少子高齢化が進む日本ですが、最近では結婚をしても子どもを持ちたくない、という考えの夫婦も珍しくありません。
未婚女性も既婚女性も、将来自分には子育ては無理なのではないかと漠然とした不安を抱える人も多いことでしょう。
女性が子育ては自分には無理だと思ってしまうのにはどのような理由があるのでしょうか。
1.そもそも子どもが好きではない
いくらお腹を痛めた我が子と言えど、そもそも子どもが好きではないと、子育ての喜びや楽しみも半減してしまいます。
実際に子どもを持つ身になれば気持ちも変わるのかもしれませんが、もともと子どもが好きでなければ、子育ては自分にはできそうにないことだと思っても仕方ありませんね。
2.料理が苦手である
子育てにとても大切なことと言えば、やっぱり料理のスキルです。
健康で丈夫な体を作るためには栄養バランスのとれた食事が必要不可欠です。
子育て真っ只中のお母さんたちは、毎日料理に苦労されていることでしょう。
そのため、料理が苦手な人、嫌いな人は、子どもを持つことに不安があり、自分には子育ては無理だと思ってしまうようです。
子どもは好むメニューや味付けが大人とは異なるので、その点も面倒に感じてしまうのかもしれません。
3.自己中心的である
大人になってもわがまままで自己中心的な子どもっぽい性格の人も自分には子育ては無理だと思ってしまいがちです。
自分の周りの人や友人などに指摘をされたりして、自覚があるのか、家庭的なことには向かないと思っている傾向が強いです。
また、結婚をして子どもを持つと自分のために時間を使うことができなくなるので、これまで自分中心の生活を送っていた人には大きなストレスを感じることとなります。
自己中心的な性格の人や自由奔放な性格の人はその点を良く理解していて、自分の生活ペースを変えることを嫌うため、子育ては無理だと思うようです。
4.短気である
子どもは感情がコロコロ変化します。
ついさっきまで笑って機嫌よく遊んでいたかと思えば、いきなり声を上げて泣き出す、なんて言うことも珍しくありません。
そのため、子どもの言動をいちいち間に受けてしまったり、すぐイライラしてしまう短気な人は子育てに向かないと言えます。
自分が短気な性格だと自覚がある人は、子どもと接したときに余裕を持って対応する自信がないため、自分には子育ては無理だと思ってしまう傾向があります。
5.ルーズな性格である
部屋の掃除や片付けが極端に苦手であったり、お金の管理がまるでダメだったりと、生活の何事においてもルーズなところがある人も、子育ては自分には向かない、無理だと思ってしまうようです。
小さな子どもはすぐに食べ物をこぼしたり、部屋を散らかしたりしますし、子育てには何かとお金がかかります。
生活のいろいろな面でルーズなところが目立つと、子育てにも支障をきたしてしまうのはやむをえないでしょう。
6.結婚願望自体がない
生涯独身を通したい、など結婚願望がまったくない女性も最近では珍しくありません。
仕事に生きがいを感じている人は、その傾向が強く、自分の思い通りになることはない子育て、というものにまったく魅力や興味を持たない女性もいることでしょう。
結婚願望自体がない人は、当然、自分には子育てなどは無理だし、やりたいとも思わない、と考えています。
大変な大仕事である子育ては、これまで経験がない女性や未婚の女性でも思わず身構えてしまうことです。
自分の性格やこれまでの生活習慣を振り返って、自分には子育ては無理かも知れない、と感じてしまう女性も多いものですが、だからといって、そう感じている人すべてが子どもを持ちたくない、と思っているわけではありません。
子育ては自分には無理かも知れないと危惧することは将来は生き生きと楽しみながら子育てをがんばりたい、と願っている気持ちの現れでもあります。