少し靴を履いていただけなのに、脱いだ瞬間にツーンとした足の臭いを感じた事はありませんか?
足の臭いに悩んでいる人は、夏だけに限らず、日々色々な場面で気になっていると思います。
今回はそんな足の臭いの原因と消す対処方法についてご紹介します。
1.汗腺
足の裏には汗腺がたくさん通っています。
そのために、汗をかいて足の裏がベタついたり臭くなったりするのです。
人によって汗を多くかく場所は異なります。
汗かきな人だからといって、足の裏も大量に汗をかくとは限りません。
緊張や動揺、そういった事でも汗が出る原因。
その時は誰でも知らず知らずのうちに自然と体に力が入っているからです。
なので足の裏にも少なからず汗をかいているはず。
またその汗と古い角質などが重なり合って臭いのもととなっています。
ですので、かかとなどの古い角質は日々お手入れしておくと良いでしょう。
2.細菌
水虫などもそうですが、足の裏に汗をかき、通気性が悪くジメジメしたままだと雑菌がわきます。
その雑菌と古い角質や汗が混じりニオイになる。
ジメジメと湿気っている状態は、雑菌やニオイをつくりだす最高のコンディションとなるので、通気をしてサラサラに保つと良いでしょう。
細菌や雑菌の繁殖率はものすごく早いので、なんかムレてる?と思った時にはかなり繁殖しているはず。
できれば定期的に靴を脱いだりして風通しをしましょう。
3.清潔にする
汗をかいたら洗う。
もしくはボディシートなど除菌成分が入っているものでこまめに拭くなど、足の裏から指の間まで清潔にする事が大事です。
また見落としがちなのは、足指の爪。
爪の間には細かいゴミなどが挟まっているので、定期的に爪の縁取りからゴミを出してあげる。
甘皮処理をする際に使用する道具などで取り除く事もできますが、皮膚がふやけている時にやる方が肌や爪を傷つけにくいので、
風呂上がりなどにやると良いでしょう。
ただし、無理矢理グイグイと隙間に入れると爪と皮膚が離れてしまいそこからバイ菌が入ってしまうので、優しく浅くおこなう事が大事です。
4.酢
洗面器にぬるま湯をためて、その中に少量のお酢を入れる。
そして足をその中に浸す。
だいたい2分～3分ずつが目安です。
お酢には殺菌効果があります。
原液のままでは爪や肌に刺激がありすぎますし、お酢のニオイがついてしまうので、ぬるま湯洗面器8分目に対して20ccくらいが適量です。
これをやると水虫も改善されていきますし、足の裏もツルっとします。
また浸しながら軽石などでかかとの角質を取るのもオススメ。
ぬるま湯で浸しているので角質も柔らかくなっているので取り除きやすいです。
5.ケア商品の活用
外出先ではなかなか足の裏などを洗ったりはできませんよね。
そういった場合は外出する前に足の裏や指の間に塗る除菌クリームや、どこでも手軽にサッと使えるデオスプレー足用などを活用すると良いでしょう。
スプレータイプのものは靴下の上からでも使えて、白くならないのものあります。
またクリームタイプはベタつきのないサラッとした塗り心地のものもありますので、使用しても不快感はありません。
ドラッグストアなどで季節問わず販売されているので入手もしやすくお手ごろ価格で重宝しますよ。
6.靴
毎日同じ靴を履いていると、汗などを吸い込んだままで靴自体が湿っています。
ですので通勤用の革靴であれば予備で1足～2足用意して、日替りで履き替える。
履いたものは天日干しではなく影干しで風通しのよいところで半日以上干しましょう。
スニーカーなどであれば洗い替えを用意し、丸洗い。
洗うのは1週間に1度洗うか程度で良いですが、干すのは革靴など同様、こまめに干す。
外せる中敷きが敷いてあるならば、靴本体と中敷きを別々に干すのが良いかと思います。
7.食事
食べたものでも体からニオイを発します。
例えばニンニク。
ニンニクを食べた時って口の中からもですが体からも臭ったりしますよね?それと同じで、食べた物も汗にニオイをつけたりします。
脂っこいものを食べればそれだけ脂っこい汗が出てきてニオイも変化します。
それでいて汗かきの人だと余計に悪循環。
そういった人は茄子を食べると体を冷やす効果がありますのでオススメです。
いかがでしたか?
足の臭いの原因は、水虫だからというわけではなく、食べる物や体質・体調によっても少しずつ異なります。
足の裏には全ての人に汗腺があるので、ニオイに関しては誰でも起こり得る事ではありますが、
いずれの場合にも言える事は足は常に清潔にして風通しをし乾燥させる事が重要で、
それと組合わさる事で更にニオイの原因となる古い角質を除去するのも改善するには必要な事です。
クリームやスプレーは一時的な効果なので、ニオイをもとから改善する事を意識して、日々足の裏から指の間、
爪の間に至るまで細かいケアをしてみましょう。
そして、靴も同じくこまめに干してあげて足に良い環境をつくりましょう。