どんなに過ごしやすい夜であってもふと子供を見ると汗をかいている事ってありますよね。
そんなに暑い夜でもないのに子供だけすごい寝汗をかいていることはよくあります。
今回は子供が寝汗をかいてしまう原因と対策についてご紹介します。
1.親が心配し過ぎてしまう
どんなに暑い夏であっても、クーラーや扇風機をあてっぱなしで寝てしまうと目が覚めた時に少し鼻風邪をひいてしまったり、頭が痛くなってしまったりしますよね。
体の一か所にずっと続けて風があたっていると、その部分だけが冷えてしまって体調を崩してしまう事もあるでしょう。
そういった事を心配して、親は子供の体調管理をしていますが、寝ている時の服装についても注意して見ています。
お腹を冷やす事で下痢になったりしますから、お腹だけは冷やさないようにと毛布などを掛けますし、もしも手足が布団から出ていたとしたらすぐすぐに手足の冷え具合を確認して布団の中に潜らせるなどするでしょう。
けれども子供というのは大人と比べると1度ほど体温が高いのが普通ですから大人の感覚で体温調節しようとするとどうしてもずれが生じてしまって結果的に寝汗の原因となってしまう事になります。
2.クーラーを信用し過ぎている
熱帯夜を扇風機で過ごすのは近年の猛暑をやり過ごすにはちょっときついものがありますよね。
クーラーを一晩中つけっぱなしにして寝る事で熱帯夜のうだるような暑さから解放されるように思えますが、実際クーラーで快適に過ごすことが出来るのは大人だけであることも多くなります。
なぜなら、子供は大人と同じ布団で寝る事が多いですが、ひとところに定まらずかなり寝相が悪い場合には一回転して動き回る子供も多いですよね。
クーラーをつけているから子供もちゃんと涼しいはず、と思ってクーラーを過信し過ぎるとちょっと危険ですよ。
ぐるぐるとひどい寝相で動き回る子供というのはずっと寝ながら一人運動会をしているのも同じことですから、クーラーの冷気だけでは間に合わないという事もあります。
対策としてはクーラーの温度を下げるのではなく、クーラーと合わせて扇風機を使うというのがオススメです。
クーラーの温度を低い温度に設定しなくても扇風機で部屋の涼しい風を循環させるだけで快適に過ごすことが出来ますから、子供に直接風があたり過ぎないようにして部屋の空気だけを動かすようにすると良いでしょう。
3.布団や毛布を巻き込んでしまう
大人も子供も寝ている時に寝相が悪くなってしまって動き回るのは仕方のない事ですが、大人と子供が同じ布団で一緒に眠っている場合、大人用のタオルケットや毛布などを、知らない間に子供が体にぐるぐると巻き付けてしまう事があります。
子供用の布団であればサイズが子供サイズで小さく作られていますから、知らない間に体に巻き付けていたとしても体全体を巻き込むような事はあまりありません。
それに比べて大人用のタオルケットや毛布というのは、子供の体全体を包んでしまうほどのサイズがありますから少し巻き込んでしまっただけでも苦しくなってしまう事があります。
子供が寝ている間に自分でその事に気が付いたとしても、自分で外すこと難しい事も多いでしょう。
早い段階で大人が気付いてはぎ取ってやれラバ良いですが、その状態で長く眠っているとどうしても汗をたくさんかいてしまってひどい寝汗の原因となってしまうでしょう。
大人と同じ布団で寝る時も、子供用の布団を使うようにするのも対策の1つです。
大人よりも体温が高いと意識しましょう
大人と同じ感覚で子供の体温を調節しようとすると、どうしても子供にとってはズレが生じてしまいます。
大人よりも基本的に体温が高いと意識して、特に子供が小さなうちは額に手を当ててやったり手や足の先を触れるなどしてしっかりと子供の体温を確認しながらタオルケット等で調節してやることが大切だと意識しておきましょう。