隣で寝ている人のいびきにもうウンザリ・・・どうにかしたいですよね。
そしていびきをかいている本人は本当に気が付いていないのでしょうか?
人に指摘されるまで気づかない人、または自分のいびきで目が覚めるなんて人もいるんですね。
いびきがうるさくて同じベッドはおろか同じ部屋でもダメ。
実はいびきでお困りの人はかなりいるようです。
そこで本気に考える「いびき対策」「いびきを治す方法」4選。
1.いびきの原因
いびきって男性のイメージが強いですね、やはり男性の方が多いのは事実な様ですが実は女性も結構います。
女性ホルモンが上気道開大筋という上気道を開ける筋肉を維持しています、
更年期など女性ホルモンが減少するといびきをかくようになる場合があります。
いびきは呼吸する時、喉や鼻の粘膜が震動して音を出しています。
筋肉が緩むことにより、また老化などでも起こります。
①「骨格など身体的特徴によるいびき」②「飲酒」お酒を飲んで寝ると全身の筋肉が緩み、気道が狭くなっていびきをかき易くなります。
③「たばこ」一見、無関係そうなたばこといびきですが、たばこを吸うと喉が荒れますね、喫煙する人はよく痰がからんだ咳をします。
喫煙は喉や鼻を乾燥させますからいびきに繋がります。
④「肥満」(運動不足)肥満は筋肉が減少しているし、脂肪が付き喉や気道が狭くなるのでいびきをかきやすいです。
⑤「仰向けで寝る」(重力によって上気道まわりの組織が落ち込みやすくなる)
⑥「口呼吸をしている」⑦「鼻づまりなどの鼻症状がある」⑧「ストレス・疲れが溜まっている」
などいびきの原因は様々あります。
2.いびきを止める
「根本的にいびきをかかなくなる」には本人の努力が大前提となるでしょう。
タバコを止める、飲酒を止める、口呼吸を直し鼻呼吸する、痩せる、この全部が必要な人もいるでしょう。
まずはここではいびきを止める対処法をご紹介します。
①「いびきをかいて寝ていたら起こす」いびきをかいてる人が一瞬起きると一時期的ですがいびきが止みます。
②「横を向いて寝る」いびきは仰向けで寝るとおき易くなりますから横向きで寝る。
布団やクッションなどを置いて仰向けの姿勢にならない様にねる。
今日だけでも「いびきはかきたくない」場合は固い物を入れたリュックを背負ったまま寝る。
③「鼻腔拡張テープ、口呼吸改善テープ、マウスピース」いびき防止グッズを駆使してみる
④「いびき震動ブレスレット」いびきの音を感知して、弱い低周波が流れます。
体が反応して寝る姿勢が変わり、いびき止まるという仕組みです。
起こせば止まるの自動システムというわけです、これは便利そうですね。
⑤「いびき防止枕」まくらの高さを変えればいびきをしなくなるかも知れません。
⑥「いびき防止コルセット」「スノアゴン」といいます、ムチ打ちのコルセットのようなもので首、顎を固定します。
これらはあくまでいびきを止めるための応急処置であり、
根本的な解決方法ではありません。
3.いびきを治療
具体的にいびきを治療するとなるとやはり医学の力に頼ることが大事です。
①「レーザー治療」レーザー治療では口蓋垂という部分を一部切除して気道を広げるという方法です。
②「漢方薬」瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)、イスクラ温胆湯(せいかうんたんとう)、勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)、五行草、防風通聖散などの漢方医学です。
③「医薬品」アンスノールアンスノールはドラッグストアで買うことができる「いびき抑制薬」です。
これらは必ず専門のお医者さんの意見を参考にして治療を行ってください。
4.深刻ないびき
そして、いびきをかく人で以下の状況の方は
他の病気を併発している可能性がありますので、
是非、一度病院で受診してください。
①「睡眠時無呼吸症候群」②「長期の喫煙週間がある」③「飲酒の習慣寝る前の酒たくさん飲む」
④「太り気味。隠れ肥満内臓脂肪」⑤「高血圧、糖尿病、高脂血症など」
⑥「首が短い、首が太い、まわりに脂肪がついている」⑦「下顎が小さい、小顔」
⑧「あごが後方に引っ込んでいる」⑨「歯並びが悪い」⑩「舌が大きい」など
ただのいびきだと思っていたら時々呼吸が止まっている=「睡眠時無呼吸症候群」です。
いびきが治れば無呼吸であることもなくなって来ますからいびきを治すというのは大切な事です。
いびきをかいている以上は「睡眠時無呼吸症候群」にいつなってもおかしくありません。
「いびき」は健康に害を及ぼすだけでなく、回りの人間関係まで壊してしまう可能性もあります。
いびきが気になったら、医療機関で適切な診察を受けてみて下さい。