大人になるにつれ段々とマイホームを持つ人が周囲に現れてきますね。
兄弟・親戚や友達、上司に同僚に部下・・・立ち位置によって贈る金額も違うしプレゼントも違います。
一回の事なので失敗は許されませんね。
良き社会人に思われる為にもスマートな新築祝いのプレゼント選び方や金額相場をご紹介します。
是非、ご参考にしてみて下さいね。
1.新築祝いの金額の相場は?
まず、相場から見てみましょう。
一般的な相場は下記のとおりです。
家族.5万円から1万円
親戚.3万円から5千円
友達.1万円から5千円上司.2万円から1万円
同僚.5千円から3千円
部下.1万円から5千円
こんなところでしょうか。
田舎だと50万円とか20万円とかウン十万円が飛び交います。
でも、このご時世ですし、逆に返す時が来たら大変なので、気楽な金額設定のほうがお互いに安心出来ます。
とは言っても地域に差がありますし、一番安心なのは親に確認してからがいいでしょう。
2.新築祝いに贈るプレゼント
お金を包まなければプレゼントで贈る方法です。
人の好みも十人十色。
相手の趣味やセンスを知っている人なら良いですがやみくもに適当な品物を送っても迷惑がられるだけです。
表面的には笑顔で「ありがとう」と言われてもタンスの肥しになってしまっては残念ですよね。
そこで何をプレゼントしたら嬉しいのかご紹介します。
代表的な物に壁掛け時計やキッチン用品、バスグッズにインテリア家具、日本酒の二本縛りなど挙げられますがありきたり過ぎて貰う側も
「無難なものを選んでくれたのね」と、どことなく寂しく感じてしまいそうです。
やはり、1番はいい方法としては本人に欲しがっているものを聞くことです。
この時にまだ決まっていないようなら「じっくり考えて教えてね」と伝えれば相手もゆっくりと考えられることが出来ますので、
その場で決めさせるようなことはしないことがポイントです。
忘れてはならないのは自分が幾らくらいまで出せるかを伝えておくことです。
気前よく高額な物をリクエストされても困りますよね。
3.新築祝いにタブーなプレゼント
贈り物は軽い気持ちで考えてはいけません。
爽やかなお宅だと勝手に「観葉植物」やら自分は良いと思っている「絵画」などプレゼントしたら、関係に亀裂が入るかもしれません。
忙しい現代なのに植物の世話が負担になることもあり得ます。
お節介で自分が良いと思ったからというような「自分本意」な気持ちは祝う側として持たないように注意して下さい。
あくまでも自分の気持ちではなく「相手の気持ち」に寄り添ってくださいね。
そしてご主人の上司だった場合、勝手に決めるなんて言語道断。
ビジネスにも影響しかねません。
ご主人の関係ならばご主人に一言確認を。
親戚ならお母様に一言確認を。
4.新築祝いの時の熨斗の表書きはどうする?
さて、金額も決まり次は熨斗書きです。
下側に名前がくるのは当然わかりますが、上側はなんて書いたらいいのか・・また封筒の種類はどれだろう・・
お札の向きはあるのかな・・と考え出したら確認ポイントはたくさんありますね。
まず、上側に書く文字は「御新築祝い」「祝新築」「御祝い」などです。
4文字は昔から死を連想するので縁起の良い数ではありませんから、3文字か5文字で書きましょう。
毛筆で書くのが礼儀ですが、どうしても苦手な場合は筆ペンで書きましょう。
当たり前ですが濃い墨で書いてくださいね。
薄墨は仏のほうですので。
ちなみに、友人複数名で包む場合は連名とし並べて名前を書いてください。
5.熨斗の種類を確認しておきましょう
新築祝いに使用する熨斗は「紅白蝶結び」と言って見た目はリボン型をしている一般的な慶事毎に使われる熨斗です。
このリボン型の形なら可愛い文房具屋さんに売っているちょっと煌びやかな物でも構いません。
熨斗を開くと中に白い封筒が入っているので(中包みと言います)中包みにお金の肖像画が表側、上側になった状態で入れます。
上包みがあるタイプのものもあります。
上下にバカッと開くものです。
このタイプの場合はまず上を折って下を折ります。
最後に水引を通せば完成です。
結婚したり社会人になるとお付き合いでどうしても経験する慶弔時。
恥をかくことなくさりげなくスマートに渡せたら格好良いですよね。
人間1回きりのことってミスをしがちです。
ぬかりなく、確認して失敗しないよう日々確認癖をつけておきましょう。
また、新築にお呼ばれした際には手土産を必ず持つこととキレイな靴下を履いて行くことを忘れずに。
キレイなお部屋や外観を見ながら労いの言葉をかけ褒め称えましょう。