若いママのデメリット。経済的な不安が大きい!

若くしてママになると、子供とお友達みたいになれたり、おそろいの服なんか着てみたり、子育てするにも体力があったり、何より「若いママでいいね」と言われたり、いい事だってたくさんあると思います。

でも、反面困ることもあります。

今回は若いママのデメリットについてご紹介します。

1.やっぱり若いとなめられる

若いママが苦労する点の最たるものはこれでしょう。

今のご時勢、出産年齢も上がっていますし、高齢出産も増えています。

それがいいかどうかはわかりませんが、そんな中で若くして子供を産んだママに対しては世間の見る目にまずはじめからフィルターがかかっています。

こんなに若くて大丈夫か、子供が子供を産んだのではないか、どうせすぐに離婚するだろう、と思われることも少なくありません。

特におしゃれの好きなママが若い格好をしていると特にそういう目で見られがちです。

子供が病気した先の小児科で、入園した保育所や幼稚園で、若いくせにだとか若いから何も知らないだろうと思われます。

子供が何かトラブルを起こしたときには、親が若いからだといわれますし、トラブル相手の親御さんが年上であれば、若いママであるだけでまともに子育てができていないと思われるものです。

2.経済的な不安

多くの若いママは子供ができてから結婚していることでしょう。

ある程度の年齢を重ねて結婚した人たちは、結婚や新生活に向けて貯蓄をし、計画的に人生を歩んでいる人が多いのですが、そういう準備がなくママになってしまったら、やはり一番つまずくのは経済的なことです。

パパがしっかりしていて働いていればそういうこともないでしょうが、そうではなくパパまで若ければやはりお給料が安いことが多いのではないでしょうか。

早くに子供を保育園に預けて働ければいいですが、そううまくもいかないものです。

若いママの親御さんはまだ若くて現役なことが多いので、支援を受けることも可能かもしれないですが、自分たちだけできちんと生活するのは大変です。

3.社会復帰が難しい

若くして出産し、子供がある程度まで大きくなってから社会復帰というのであれば、まだ若くて将来的にも有望として仕事は見つかりやすいかと思います。

しかしながら、子供が小さいうちに経済的に苦しいので働きましょう、となった場合、世間はそう甘くはありません。

ただでさえ子供が小さければ就業は厳しいのに、子供を産むまでの社会経験がない、もしくは非常に少ない場合、なかなか仕事は見つかりません。

選べる仕事も決まっているでしょうし、結局夜の商売や非常に賃金の安い仕事に落ち着くことが予想されます。

採用先はやはり人生経験、職務経験を重視しますので、若いママが好きな仕事で子供を保育所に預けて働く、というのは簡単ではないです。

とりあえず何でもいいから働いてしまって、経験を積むか資格を取るかの方法がいいと思います。

4.どうしても常識に欠ける

厳しい見方かもしれませんが、やはり若いママというのは、経験を積んだママに比べて常識にかける点が多くあります。

本来であれば社会に出てもまれて、怒られたりしていろいろ学び、一般常識を身につけるものですが、そのあたりの経験をしていないまま出産してしまうと、子供との生活がすべてになります。

子育ては大変ではありますが、誰かの命令を聞くものではなく、逆に子供にたいして上の立場に立ってしまうもの。

自分の権力を勘違いしがちですが、それが一歩世間に出れば立場は変わります。

一般常識を学ばないまま出産して子育てに入ってしまうと、一般常識を改めて身に着けるのはなかなか難しいです。

それでもママはママ

厳しいデメリットばかり挙げましたが、はじめに書いたように若いママにもたくさんメリットはあります。

大切なのは、若くして産んだことに対する世間の目を充分意識して生活すること。

若いママはそんな自分に対して自信にあふれていることが多く、それは決して悪いことではないのですが、まわりは「若いママでえらいねすごいね」と言ってくれる人ばかりではありません。

そういった点をきちんと理解して、それでも若くても立派なママであると自信を持って、子育てに励んでいただきたいです。