秋から冬にかけて唇が乾燥でかさかさになってきますよね。
リップクリームが手放せない季節、夏過ぎまではなんでもなかった唇が一気に潤いがなくなってかさついてしまう経験はどの人にもきっとあるはず。
若いころは唇はぷるぷるつやつや潤っていたのに急に年齢が上がるごとに乾燥するのが頻繁になって悩んでいる女性も多いことでしょう。
毎日毎日リップクリームを塗っているのになぜ、唇はなぜ乾燥するのでしょうか?
唇が乾燥したり荒れたりする原因や、荒れた時の地処方など唇のケア方法をご紹介します。
1.唇はなぜ荒れてしまうのでしょうか?
唇を触るとつやつやぷるぷるしていて気持ちがいいですよね。
でもこのつやつやは口の中の粘膜が外側に出ているということなのです。
唇の粘膜が外に出ているので、乾燥しやすいのです。
唇は厚い皮膚でおおわれているわけでもなく、皮脂や汗が出るわけでもないので、乾燥だけでなく、荒れたり、トラブルが出やすい部分でもあるのです。
傷つきやすく、乾燥しやすい唇、荒れる原因は一つではありません。
唇の荒れは最も多いのが乾燥です。
それ以外にも、唇の汚れ、胃腸の病気、なども荒れる原因としてよくあるものです。
それぞれの荒れについて対処法も異なってきます。
2.唇の乾燥による荒れの原因と対処法
最も多い唇荒れの原因は乾燥によるものです。
唇の皮膚はとってもとっても薄いのです。
唇が乾燥するとその薄い皮膚がすぐに硬くなってきてしまいます。
水分がなくなってくるので皮膚が固く縮んだ状態になってくるので、ひび割れを起こしたり、裂けてしまったりするのです。
そして唇が裂けたり、割れたりしてくると、痛みも伴い、血が出てしまうことも多いです。
気が付いたら血が唇についているなんて言うときに鏡で唇を見てみるとどこかしら割れていることでしょう。
そしてその唇の割れやひびが入ってさけたところからバイキンが入ってくることもあります。
そうすると唇が炎症を起こして膨れ上がったり熱をもってしまうこともあります。
唇が乾燥してしまう原因は、よく唇をなめる習慣があったり、いつも口で呼吸をしてしまうことや、
強い紫外線を浴び続けたり、水分不足などから起こります。
唇が乾燥した時の対処法は、必要以上に唇をなめたりいじったりしないことや、鼻呼吸を心掛け、
鼻が詰まっていたらそれをまず治すといったいつもの習慣を変えれば治るパターンもあります。
紫外線による乾燥は特に夏の後に起こります。
日焼け止めを顔や首に塗る人はたくさんいても唇まで塗る人はあまりいないですよね。
でも唇は突起している部分なので実は紫外線を多く浴びやすいのです。
そして厚い皮膚で覆われていないので炎症も起こしやすいのです。
通常の日焼け止めクリームは粘膜に入ってしまうとよくないものもありますので、リップクリームを塗るとよいでしょう。
最近はUVカットできるリップクリームも売っていますので賢く利用しましょう。
乾燥してしまったあとには水分を唇に与えてリップクリームで保湿するのが良いです。
また、顔用のスチーム美顔器を毎日使うとお顔も唇も潤うのでオススメです。
スチーム美顔器がなくても大丈夫。
マグカップに熱いお茶やコーヒーを入れた時にまず、唇の下にマグカップを置きます。
この湯気で唇が潤いますよ。
飲み終わった後にはリップクリームを塗って保湿しましょう。
水分不足による乾燥もこのスチーム美顔器やマグカップの湯気が効果的です。
3.リップクリームを塗っても治らない唇の乾燥や荒れの対処法
リップクリームをいくら塗っても全く効果がない場合、乾燥の原因は胃腸が炎症を起こしていることが多いです。
胃腸になにかトラブルが出ると、口内炎や唇の乾燥など口に関するトラブルが起こることが多いのです。
胃腸は唇、口などと繋がっていますから、胃腸のトラブルや疲れは口周りにも似たような症状ができやすいのです。
そして胃腸のトラブルは暴飲暴食やストレスから起こり、唇の乾燥、口内炎などの発症という形で出てきます。
まずは生活リズムをしっかり整えましょう。
胃腸に負担がかかる食べ物や飲み物は控えてみましょう。
辛すぎる香辛料なども唇乾燥の原因となります。
ストレスは、音楽を聴いたり、運動をしたり、おしゃべりをしたり、うまくその日のうちに解消する方法を見つけて実践しましょう。
ビタミンCはストレスにも効果があり、体の調子を整える働きもするので果物摂取やサプリもオススメです。
また、使っているリップクリームが合わないという場合もあります。
使われている、油などが体に合わない場合がありますので、オーガニックものに変えたり、
柔らかめでもいいのでアイクリームを使ったりして変えて自分に合うものを探しましょう。
唇がかさかさしているとリップのノリも悪く、お顔がキレイに見えません。
割れてしまう前に乾燥対策をしっかり行って、つやつや潤う素敵な唇を持続させましょう。