日常的に捨てることは余りない刃物の捨て方皆さんはご存知ですか?
コップや陶器が割れた際には不燃ゴミとしてだしますよね。
ワレモノの場合は紙袋やお米が入っているような厚めの袋に入れて「きけん」とか「ワレモノ」と書いておくと丁寧ですが、
鋭利な刃物はどうやって処分するんでしょう?
今回は包丁等の刃物の捨て方をご紹介します。
1.包丁って何ゴミ?
刃物と言っても色々ありますよね。
思い付くままに包丁、スライサー、カミソリ、カマ、ノコギリなど。
このような刃物は基本「燃えないゴミ」の日に出すところが多いようです。
しかし、地域よっては独自のルールで出す所まあるようです。自分の地域がどの日に出すのかについては、地域のゴミ収集一覧表を確認してみて下さい。
一覧表が手元に無くても今はネットで市のホームページを簡単に見れますから便利です。
園芸用のノコギリやカマは例えば横浜市ですと「小さな金属類」として出すようにルール付けられています。
「危険ゴミ」という名称で回収がある市等もあるようです。
やはり、一度お住まいの市区町村の冊子やホームページで確認するのが一番ですね。
2.包丁をゴミとしてどうやって出す?
出し方は刃先をガムテープでグルグル巻きにし、新聞紙にくるみ厚手の紙袋に入れ出しましょう。
地域によっては缶等に入れてテープで封をしてOKのところもあったり、新聞紙でグルグル覆うだけでOKのところも。
要するにゴミ収集員さんが怪我をしないように注意して危険物だとわかってもらえるように目立つ色や大きい字で
「危険」「のこぎり」「包丁」など書いておきましょう。
ゴミ置き場に行ったら無残に置いてくるのでは他のゴミと混ざり危ないので、ちょっと高いところに置いたり目につくような場所に考えて置きましょう。
3.包丁を供養してもらう
長年大切に使ってきた包丁だとポンッとゴミに出すことも躊躇してしまう人はお寺で供養してもらう方法もあります。
お人形や正月飾りも供養してもらいますものね。
例えば美容師さんが気持ちを込めて使っていたハサミ、料理人が長年愛用していた包丁など職種によっては供養を選択する人もいます。
お寺さんにもよると思いますが5千円から供養をして貰えるようです。
供養された刃物はリサイクルされまた新しい刃物に生まれ変わります。
捨ててしまうよりも長年愛してきた道具が新しいものに生まれ変わった方が使い手も喜ぶものでしょう。
物を大切にする・感謝する気持ちを持ちたいものですね。
4.11月8日は刃物供養祭
刃物供養で有名な行事があります。
岐阜県関市で開催される「刃物供養祭」です。
イイハの語呂合わせから刃物の記念日になっているのが1つの理由、旧暦の11月8日は鋳物師や鍛冶師、
石工などの鞴(ふいご)を用いる職人のお祭りがありました。
この2つの理由から11月8日に刃物供養祭を行うことにしたそうです。
思い入れが強い刃物なら一度、こちらの刃物供養祭で供養されてはいかがでしょうか。
きっと感慨深いものになると思います。
関市のゆるキャラ達も居たりして結構盛大なイベントのようです。
5.大きさで分別も異なる
先程も述べたように市区町村でゴミの出し方も違ってきます。
同じ刃物でも大きさの違いで分別方法が異なってきますので必ず冊子またはホームページで確認してください。
横浜市で例えると、「草刈機の刃」は小さいものなら「小さな金属類」で捨てられますが30センチ以上になると「粗大ゴミ」として分別されます。
この粗大ゴミにも小区分けがあり無料なもの、有料なものがあります。
粗大ゴミとなれば、大抵は市に電話連絡し日時や指定場所などを決め所定の位置に置いておきます。
または直接自分でゴミ処理場に持参することもできます。
6.地域を回る無料回収に出す方法
市のゴミ収集に出さなくても地域によっては無料で引き取ってくれる不用品回収業者がいます。
遅い速度で宣伝しながら地域を巡回していたりします。
また回収する不用品リスト一覧をポストに入れてくれるので出せる刃物があれば回収して貰いましょう。
チラシを配っている場合、「○月○日(○曜日)に回収しますので道路から見える位置に不用品を出して頂きこのチラシを貼って置いておいて下さい」
と言った内容が記載されています。
冊子を見る暇もないし、よくわからないと思っている人は不用品回収のリストに刃物があれば手早く出しちゃいましょう。
大いに助かります。
いかがでしたか?刃物を捨てる方法はまとめると3つの方法があることがわかりました。
1.市のゴミに出す2.供養してもらう3.不用品回収業者に依頼するこのどれかの方法で刃物は出せることがわかりましたね。
どことなく何ゴミか不明でずっと置いておいたという人もすんなり捨てることが出来ますね。
包丁は安易に捨てるとかなり危険ですので正しい手順で安全に捨てましょう。