夜中に目が覚めてしまうと、翌朝から夜まで体調が何となく優れなくなります。
頭はぼ~としてしまうし、身体は重くなるし、良い事は一つもありません。
なぜ?夜に床についているのに、夜中に目が覚めてしまうのでしょうか?
それを改善できてぐっすりと眠る事が出来るようになるのでしょうか?
今回は夜中に目が覚めてしまう原因と熟睡するための方法をご紹介します。
1.夜中に目が覚めてしまう原因は一つではない
夜中に目が覚めてしまう原因はいくつかの理由が考えられます。
まず一つ目は年齢が行く事によってなりがちな(早朝覚醒)が考えらます。
年をとるに連れて夜中や朝型早くに目が覚めてしまい、眠れない。
そんな事を聞いた事がある人は少なくないと思います。
早い人だと40代に入るその症状が始まると言われている早朝覚醒は体内の時計のサイクルが短くなっている事や熟睡をするには体力を使うことから、
体力の衰えと共に長い時間の熟睡が出来なくなり夜中や朝型に目が覚めてしまうという事になるようです。
体内時計のサイクルは24時間よりも長い24時間10分~25時間だと言われているのですが、
年齢と共に体内時計のサイクルがどんどん短くなっていく傾向があるそうなので、体内時計の判断によって早く目覚めてしまうようにもなるのです。
そして二つ目の原因は、ある程度年齢のいった方は早朝覚醒だと理由がはっきりしている場合が多いいのですが、
若い世代にも夜中や朝型早くに目が覚めて眠れない、または熟睡が出来ないという人が多くなってきているのです。
これは最近一番言われているのが寝る間際までパソコンやスマホをいじっている為に、脳に刺激を与えたまま眠る事から起こる症状と言われています。
身体は疲れているので一度は眠たくなり眠る事は出来るのが特徴ですが、
その後、脳は休みきれていなので数時間経つと身体も起きてしまう事になるのです。
三つめの原因として考えられるのは精神的な悩みを抱えている。
これは特に一日の終わり、眠る間際にその事を考えてしまう。
考えながらいつの間にか眠ってしまう事が原因と言われています。
人間の脳は否定的なことを考えながら眠りつくと、その否定的な感情や思いが脳にインプットされてしまい、
変な夢を見てしまったり、時にうなされてしまったりの原因となるのです。
昔から金縛りも身体は疲れて眠っているのに、脳はいろいろなことを考えながら眠っているために起きる症状の一つだと言われています。
それだけ人間の身体と脳は繊細でもあり、眠る前にいかにリラックスしなければいけないかが分かります。
2.寝室の環境を変えて身体も脳もリラックス
夜中に目が覚めずに熟睡するにはどんな事に気をつけて改善していけばいいのでしょうか?
まずは寝室の環境を変えて見る事が大切です。
一番最初にすべき事は部屋の温度設定と照明の明るさを変えてみる。
寝る時の温度は温かすぎても、冷たすぎてもいけません。
室内が24~26度の適温になっているかを確認します。
続いて電気は明るい方がいいですか?真っ暗な方がいいですか?これは好みによると思いますが、真っ暗にしていて、
夜中に目が覚めるような事が続いたら照明を少しつけて眠りにつきましょう。
反対にいつもは照明を少しつけて寝ているのに目が覚めてしまう人は真っ暗にしてみましょう。
自分自身にあった室温と明るさを把握する事が大切です。
3.昼寝はしても15分まで。ほんの少しの運動も毎日心がける
休日は朝寝をした上に、また昼寝をしてしまうという方は意外と多いと思います。
昼寝はしても15分までがいいと言われています。
それ以上の時間になると必ず夜の睡眠の熟睡度に関係してきてしまうのです。
どうしても昼寝をしたいという人は予めタイマーをかけて、15分以上は寝ないようようにするといいでしょう。
また、一日に5分10分でもいいので(時間と運動習慣のある人は40分から~1時間が理想です)ストレッチやラジオ体操的なことをしましょう。
早めにお風呂に入って、その後にするのばベストですが朝でも構いません(運動している事を脳にインプットさせる為に毎日続けるのがベスト)
眠る1時間には何もしないことがいいので、入浴も軽い運動もパソコン仕事やスマホいじりも就寝の1時間前までに済ませましょう。
4.枕を変えてみる
毎日熟睡が出来ていなかったのに、枕を変えたら熟睡出来るようになった。
そんな人が多くいるそうです(百貨店リサーチ)意外と自分にぴったりの枕を使用していない人が多いのです。
枕があわないとどうしても夜中にちょくちょく目が覚めてしまいます。
寝具関係にお金をかけたくないとい人は意外と多くいるそうですが、人間は人生の三分の一の時間を寝ることに使うのです。
なので本当はとても重要な物です。
夜中に目が覚めてしまい熟睡ができない人は枕を見直すべきだと言えるのです。
夜中に目が覚めてしまう原因と熟睡すための方法の解説、お役に立ちましたか?どれか一つでも参考になって、
今日から夜中に目が覚めず熟睡できるようになる事を願います。