでしょうから、特殊な例です。
でも、「あの人って嫌な人なの」と周りに言いふらされる程度のことはかなりあります。
例えば「夏休みに○○へ行くの」とか「誕生日に旦那から○○をもらった」とかなど、自分がうれしく思うものだからノーケアに発言しまいませんか。
「子どもの成績が上がった」とか「先生がうちの子を褒めていた」やらの自慢をしてしまったり。
このような発言は、あまりたくさんの人のいるところでは言わないことです。
本当に気の置けないママ友なら一緒に喜んでくれるかもしれません。
でも、例えばそのママ友が、夫とのことで悩んでいたらどうでしょう。
子どもの成績が思うようでなく悩んでいたとしたら。
知らないうちに人を傷つけてしまいます。
自分の話をするよりちゃんと人の話を聞く、という人付き合いの基本がやはり大切です。
3.頼ったり頼られたりは、本当に良いバランスで
ママ友同士なら、子どもの習い事やスポーツの試合などの送迎を分担し合ったりしますよね。
どうせ同じ所へ行くのだから、時間やガソリンの節約になります。
例えば、「今日は、どうしても出かけなくてはいけないから、子どもをお宅で遊ばせて欲しい」ということもあります。
最初の頃は、「そんなのお安い御用」なんです。
自分の子どもの面倒を見るのと負担は変わらないと考えられます。
でも、それが「またお願い」「今日もお願い」と続いてくると、だんだん気持ちが変わってきます。
「利用されている」と感じてくるのですね。
そうなると、ママ友としてのお付き合いはギクシャクしてきます。
やはり、頼ったり頼られたりは「お互いさま」。
代わりバンコで受け持ったり、送って行ってもらったら、迎えに行く、というように、どちらかに負担がかかり過ぎないように、バランスを取りましょう。
本当に気の合うママ友がいれば、本当に幸せです。
でも、学生時代の友達のように自然発生的に結びついたわけではないのがママ友です。
ですから、大人としての節度と思いやりを持ってお付き合いしましょう。
そうして大切に付き合ってゆけば、子どもが成人するころには本当に戦友のようなママ友になれるでしょう。