1回使ってみると癖になるウォシュレットのトイレ。
しかし、ウォシュレットのノズルって普段何の気なしに使っていますがキレイなのか疑問に感じたりしますよね。
そこでウォシュレットのノズルの掃除の仕方をご紹介します。
1.ウォッシュレットを掃除するために準備するもの
まずは汚れたところをこすったり、拭いたりする為の布。
これは汚れてもいい洋服の布切れや雑巾などで充分なので洗剤をすくませる用の布とただの水拭き用の布の2枚はあったほうが掃除しやすいです。
あとは手や指では磨けない細かいところ用に綿棒や割り箸。
割り箸の場合は先端に布を巻きつけて輪ゴムなどで固定したもので十分代用できます。
あと歯ブラシなんかもあれば尚いいです。
もちろんこれらはトイレを掃除する物なのでもう使わないものを使って下さい。
洗剤はノズル専用の洗剤などもありますが無ければ食器用洗剤などの中性洗剤を少し薄めて使用します。
手袋も人によってはいらない方もいるかもしれませんがトイレの掃除なのでつけることをオススメします。
これで準備する物は以上です。
2.便座と便座蓋の掃除
まずは面積の大きい周りから始めましょう。
便座と便座蓋の間や便座の接続部分などは埃がたまりやすいかったり便座の裏側が意外と汚れている所です。
便座と便座蓋を取り外して隅々まで掃除することも出来ますし、そこまでしなくても指の入らない所は綿棒などの細い物でキレイにすることは可能です。
拭くときは乾いた布で拭いても静電気で埃が余計ついてしまいキレイにはならないのでよく絞った布で水拭きします。
その後、薄めた中性洗剤を布に含ませ拭き掃除をしてあとは素早くただの水拭きで洗剤を拭き取ります。
いつまでも放って置いたり洗剤がついたままにしてしまうとプラスチックの劣化が進んだり故障の原因になりますので出来るだけ手早く拭き取って下さい。
また、水を便座や便座蓋に直接かけるのは止めてください。
ウォシュレットは電子機器なので故障に繋かがってしまいます。
拭き掃除が一通り完了したら蓋を開けて乾燥させてください。
3.ウォッシュレットノズルの掃除
次はノズルですが、普段便器を見る時は隠れているので気付きにくいですがノズルは垢やカビなどで意外と汚れています。
ウォシュレットの種類によってやり方は違いますが説明書などを見て水が出ない状態でノズルを引っ張りだして下さい。
ノズルの洗浄ボタンがある物もあれば軽く引っ張って出せる物もあります。
引っ張り出したらノズル専用の洗浄剤がある場合はその説明書の通りにしてください。
それ以外はまず水拭きで目立つ汚れを軽く拭き取ってしまいます。
その後で薄めた食器用洗剤を含ませた布で擦って汚れをキレイにします。
細かくて届かないところは歯ブラシなどで軽く擦ると落とすことができます。
このとき無理な方向に押しながらこすったり引っ張ったり回すようなことはしないでください。
これも故障の原因になってしまいます。
キレイになったら仕上げに水拭きをしてノズルを収納して下さい。
ノズルは以上です。
4.操作部分の掃除
スイッチや水圧などの操作ボタンやリモコンも良く手が触れたりするところなので汚れは溜まります。
とくに埃などが張り付いてしまっていたりするとリモコンの液晶などが見えにくくなってしまったりするので便座と同様に、
薄めた中性洗剤を軽く含ませた布でキレイに拭き取ります。
細かい所は綿棒や布を巻きつけた割り箸などに薄めた中性洗剤を含ませてこすると、より落ちやすくなります。
こちらもキレイになったら最後はただの水拭きで洗剤をしっかり拭き取ってください。
流水レバーがある場合はこれもキレイにしましょう。
金属の場合は最後によく乾かして下さい。
サビてしまう原因になります。
5.頑固な尿石ができてしまったら
気づかないうちにトイレの内側やフチにいつのまにか尿石がこびり付いていることがあります。
これは中性洗剤や普段使っているトイレ用洗剤ではなかなか落ちなかったりするので酸性洗剤を使います。
サンポールやハイターなどが酸性洗剤です。
まずは溜まっている水をできれば抜いてしまいます。
これを尿石部分に掛けてペーパーで湿布した状態で30分〜1時間ほど放置すると取れやすくなります。
ただ、酸性洗剤は食器用洗剤などと混ざってしまうと中和されてしまい効果が無くなってしまうので混ざらないようにしてください。
また、換気と手袋をして下さい。
換気は特に絶対必要です。
それからお風呂用の洗剤やカビ取りなどのアルカリ性洗剤とは塩素ガスが発生して危険なので絶対に混ざらないように注意してください。
以上でウォシュレットの掃除は完了になります。
ウォシュレット掃除の仕方参考になりましたでしょうか?
トイレの便座などのぱっと見では見えない場所が思っているよりも汚れやすい場所です。
毎日大掛かりなお掃除でなくても普段から軽く掃除しておくだけでもいざ大掛かりな掃除をするときに汚れの落としやすさがとても違います。
なのでぜひやってみてください。