嫁いびりする姑の意地悪な3つの心理的特徴

結婚後、お姑さんにいびられているというお嫁さんは残念ながら多いでしょう。

なぜ、姑はお嫁さんに対して厳しい態度を取るのでしょうか。

今回は嫁いびりしてしまうお姑さんの心理的特徴についてご紹介します。

1.自分の息子を盗られたくない

自分の子供はかわいいものですが、女親からしてみると特に息子というのはかわいく感じられるようですね。

娘はある程度成長すると女同士、厳しい目線で母親の事をチェックしたりするものですが、息子はそういった点ではいつまでも母親は母親であり、男として守るべき存在といった認識を持つようです。

いってみれば、家庭において母親は息子からも旦那さんからも守られ大切にされる存在で、家庭の中に女性が母親一人といった環境であればなおさらその傾向は強くなります。

そんな状態で長く暮らしていたところに、突然「息子の嫁」が登場するとそれまでの家族の関係が一気に形を変えてしまってバランスがおかしくなってしまいます。

チヤホヤされて当たり前だった母親としては、息子の愛情が嫁の方に向かうのが納得行かなくなるというものです。

あたかも自分の息子を泥棒猫に盗られたような感覚に襲われてしまい、大切な息子を自分から奪おうとする、言ってみれば悪者にしか思えない嫁に対しては、優しく接する事はなかなか難しいと言えるでしょう。

2.女として嫁に対抗してしまう

息子に彼女が出来たと聞いたら、いったいどんな彼女なのか母親であれば気になってしまうものですよね。

まずは外見をチェックして、あまりに美人であればそれはそれで気に食わないし、逆にそうでもない顔立ちであればもっと可愛い子はいなかったの?なんて余計な事をいってしまうかもしれません。

恋人であってもチェックが入るくらいですから結婚相手となればなおさらです。

息子の嫁としてふさわしい相手であるかどうか、挙げる条件は色々とあるかと思いますがその全てをクリアする嫁だったとしても逆にそういった完璧さが鼻について何だか気に入らない、といった感情が沸いてしまうのが母親というものでしょう。

結婚して嫁の仕事をするようになると、それが顕著になってきます。

それまで自分なりにやってきた掃除や選択、料理などのやり方と嫁のそれとはかなり違いますから、段取りの良さや仕上がりに良さなどについて女としてのライバル心が芽生えてしまうのは仕方の無い事です。

嫁姑という関係以上に女同士の家事対決の方にウエイトを置いてしまうと、嫁のすること全てが気に入らずついつい「いびる」という行為で嫁の事を打ち負かした気になるしかないのが姑というものです。

3.昔と今との優遇の違いに納得がいかない

自分が若い頃主人のもとへ嫁いだ頃に比べれば、今の嫁と言うのはかなり優遇されていて納得がいかない、といった感情をもつお姑さんは多いでしょう。

昔は結婚すれば旦那さんの実家で同居するのが当たり前であり、同居でなくても事あるごとに舅、姑との交流を持つのは当然の事でした。

慣れない家事や育児全般は嫁の仕事であり、どんなに体調が悪くても義両親よりも早く起きて家の事をやるというのが嫁のあるべき姿だったのです。

それに比べて現代の嫁の立場というのはとても優遇されています。

なれない家事は優秀な家電がその役割を買って出てくれますし、育児で大変な時には「ちょっと実家に帰ってきます」なんていってすぐに親元へ助けを求める事が出来るのですから、お姑さんからしてみれば現代の嫁の生活というのは考えられないくらい甘えた状況であるように思えるでしょう。

過去の自分は嫁という立場で辛い思いをしながら耐えてきたのに、息子の嫁はと言うと多くの人の手を借りて楽そうに生活しているように見えてしまいます。

そんな嫁の事を好きになれるはずがありません。

嫁であれば自分と同じような苦労をして当然ですし、そうあるべきだという考え方が根底にありますから、そんな姑の頭の中には嫁に優しくするという選択肢は最初から用意されていないといって良いでしょう。

嫁いびりは悪い事だという自覚はある

嫁の事は嫌いでも、自分の息子の事は大好きですから、嫁いびりをしているという事実を息子に知られるのだけは勘弁して欲しいとどんな姑も思っているはずです。

ですから、息子の前で嫁をいびる事はしませんし、逆に仲の良い嫁姑を必至で演じようとするでしょう。

しかしながら、嫁が自分の旦那さんに「お姑さんにこんな事をされたのよ」と告げ口してしまえば大半は嫁の言葉を信じますから、お姑さんとしては苦しい立場に立たされてしまいます。

その段階で嫁いびりがストップすれば良いですが、人によっては息子に知られた事で、それまで遠慮していた嫁いびりがますますヒートアップする事も考えられますので、お嫁さんとしては「姑にいびられている」と言う事実を相談する相手の選択肢は、慎重になった方が良いと言えますね。

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