紫外線、日光アレルギーによる湿疹等の原因と対処法

近年、アレルギーには様々な種類がありますが、紫外線もアレルギーの要因になることを知っていますか?

でも、どんなに日差しが強くても、外出しなければいけない日もありますよね。

外に出ることの多い子どもたちのことも心配です。

では、どのように紫外線と付き合って行けば良いのでしょうか?紫外線アレルギーの症状や原因、対処方などを見ていきましょう。

1.紫外線アレルギーの症状

紫外線アレルギーは別名、「日光アレルギー」や「日光過敏症」とも言われます。

紫外線アレルギーの症状とは、日光の紫外線を浴びたことによって肌に湿疹が出てきたり、

赤く腫れたり、激しいかゆみを感じるなどがあります。

悪化すると、ひどい蕁麻疹になったり水ぶくれになることもあります。

また、目の充血や目やにが多くなるなど、目にも症状や、頭痛や嘔吐などの全身症状に発展してしまうこともある怖いアレルギーです。

子どもの頃にはならなくても、大人になって突然発症することもあるので油断出来ません。

太陽を浴びた後に違和感を感じたら、ただの日焼けと甘く見ず、皮膚科を受診することをオススメします。

また、紫外線というと夏のイメージが強いですが、季節に関係なく紫外線は出ているので、一年を通して注意が必要です。

2.紫外線アレルギーの原因

紫外線アレルギーの原因には、外因性のものと内因性のものがあります。

外因性のものとは、飲み薬や日常的に使っている日焼け止め、湿布薬などの成分にアレルギーを引き起こす物質がある場合です。

それらが紫外線を吸収している可能性が高いのです。

また、食べ物の中にも要因物質が含まれている物があります。

レモン、オレンジ、パセリ、セロリ、いちじく、キャベツなどです。

外に出る前に、このような食品を摂取するのは控えた方がいいでしょう。

内因性のものとは、遺伝です。

もし、両親や兄弟などの親族に紫外線アレルギーの症状が見られたら、自分も注意が必要です。

女性は男性に比べて白血球が少ないことから、紫外線の刺激を受けやすいので気を付けて下さい。

また、アレルギーはその要因物質の抗体が一定量を超えると発症するのですが、その抗体量は人によって違います。

なので、紫外線を浴びた量が少なかったからといって油断は出来ません。

また、ビタミンやミネラルの不足も原因の一つと考えられているので、バランスの取れた食生活を送ることも大切です。

3.紫外線アレルギーの検査方法

自分が紫外線アレルギーかどうかを調べる方法もあります。

大学病院や専門医のいる皮膚科などで「光線過敏症テスト」いう検査を行います。

紫外線を浴びた後に、上記のような症状が出た場合はほとんどが紫外線アレルギーと言って間違いないです。

4.紫外線アレルギーの治療法

病院で紫外線アレルギーと診断された場合は塗り薬が処方されます。

軽度の症状の場合は非ステロイド剤、症状が重い場合はステロイド剤を使うことになります。

薬を使うことで一時的に皮膚の症状は緩和されますが、決して完治したわけではなく、長期的な対策が必要となります。

また、薬も使い続けると副作用も出てくるため、抗アレルギー薬を処方されることもあります。

治療だけでなく、日頃から紫外線に対する予防をしていくことが大切です。

5.紫外線アレルギーにならないために

紫外線アレルギーを一度発症してしまうとなかなか治りません。

では、どのように予防していくのがいいのでしょうか?一番良いのは紫外線を浴びないことですが、それは不可能です。

紫外線の強い日、強い時間帯に外出をする時は、紫外線をカットしてくれるパーカーやカーディガンを羽織り、帽子やサングラス、日傘を使用しましょう。

最近では子ども用のサングラスや紫外線対策グッズも色々と売られているので、肌の弱い子どもにも積極的に使って下さい。

そして顔や体に日焼け止めも塗りましょう。

ただ、先ほども述べたように、日焼け止めによっては紫外線アレルギーを発症してしまうものもあります。

日焼け止めには、紫外線吸収剤を使用しているものと、使用していないものに分かれます。

紫外線アレルギーを起こさないためには、紫外線吸収剤を使用していない、低刺激ものを選ぶようにしましょう。

また、紫外線は外にいる時にだけ浴びるものではありません。

日中は部屋の中にも、結構な量の紫外線が入ってくるものです。

遮光カーテンを付けたり、窓にUVフィルムを張ると外からの紫外線を阻止出来ます。

これは車にも同様のことが言えます。

一日中家にいる時でも、日焼け止めを使用しておくことも忘れないで下さい。

紫外線アレルギーを一度発症してしまうと完治は難しく、下手をすると一生の付き合いになりかねません。

しかし、紫外線も一定量を浴びないとビタミンD欠乏症になってしまい、骨がもろくなってしまうなどの病気を引き起こします。

上記のような紫外線対策をしっかりとして、太陽と仲良く付き合っていきましょう。