自分の家族を嫌いになってしまう人の心理3つ

友人との話題の中でよくあることが、家族に関する話です。

仲の良い家庭もあれば、残念ながらうまくいっていない家庭もあることでしょう。

では、このような家族の仲の良さには、どのあたりが影響しているのでしょうか。

今回は、家族を嫌いになってしまう人の特徴をご紹介していきます。

1.親に怒られることが多かった

家族を嫌いになってしまう人の特徴としては、親に怒られる経験が多かった場合があげられます。

怒られることが好きな人はほとんどおらず、トラウマになってしまった人もいることでしょう。

怒ることがダメなわけではありませんが、中には理不尽な怒られ方をしてきた人も多くいます。

このように怒られてきた人は家族を嫌いになりやすく、子供の時に怒られた経験というものは、家族の関係性にも影響をあたえるといえます。

嫌いになってしまう理由として多いことが、理不尽に怒られることです。

なぜ怒られたのかがわからない、兄だから姉だからという理由だけで怒られた、などなど、納得できない怒られ方をした人は多いことでしょう。

このような経験が積み重なることで親に対する不信感がましてしまい、家族を嫌いになってしまうことにつながってしまいます。

2.兄弟姉妹で扱いが違った

家族を嫌いになってしまう人の特徴としては、兄弟姉妹で扱いが違って育った場合があげられます。

兄弟姉妹によってひいきしてしまう親は多く、どちらかだけを可愛がり、もう一人の子供に対してはきつく当たっている家庭も少なくはありません。

このような家庭で育ち、特に親に愛情を注いでもらえなかった場合には、家族を嫌いになってしまうこともしょうがないといえます。

兄弟姉妹で扱いが違う場合には、親に対しての怒りはもちろん、兄弟姉妹に対しても怒りの矛先が向くことになるでしょう。

なぜあいつだけ、自分はどうしてこんな目に合わなければならないのか、などと感じてしまうので、兄弟姉妹と仲良くすることも難しいといえます。

このように兄弟姉妹で扱いが違った家庭で育つと家族を嫌いになりやすく、親だけではなく兄弟姉妹に対しても嫌いであると思いやすくなってしまいます。

3.親に束縛された

家族を嫌いになってしまう人の特徴としては、親に束縛された経験がある場合があげられます。

子供の行動を指図してしまう人は多く、これはだめ、こっちにしなさい、と子供の感情や思いといったものを否定してしまう家庭もよくあります。

子供だからといって我慢していた人も、成長すれば我慢できなくなるのは当然であり、その感情は家族に対して恨みなどを持つことになってしまいます。

家族が嫌いな理由は様々だとは思いますが、親に束縛をされ、自分の進路を決められてしまった人などは、特に嫌いになりやすいといえます。

自分の望まないことをし続けるのはしんどく、その怒りは親にぶつけるしかありません。

このように、親に束縛された人は家族を嫌いになりやすく、自分の意思で行動できなかったことを後悔してしまいます。

家族を嫌いになる理由は人それぞれですが、多いのは親に対する怒りです。

自分の思い通りにいかなかった理由は親にあると考える人は多く、親がいるから自分はしんどい思いをしているんだ、と感じてしまいます。

また、兄弟姉妹に対する怒りを保つ場合もあり、兄弟がいるから自分は不利益を被った、親が片方だけを贔屓した、などの経験から、家族に対してあまり良い思いを持たないことにつながってしまいます。

このように、家族を嫌いになってしまう理由には、子供の時の影響が強くあります。

自分でうまく行動できない子供時代に感じた思いが、大人になって家族嫌いといった形で表れてくるのです。