生ゴミからの臭いや虫を防いで処理する方法

生ゴミの処理や保管、どのようにしていますか?夏場は特に臭いが気になりますよね。



その臭いに集まってくる小バエやゴキブリの姿を見るだけで嫌な気分になり、衛生面でも問題があります。



毎日発生する生ゴミとその臭いや虫対策についてご紹介します。


1.特に生臭い生ゴミは回収日まで冷蔵庫で保管する

一番困るのが丸ごと食べられない魚の内臓。



かなり生臭いですよね。



秋は秋刀魚が美味しい季節ですが、内臓は取り除いて調理される方が多いのではないでしょうか。



この場合は、取り除いた内臓をすぐにビニール袋にいれ、きっちり密封してから次の生ゴミ回収日まで冷蔵庫に入れて保管します。



地域によってゴミの回収の仕方は様々です。



マンション単位で業者に委託し毎日回収してくれる場合があります。



これなら、生ゴミが発生したらすぐコンテナに捨てられるので有難いですよね。



行政機関が回収に携わっている場合は、生ゴミは週に二回の回収というところが多いのではないでしょうか。



週に二回だと、2日は捨てるのを待たなければいけません。



魚の内臓は少量なら冷蔵庫の中で保管しても場所を取らないので、それほど邪魔には感じません。



密封して次の回収日まで冷蔵庫で保管すれば虫が発生することもなく、臭いも出ません。



ただし、捨てるのを忘れたら大変。



回収日には忘れずに必ず捨ててくださいね。



魚の調理は生ゴミ回収日の前日にすると、内臓を冷蔵庫で保管するのが一日で済みます。



生臭い魚や大量に生ゴミが出るようなメニューは生ゴミ回収日に合わせて作る日を決めるのもひとつの作戦ですね。

2.なるべく生ゴミを出さないようにする

野菜はなるべく全て食べるように工夫します。



じゃがいもやニンジンはよく洗って、皮ごと調理したり、大根の皮は乾かして切り干し大根にします。



魚は圧力鍋などで骨まで軟らかく煮て丸ごとたべると、ゴミはゼロになりますね。



目指すはエコクッキングです。



それでも食べるのが難しい魚の頭は、買うときに落としてあるものを選びましょう。



料理をする時も、その都度食べきれる量を作るように考えて、残飯を出さないようにします。



もしも余ってしまった場合は冷蔵庫の中で忘れられて腐らせないよう、すぐに冷凍庫へ入れましょう。

3.生ゴミの水分を極力少なくする

生ゴミを水分を残したままゴミ箱に捨てると臭いの原因になり、小バエが発生します。



生ゴミ用の細かい目のネットに入れて、ギュッと絞ります。



その後、新聞紙で包んで、ゴミ袋に入れます。



袋の口はきっちり結びましょう。



スイカの皮などほとんどが水分のものは握力が強い男性に頼んで、ギューっと絞ってもらうと良いですね。



絞れば、かさも少なくなります。



レトルトのカレーなどの袋を生ゴミと一緒のゴミ箱に捨てるという方もいるかもしれません。



その場合は、袋の中身を洗ってよく乾かしてから捨てましょう。



レトルトの袋以外にもアイスクリームやヨーグルトのカップなども、洗って乾かしてから捨てましょう。



水分は極力残さないようにするのが重要です。

4.虫が寄ってこない工夫をする

気をつけていたのに、キッチンにゴキブリを発見するとショックが大きいですよね。



捕獲するまで気になって、お料理どころじゃありません。



ゴキブリはキッチンが大好き。



生ゴミ以外にもビンの外側に垂れた調味料やオイルを舐めに来たりします。



このゴキブリに効くので有名なのがホウ酸ダンゴ。



赤ちゃんやペットが中身を舐められない工夫された容器に入ったものが市販されています。



小バエ対策には臭いで誘引して捕獲するものが市販されています。



設置するだけで容器の中に落ちていく仕組みで片付けもラクです。



ホウ酸ダンゴと合わせて生ゴミの付近に置くと有効です。

5.生ゴミ処理機を使う

これが一番有効です。



生ゴミ処理機は大きく分けて二つのタイプがあります。



一般的なのは乾燥式で、温風加熱により生ゴミの水分を蒸発させ、乾燥、減量させるスグレモノです。



室内に置けるコンパクトな物が多く、臭いの発生も少なく手軽です。



デメリットと言えば電気代が高くついてしまうことでしょうか。



もうひとつはバイオ式です。



微生物によって生ゴミを分解するタイプです。



こちらは処理中の発酵臭があるため、屋外におかなければいけません。



家庭用生ゴミ処理機の購入には地域によって助成金を出してもらえる自治体があります。



お住いの市町村に問い合わせると詳しく教えてもらえます。



2万円から3万円くらい出してもらえるので利用しない手はありません。



生ゴミが発生するキッチンは毎日の食事を作る場所です。



家の中でも一番清潔に保ちたい場所ですよね。



いくらおしゃれで素敵なキッチンはでも生ゴミ臭が漂っていたら台無しです。



今回は、なるべく生ゴミを出さないような工夫から、どうしても出てしまう生ゴミの扱いについてご紹介しました。



便利な市販品を上手に使って、清潔なキッチンでお料理をしたいですね。

関連情報(外部サイト)