赤ちゃんがあまり泣かない時の意外な理由とは

まだ小さな赤ちゃんは泣く事でお母さんに不満や欲求を伝えますよね。

しかし、一方でなかなか泣かずにとてもおとなしい赤ちゃんもいます。

泣かないでいてくれるのは親としては手がかからずに楽な反面、

逆に心配になってしまうこともあるでしょう。

今回は赤ちゃんがあまり泣かない理由をご紹介します。

1.そもそも不満が無い状態で泣く理由が無い

「赤ちゃんは泣いて当たり前」「泣くのが赤ちゃんの仕事」といった考えを持っているお母さんは、反対にあまり泣かない赤ちゃんをお世話していると「どうして泣かないのかしら」と心配になってしまうものですよね。

赤ちゃんが泣く理由を考えてみるとオムツが汚れている、おなかがすいている、暑い、寒い、痛い、寂しいなどといった幾つかの理由が挙げられますがそういった事を先読みしてお母さんがお世話をしてあげることで、常に快適な状態で過ごせている赤ちゃんは沢山います。

オムツが濡れて気持ちが悪くて泣くというのは普通ですが、お母さんがオムツの状態に早く気付いて交換してあげることで、赤ちゃんは快適に過ごす事が出来ますから無く理由がなくなります。

そういった環境で快適に過ごしている赤ちゃんは泣いて不満や欲求を訴える必要がなくなってきますから自然と健やかな状態で過ごせる時間が長くなり、結果的にあまり泣かない赤ちゃんだと感じられてしまうのですね。

2.大声で泣けるだけの体力が無い

赤ちゃんは1日の多くの時間を眠って過ごしています。

お腹が空くと大声で泣いてお母さんに空腹を知らせてくれますが、なかにはミルクを飲むのに疲れてしまって飲んでいる途中で眠ってしまう赤ちゃんもいますよね。

そのままぐっすり眠らせてあげたいところですが、赤ちゃんはまだ普通の食事が出来ませんから途中で眠らせてしまうよりは最後まで飲んでもらう方が良いわけです。

新生児の場合だいたい3時間おきに授乳のタイミングとなりますが、3時間以上が経ってもなかなか泣かない赤ちゃんもいます。

お腹が空いていたとしても、しっかり泣くだけの体力が赤ちゃんに泣ければ大きな声で泣く事ができません。

その場合、お母さんがしっかりと授乳のタイミングでミルクを与え、その後赤ちゃんの体重が増加している事を確認しておかなければいけないでしょう。

ミルクをしっかり飲んで体重も順調に増えていくようになると次第に大きな声で泣ける様になる赤ちゃんも沢山いますから、あまり過度な心配はし過ぎないようにしましょう。

3.何かしらの病気を抱えている可能性

家族がぐっすり寝ていても赤ちゃんの泣き声で全員が起きてしまうという事は、赤ちゃんのいる家庭ならばよくある事です。

しかしながらそういった事があまりなく、大きな声で泣いているところを見た事がないというような赤ちゃんの場合、何かしらの病気を抱えている可能性も否定できないでしょう。

普段起きている時に良く笑い、ミルクもしっかり飲めている、おしっこやウンチもちゃんと問題なく出来ているといった場合にはそれほど大きな病気を心配することはないかと思いますがあやしたりしても元気がなく、グッタリと眠っている状態が長く続くような場合には専門家の診断を仰いだ方が安心ですから、早めに赤ちゃんを診ることの出来る専門医に診察してもらう事が大切です。

早めの診断で何もなく安心できれば良いですし、もし万が一何かの病気が見つかったとしても早めに治療を受けさせる事が出来ますから、毎日の赤ちゃんの変化にも更に注意深く正しい対処が出来るようになるでしょう。

赤ちゃんはお母さんが大好きです

赤ちゃんがあまり泣かないからといって「泣いていないから大丈夫」と過信しすぎるのはちょっと問題ですね。

泣いていないからお世話をしなくて良いというわけではもちろんありませんから、出来るだけ赤ちゃんのそばにいて抱っこしてあげたりスキンシップを取ってあげるように心がけましょう。

あまり泣かないという事は問題や不安材料ではなく、生まれながらにそういった我慢強い性格だったり個性を持った赤ちゃんも沢山います。

赤ちゃん一人ひとりに合わせたお世話の100%正しい答えというものはこの世に存在しませんから、お母さんや家族の愛情でその成長をしっかり見守っていくしかないというわけですね。

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