近年、週刊誌やテレビの相談番組でも取り上げられている「セックスレス」。
初めて聞いた。という方は、ほとんどいないのではないでしょうか?
今回はセックスレスの原因を追究し、さらに該当の夫婦が離婚しないためのレス解消法をご紹介します。
1.レスの定義とは?
この定義は話す方によって異なるようですが、日本性科学会ではセックスレスとは「病気など特別な事情がないのに、1か月以上行為がない」
と示すそうです。
あれ?当てはまっているかもしれない…と感じる方、意外にいませんか?
実は日本は多くの方が、この定義に当てはまってしまっているそうです。
なぜ急にこのように当てはまる方が増えてしまったのでしょうか?今回はこの原因もご紹介していきます。
2.働き大国化する日本
現在日本は「仕事」「働きすぎ」だといわれています。
日本にいると、あまり感じませんが外国の方が日本にいらして仕事をされると、「日本はなぜこんなに働くのか?」「プライべートがない」
「これでは過労だ」と口にするそうです。
つまり、体力・気力をたくさん使うので、結果的に疲れてしまい、帰宅したらお風呂入って寝るだけ…という状態になってしまうのです。
こうなると、性行為を行う余裕どころか、そのような気持ちも消えてしまいますよね。
また、近年女性も活躍する時代になってきたので、共働きも増えています。
夫婦・カップルともに疲れ果てていては、雰囲気すらどんよりしてしまうことも原因として考えられるようです。
3.男性の草食化
今までは「男性=肉食」でしたが、近年は「男性=草食」になってきました。
これもセックスレスにつながる大きな要因と言われています。
なぜ草食系になってきてしまったのか?はまだ解明されていませんが、女性の社会進出も理由のひとつにあるようです。
逆に女性が肉食系になりつつあるともいわれていますが、やはり行為となると男性主体になるので、
なかなか女性自身から誘うということに抵抗があるようですね。
4.妻を女性として見られなくなる
女性は出産、子育てをしますよね。
すると旦那さんからすると「お母さん」に見えてきてしまう…という意見が多いようです。
そうすると自然と回数が減ってセックスレスになってしまうとのことです。
また、これが原因で旦那さんが外で別の女性と行為をしてしまう…というケースもかなり増えています。
なかなか難しい話ですよね…。
5.レスで離婚になることも?
近年の離婚理由の上位に食い込んできているのが、実は「セックスレス」。
信じられますか?では、どのように離婚を回避したらいいのでしょうか?
対策や方法はないのでしょうか?以下でレス解消法をご紹介します。
6.会話の回数を増やす
挨拶はもちろん、会話の回数を増やすことで心の距離感が近づいてきます。
なにげない会話でもきちんと耳を傾けて聞く姿勢、一日の出来事を話す姿勢、こういった基本的なことを意識するようにしましょう。
会話はなんでも大丈夫。
料理についてでもいいですし、休みの日にどこか出かけたいという話題でもかまいません。
付き合い始めたころの話でも、とにかく会話をするようにしましょう。
7.ボディタッチをする
外出時に手をつないだり、腕を組んだり、カップル時代にあたりまえのように行っていたことを思い出しましょう。
よく「初心忘れべからず」といいますが、まさにそれが大事。
普段はなかなかできなくても、旅行に行った際に触れてみるだけでも、互いの気持ちは初心当当初を思い出そうとするはずです。
ちょっとした意識が大切ですね。
8.視覚的刺激
話したり、触れることが難しかれば視覚的刺激を与えてみましょう。
ちょっと普段と違うセクシーな服装を身に着けてみたり、可能であれば下着を変えてみると反応してくれる場合もあります。
とはいえ、やりすぎは浮気を疑われてしまうので要注意です。
少し色味を変えてみるとか、レースを取り入れたものにするとか、小さな変化からはじめてみましょう。
9.原因があれば対処を
例えば男性がEDなど原因がはっきりしている場合は、一緒に病院に行ってみるとか、少しでも改善に迎えるような努力をしましょう。
決して相手だけにまかせずに、「一緒に行うこと」が大切です。
また、焦らせずにゆっくり結果を待つようにしましょう。
たとえ行為が一定期間できなくても、愛情があれば離婚回避は十分に可能です。
逆にいえば、愛情があればセックスレスの回避が可能といえます。
まずは、相手を思いやる「愛情」を伝え合うところからゆっくりはじめてみませんか?セックスレスは夫婦にとって重大な問題です。
とはいえ焦ってはいけません。
もし「子どもがほしい。しかし、年齢的に時間も限られている」という理由がある焦りの場合は、焦りから相手に対する不満につながります。
その場合は態度で示さず、言葉で思いを伝えるようにしましょう。
そうすることで相手に思いが伝わり、改善につながる可能性もあります。
離婚は人生を左右するイベントなので、本当に改善策がないのか?この理由で離婚して問題はなにか?よく考えるようにしましょう。