頭皮のトラブルは色々ありますが、湿疹などが出来て痒みを伴うものだとイヤですよね。
それが悪化すると膿んだりして広がったりしてしまいます。
そうなると完治するまでに凄く時間がかかり不快感を持ったまま生活する事になります。
今回はそんな頭皮に出来る湿疹の原因と治療法についてご紹介します。
1.シャンプーなどが合わない
シャンプーや整髪料などが肌に合わないと、湿疹などを引き起こす原因となります。
顔でも合わない化粧品を使うと吹き出物や湿疹ができる事ありますよね?それと同じ原理です。
市販で売られているシャンプーなどは香りなどがキツイものもあり、成分的にもあまり良くないものがあります。
ですので、髪の事も大事ですが、頭皮に優しいシャンプーなどを選びましょう。
オーガニックのものは比較的良いかと思います。
また美容室などで販売されているものは少し値段が高いですが、髪にも地肌にも良いのでオススメです。
整髪料は頭皮にはなるべくつかないように使用するのが基本です。
髪をスタイリングするものですので、根元から少し離れた部分に使用する。
スプレーの場合は遠巻きにスプレーする。
そういった事も注意する必要があります。
2.よく洗えていない
シャンプーなどがよく洗い流す事ができていないと、頭皮が根詰まりして湿疹や抜毛、痒みのトラブルに繋がります。
洗う時は頭皮をマッサージするようにゆっくり揉みながら洗う。
そしてできるだけ長く洗い流す。
手のひらにお湯を溜めるようにして髪ごと頭皮にタプタプとしながらシャワーをあて続けて洗うと、髪も頭皮もキレイに洗い流せます。
また、シャンプーなどは髪の毛が長い人でも1プッシュ弱で充分かと思います。
そして髪に直接つけるのではなく、お湯を少しまぜて手のひらで泡立てるようにしてから髪にのせて洗うと良いです。
トリートメントなどは髪だけにつけ、地肌にはつけないようにしましょう。
3.ジメジメしている
汗ばむ時期は特に頭皮がジメジメしていて、雑菌などが繁殖し、湿疹など出来る原因となり、それを掻いてしまえば雑菌が傷口に入り込んで悪化する。
そしてグジュグジュとした湿疹になり、膿が出てきたりする時もあります。
汗をかく事は仕方ありませんが、できるだけ頭皮をベタつかせない事が大事。
頭皮爽快スプレーを使うと頭皮もサッパリして、臭いなども防ぎます。
湿疹などがすでに出来てしまっている場合は使えませんが、そうなる前の対策としては良いのではないでしょうか?
4.よく乾かす
髪を洗った後の生乾きは1番よくありません。
中からしっかり乾かす事をオススメします。
髪にも良くありませんが、頭皮にはもっと良くありません。
抜毛の原因にもなりますし、髪が傷む原因でもあり、頭皮のトラブルにもなります。
ブラシを使わず、ドライヤーは遠くからあてて手櫛で中から色々な方向へ髪を分けて地肌も乾かすようにしてあげると良いかと思います。
そして最後に分け目で分けて整える。
これをおこなうと髪のボリュームも出ますし、朝のスタイリングも楽になります。
タオルドライだけは避けて、ちゃんと頭皮から乾かすようにしましょう。
5.塗り薬
痒みがある湿疹の場合は、眠れなかったりしますので、市販で売られている痒み止めの顔にも使えるタイプのものを塗ると良いでしょう。
顔の肌はデリケートですので、その肌に使えるのであれば頭皮も繋がった皮膚なので使えます。
しかし、塗りすぎには注意しましょう。
たくさん塗っても効果は同じです。
そして、塗ったらその部分には触れない。
もし掻いて膿んでいた場合など、触れてしまってそれで他の部分を掻いてしまったら、湿疹の範囲が広がるおそれがあります。
湿疹は移りますので塗り薬を塗った後は患部に触れずよく手洗いをして気を付けましょう。
6.皮膚科へ
あまりに酷い湿疹で、髪の毛がその部分だけ抜けてしまったり、皮もめくれてしまうような状態の場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
そうなってしまっては時間をかけて自然に治療するのは難しい状態です。
そしてさらに悪化する可能性と、頭皮以外への転移の可能性も出てきます。
そして、そうなるまでにおこなった事などを明確に伝えて先生からの指示をあおぎましょう。
いかがでしたか?頭皮に出来る湿疹の原因は、雑菌などによるものや日々何気なく使っているシャンプーなどの用品でも原因となります。
1度できてしまうと頭皮トラブルというのは完治するまでに時間がかかり、痒みが伴う場合は寝ている間など無意識に掻いてしまって悪化する事もあり、
また頭皮以外にも転移する可能性もあります。
そうなる前に気を付けておけば良いですが、既に出来てしまった場合は、できるだけ頭皮をジメジメさせず乾燥させて、患部には触れないようにする。
またシャンプーなども直につけて洗うなどは避け、優しく頭皮を洗うようにする事です。
そして、湿疹が酷くただれてきた場合は早めに皮膚科を受診して、悪化するのを防ぎ、完治しましょう。