敬老の日に姑に送るプレゼント選び苦労していませんか?
そもそも敬老の日に、義父母に限らず自分の両親にも何かお祝いをしているという人は
意外と少ないのではないでしょうか?以前は60歳定年でそこからはシニア世代の仲間入りという印象でしたが、
定年も延び、男女を問わず60代、70代でも元気な人ばかり。
「そんな元気な方々に敬老のお祝いなんて何とも…」と思い、敬老の日をスルーしてしまっている人も多いかもしれませんが、
誰でもお祝いされたら嬉しいもの。
では、どんな形でお祝いしたら喜ばれるのでしょうか?
今回は敬老に日に送ると喜ばれるプレゼント選びのコツをご紹介します。
1.老人扱いのお祝いは絶対にNG
孫から「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれるのは許せても、老人扱いされるのは腑に落ちないという人は多いはずです。
そんな義父母に対して、いかにも「老人扱い」的なお祝いをするのは絶対にNGです。
洋服や鞄など身に着ける物でも、若い人から見たら「似合うだろう」とシックな色身の物を選んでも、
当の義父母にしたら、「わ、地味だわ…」と感じてしまうもの。
「派手な色身は余計に年齢を感じさせるのに…」と思っても、そこはグッと我慢して派手目な色味の物を選んでみて下さい。
足腰が弱っていそうだからと杖を選ぶとかも避けた方が良いかもしれません。
本当に必要であったらご自分で購入されるでしょう。
同じような理由で、「年齢と共に睡眠が上手に取れなくなるだろうから」と安眠枕なども避けた方が無難でしょう。
そのような年齢を感じさせる物は、本当に必要であればプレゼントしなくてもご自分で購入するはずです。
2.残る物は避けた方がベスト
「何か残る物を贈りたい」と思うのは自然な気持ちでしょうが、これも避けた方がいいかもしれません。
今の時代のシニア世代はいつまでも若い気持ちでいますし、実際若いのでしょうが、
それなりに年齢を重ねてきているといのも事実です。
なので、非常にこだわりが強く、はっきり言うと頑固になっている方も多いでしょう。
自分がいつも使っている湯飲み、いつも使っているタオル、いつも使っているスリッパ、何でも今自分が使っている物が最高です。
「お洒落な夫婦湯飲みを見つけたから」「フワフワの肌触りのタオルを使って貰いたい」
「可愛らしいスリッパが売っていたから」などと好意で贈り物をしても、「えっ、こんなの使えないわ…」
「今のと違うし使いずらい…」と思われる事はよくある事です。
でも、シニア世代は今の若者と比べて物を大切にする世代なので、「使わないから」といって直ぐに処分できる性格でもないのです。
そうなると、「貰っても困る…」、いわゆる有り難迷惑状態になるのです。
実の両親ならまだ「何を欲しがっているか」の意思疎通が図れている場合も無きにしは有らずでしょうが、
義父母となると、なかなか本当に欲しい物を察知するのは至難の技です。
3.どんなお祝いがベスト?
残らない物でお祝いするとなると、一緒に食事に行くとかがベストでしょう。
そうすれば、もし子供がいたら、義父母に孫と会う機会を設けてあげる事にもなります。
夫婦二人だとついつい面倒で外食する機会も無いといった感じなら、外食する機会を提供してあげられる事にもなります。
でも、「せっかくだから」と、ちょっとお洒落なレストランを奮発して予約しても、
そこが電車を乗り継いで行くような場所にあればこれも有り難迷惑になってしまう可能性があります。
どんなに元気なシニア世代でも、年齢と共にどんどん億劫になっていくのが現実です。
ですから、夜の慣れない食事に電車を乗り継いで行って、食事の後も又電車を乗り継いで家路に着くとなると、
疲れに行くようなものになってしまいます。
それなら、義父母の住まいの最寄の行きやすいお店を選んであげた方が絶対に喜ばれる事間違い無しです。
もしどうしても義父母が「外食は面倒」とか、遠方に住んでいて一緒に食事が出来ないといった場合は、
カタログギフトなどを贈ってあげたら喜ばれるでしょう。
カタログギフトの中でもグルメに特化したようなカタログギフトもあります。
これなら「こんなにたくさんの中からどれを選んでいいやら…」という状況を避けられますし、
普段なら口にしないような老舗の食べ物なども掲載されているので、自宅にいながら上質の物を食べて貰う事が出来るのです。
4.子供がいたら孫からのプレゼントに勝る物は無し
もし子供がいるなら子供からのプレゼントを渡してあげたら絶対に喜ばれるでしょう。
手紙でも絵でも何でも構いません。
それが難しいようなら電話に出て一言二言話すだけでも充分でしょう。
お祝いがどんな形か、プレゼントがどんな物か、そんな事とは無関係に、「孫が自分達の事を意識してくれている」と分かるだけで凄く喜ばれるものです。
今の時代、敬老の日のお祝いほど難しいお祝いは無いかもしれません。
「色々考えていたら面倒だし、もうスルーしてしまおう」と思う気持ちも分かります。
でも、ちょっと工夫して何らかのお祝いをして差し上げる事で、義父母との繋がりが生まれるのです。
そうやって少しずつ距離を縮めていき家族となっていくのかもしれません。