夫婦生活も長くなれば、何かと夫婦ケンカも増えてくるものです。
きっかけはささいなことであると思っても、実は相手にとってはとても重要なことである場合があります。
そこで円満な夫婦生活を送るために、夫婦ケンカを減らす方法をご紹介します。
1.まずは深呼吸をする
夫婦ケンカで最も多いのが、ちょっとした一言です。
お互いの言動や会話の中で、何か引っかかることがあるとつい余計な一言を発してしまいます。
それが相手の感情に火をつけることになるわけです。
そこで、何か理不尽だと感じたり、納得できないと思うことがあったら深呼吸することがオススメです。
それも10秒ほど続けることで、気持ちは落ち着いてきます。
何か感情的になっても、10秒間我慢すれば気持ちは落ち着くものです。
そのために深呼吸をすることで、余計な一言を言わずに済みます。
2.言い訳をしない
夫婦で言い合いになった時に、お互いの感情が高ぶる原因として多いのが、相手が非を認めないと考えることです。
でも、あるいはだってといった否定形の言葉を使うと、相手から見ると言い訳をしているように見えてしまいます。
とは言っても、自分には非がないのに認めるというのはなかなかできないものです。
下手をすれば、やってもいないことを後々責められることにもなりかねません。
そこで意識を切り替えて、何をしたのかではなく、相手を怒らせたという結果に対して謝ることを心がけると良いでしょう。
お互いに見解の食い違いがあるにせよ、まずは怒りを納めることが先決です。
そのためには、言い訳に聞こえるような言葉は控えることが大切です。
3.やってもらって当たり前と考えない
夫婦なのだから、これはやって当たり前だろうという考え方をしていると、何かと衝突することになります。
お互いに役割分担があるのだから、自分はこれだけのことをしていると考えるのも避けたいものです。
夫婦ではあっても、所詮は他人だった者同士が一緒に生活をしているわけです。
まずは、相手がしてくれたことに対して感謝の気持ちを持つことが大切です。
そうすれば、やってもらって当たり前という発想は無くなります。
何故できないのかと責めるのではなく、これだけのことをしてくれていると思う方が精神的にも楽になります。
何かと気になってストレスを感じるという人は、まず相手がしてくれたことに対して感謝の気持ちを持つように心がけると良いでしょう。
それがどうしても難しいというのであれば、メモ帳などに書いてみるのも一つの方法です。
書いたものは保管しておかなくても構いません。
文字にするという行為が大事です。
4.お互いに好きなことを持つ
これは夫婦にとって非常に微妙なテーマではあると思います。
お互いが好きなことに打ち込んでいると、夫婦としての存在に疑問を持つようになるからです。
かといって常に相手のことばかりにこだわっているようでは、何かにつけて衝突するようになります。
適度に打ち込めるものをお互いが持っていた方が、程よい距離感で生活できるようになります。
相手を拘束することなく、かといって関心を持たないわけでもない距離感が必要であるというわけです。
もちろん、共通する楽しみがあればそれに越したことはありません。
けれども共同作業を行うとなれば、それはそれで対立する原因も生み出します。
お互いがある程度のプライベートを持てるようにすることも、夫婦として長続きする秘訣と言えます。
夫婦ケンカの主な原因は、お互いの価値観の違いが衝突することにあります。
これは他人同士が一緒に生活する以上、避けることができないものです。
そこで、衝突するようなシチュエーションになることを避けるという視点で、何ができるのかを考えることが必要となります。