家族のイメージって一致団結して結束が固そうな感じですが、それに反して仲が悪い家族もいますよね。
仲が悪い家族には仲が悪くなってしまう原因があります。
今回は家族仲が悪くなってしまう原因についてご紹介します。
1.顔を合わせても挨拶をしない
家の中で家族の誰かと顔を合わせたら普通ならば「おはよう」や「おやすみ」なんて挨拶をしますよね。
それが、仲の悪い家族の場合顔を合わせてもお互いに「いてもいなくても同じ」といった態度を取って無視する事が当たり前になっています。
そんな事が日常になっていますのでお互いに無視をされたところでそれに対して腹が立つという事もありません。
逆に、普段挨拶を交わさないにも関わらず、意識して挨拶を交わそうとすると相手からは気持ち悪がられたり警戒されたりするでしょう。
顔を合わせた時に挨拶をする事でその後の会話がスムーズに運ぶというものですが、仲の悪い家族というのは挨拶すら交わすことが有りませんから当然日常会話を継続させる事も難しくなってきます。
きっかけとなる挨拶が無いままに会話がスタートしますから会話自体も長く続く事はあまり有りません。
しかしながら途切れた会話の合間に流れる長い沈黙に対しては免疫がありますから、普通の仲の良い家族のように沈黙状態が長く続いていたとしても焦ったり不安に思ったりすることはないと言えるでしょう。
2.1日のスケジュールを知らない
家族ならばお互いの事を知っていて当然のように思いますが、仲の悪い家族というのは家族の誰かが例え家に帰るのが遅かったり、どこかに泊まりに行って帰ってこなかったとしても「いつもの事」と気にする事はありません。
相手の1日のスケジュールを知らない為に「放っておけばまたいずれ帰ってくるだろう」といった程度にしか心配しないのです。
反対に、仲の良い家族というのはお互いの1日のスケジュールをよく把握していますから家に帰るのが遅くなったとしたら「今日の夜は何も予定がないはずなのになぜまだ帰ってこないのだろう」と理由もなく帰りの遅い家族の事を心配してしまいます。
そして気にかけて電話をしたりして、相手の安全をしっかり確認できてからようやく安心する事が出来るのです。
仲の悪い家族の場合は例え家族の誰かが何かのトラブルに巻き込まれたことによって帰宅が遅くなっていたとしても、それを「いつもの事」と考えてしまいがちです。
どんなに仲が悪くても、家族が家にいるかどうか、安全でいるかどうかといった確認くらいはする習慣をつけておきたいものですね。
3.お互いの連絡先を知らない
仲の良い家族は、家に帰ればお互いの顔を合わせて会話をする事が出来るにもかかわらず外出先からでも電話で話をしたり、ちょっとした連絡をこまめに電話で取ったりします。
反対に、仲の悪い家族の場合家族それぞれの連絡先をお互いに知らない事が多いですから、携帯の電話番号はもちろんの事メールアドレスなども知らない事が多いです。
外出先でちょっとした用事が出来たという場合でも、それを家族に知らせるために電話しようにも電話番号が分かりませんから連絡のしようがありませんし、例え連絡を取らなかったとしても、仲が悪いためにお互いには干渉しないというスタンスで生活をしていますから気に留められる事もないでしょう。
子供や親がどんな職場で働いているか、その名称や仕事内容などもお互いに把握していない事が多く、友達などから「お子さんはどんな仕事をされてるの?」などと好奇心で質問されたとしても「さあ、知らないんだよね」と答える事しか出来ない人も多いでしょう。
仲良くするなら早い方が良い
家族で一緒に過ごす時間というのは限りがありますね。
結婚や就職をきっかけに親子が離れて暮らしたり、病気や事故で家族の誰かを亡くしたりして、ある日突然に2度と会う事が出来なくなる可能性も十分に考えられます。
せっかく同じ環境で、同じ場所で生活している家族ですから同じ時間をともに過ごしている間くらいは仲良く過ごしたいものですね。
後から後悔しても遅いですから、仲良くしたいと思ったならば出来るだけ早い段階で、まずは挨拶からスタートするなどして仲良くなる努力を自分からするという事が大切と言えるでしょう。