誰だって自分の子供はかわいいに決まっていますよね。
けれどもそれも度が過ぎると困りものです。
ここでは息子がかわいくてしょうがない親の特徴についてご紹介します。
1.息子の事を人前でちゃん付けして呼ぶ
どんなに子供が嫌いだったり、子供が苦手だという人であっても自分の子供だけはかわいくてしょうがないというふうに、親にとってわが子と言うのは特別な存在であり唯一無二の宝物ですよね。
しかしながら、それも度が過ぎてしまうと少々厄介な事にもなりかねません。
ある程度年齢のいった息子を持つ親であっても、息子の事が好きすぎて人前でも平気で「ちゃん付け」で呼んでしまう親と言うのはちょっと度が過ぎています。
成人した男性を「○○ちゃん」と読んでいるのを聞くと、子離れ出来ていない親なんだなと言う印象を受けますよね。
ましてや息子が立派であればあるほどそういった親のかわいがり様というのは異様な感じに思えてしまうものです。
家の中や身内の集まりであれば息子をどんなふうに呼ぼうが構いませんが、せめて人前で息子の事を呼ぶ時には「うちの○○ちゃんがね」なんて言い方は勘弁してもらいたいものですよね。
2.息子の自慢話をして回る
娘と違って息子というのは結婚してからも家を出ずに、そのまま実家で一家の大黒柱として家族を支えていくケースが多いですよね。
そういった息子を持つ親は特に、そんな息子の事を誇らしげに感じているはずです。
そういった気持ちを自分たちの中だけにとどめておけば良いものを、息子がかわいくてしょうがないばっかりに「うちの息子は頼りになるのよ」とか「息子のおかげで本当に助かっているの」等など、聞かれてもいないのにご近所や初対面の人に自慢して回る親がいます。
そういった息子の自慢話と言うのは他人からしてみればどうでも良い話であって、子供が親の面倒を見るのは当たり前のことですし、さぞ幸せそうな家族だなと思う事はあってもそれ以上の自慢話を聞くのは退屈でしかありません。
立派な息子を持っている親ならば、あまり自分から息子の自慢話を広めるのではなくて、逆に周りの人から褒められて初めて謙遜するくらいがちょうど良いでしょう。
日本人というのは身内を過大評価する人を嫌う傾向にありますから、どんなに立派で両親にとってかわいくて仕方の無い息子であったとしても、それを親の口から自慢されると「親離れ子離れ出来ていない環境なのかな」と勘繰られてしまって、逆に息子さんの価値を下げてしまう事にもなりかねないというわけです。
3.写真は常に息子と一緒
赤ん坊が生まれるからビデオカメラを購入しようとか、デジタルカメラを新しくしよう、というご家庭は多いことでしょう。
かわいらしい子供の成長を残したいからという親心ですからそれは微笑ましい事ですよね。
しかしながら、ある程度の年齢が上がった息子をいつも写真に撮るような親と言うのは「息子だけが生きる楽しみ」のような状態になっていないとも限りません。
息子だけの写真をスマホのカメラで撮り貯めていたり、どんな時でも息子と一緒に写真を撮ったりするような親はかわいがっていると言うよりも、もう溺愛しているレベルと言って良いでしょう。
スマホの画像が赤ちゃんや子供の写真で溢れているのは微笑ましい事ですが、いい年をした、他人からみればおじさんとしか思えないような息子の画像が大量にあるという親は、他人から見れば少々危険なレベルで息子を溺愛しすぎですから、その点は気にしておいた方が良いと言えるでしょう。
また、そういった親というのは息子の恋愛に関しても干渉しがちです。
自分と息子は決して夫婦にはなり得ないのに、息子の恋人を自分のライバルのように錯覚して意地悪をしてしまう親もいますから、そういった傾向の親を持つ息子の恋人や、そんな親になりかねないという自覚のある親御さんは十分に気をつけた方が良いですね。
親孝行で受け入れる息子
自分の親が、必要以上に自分の事を溺愛している、という自覚のある息子というのはみんながみんなその状態を手放しで喜んでいるのかというとそうでは有りません。
普通の感覚を持っている息子であれば、溺愛されている状態を少なからず嫌がりますし、出来れば一人前の大人の男として自分の事を見て欲しいはずです。
そういった状況を「親孝行だ」と受け入れている心優しい息子というのも数多く存在します。
多くの場合高齢の親に対する子供心といったところですが、そんな風に自分の息子に気を遣わせてしまう親と言うのはある意味反面教師的な存在であるという事が出来るでしょう。