騒いでうるさい子供を静かにさせる方法

子供が騒いで手をつけられなくなってしまうことってありますよね。

静かにして欲しいのに一体どうすれば騒ぐのをやめてくれるのかと悩むことも多いことかと思います。

今回はそんな騒いでうるさい子供を静かにさせる方法をご紹介します。

1.低いトーンで叱りつける

子供というのは世話をしてもらう時に少し高い声で世話をしてもらう事の方が多いですし、子供好きな人が声を掛けてくる時にも高い声で「かわいいね」なんて言って声をかけられる事が多いですよね。

父親が世話をする時も、普段の低いトーンではなく子供向けに少し声を高くして接する事の方が多いですから、日常的に自分に話しかけられる時には高めの声で話しかけられることの方が慣れています。

ですから、自分がうるさく騒いでいる時に低いトーンで急に叱り付けられると、子供は「ビクッ」と驚いてしまって一瞬固まったようになってしまいます。

例えば普段優しく接している母親や父親が、普段のトーンとは違う低いトーンで一喝すると「何か違う」と感づきますし、他人の低い声に関しては恐怖を感じてしまうので思わずおとなしくなってしまいます。

ただ、注意すべきはあまりにも怖がらせてしまうと、泣き出して逆効果になる事があるので程ほどが肝心です。

2.子供が興味を引きそうな話題を振ってみる

子供がうるさく騒いでいる時に、例えば子供が好きなキャラクターだったり、大好きなお菓子の話を唐突に振ってみると急に「え。

?何?」と関心を持ってそれまでの騒ぎ具合が嘘だったかのように静かになる事があります。

「好きなキャラクターの話を聞かせて」なんて落ち着いてお願いしてみたら、子供は喜んでお話をしてくれるでしょうし大好きなお菓子を聞いて与えてやればそれだけですぐに喜んで大人しくなります。

要するに、うるさく騒いでいる事から他のことに興味を持っていくという事が大切と言うわけです。

ただ、子供が好きなキャラクターについてはそれが戦隊モノだったりした場合、そこから戦隊ごっこがスタートする事も考えられますので質問の仕方は工夫した方が良いですね。

特に男の子の場合は話に熱中してしまって、またうるさくなる事も考えられますから好きなキャラクターよりも、好きな色や好きな動物を質問する方が無難かも知れません。

また、お菓子について聞くのは効果抜群ですが質問しておいてそのお菓子が用意されていない場合は子供に期待だけさせてガッカリさせてしまう結果になってしまいますから、予め好きそうなお菓子は用意しておいた方が良いですね。

3.子供以上にうるさく騒ぎ立てる

大きな声で騒いだり、ワンワンと泣いていたりする子供を目の前にするとどうして良いのかわからなくなって困り果ててしまう人もいらっしゃるかと思いますが、子供は自分が騒いだり、泣いたりしても許される状況というのをなんとなく感じ取っています。

ですからその場で誰も大人が叱らなければ、自分がやりたいように思い切り騒ぎ立てるでしょう。

そんな子供に対しては、うるさく騒いでいる子供以上に大人の方がうるさく騒ぎ立てるのが効果的です。

泣いている子供に対しては、もっと大きな声で大げさに泣いている振りをする事で子供はびっくりしてしまいますし、同時に「大人なのにこんなに泣いている」と心配してくれたりします。

また、大声で騒いでいる子供に対しては大人も驚くくらいの大声で騒ぎ立てると、泣き真似の時と同じようにびっくりしてしまい「これ以上うるさくしない方が良いかも」と自分で判断をして静かになるというわけです。

子供の中で「大人はしっかりしている」といった認識がありますから大人が子供のようにうるさく騒いでいる状況というのは異質に感じられて思わず静かになってしまうという訳です。

子供の意識を他へ向けよう

うるさい子供を何とかして静かにさせたい時には、子供と同じような中途半端なトーンで話しかけたり叱ったりしても全く子供の心には響きません。

むしろ思い切り年の離れた子供に全力で無視をされてしまって大人の心がポキッと折れてしまう事にもなりかねませんから、そんな時には第一声で強い意思を持って子供に接する事が大切です。

子供より大きな声で叱ったり、思い切り低いトーンで叱ったり、子供以上にたちの悪い大人を演じる時には、しっかりと気合を入れてやりきるという事が大切と言えるでしょう。

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