子供へのイライラを抑える3つの方法

どんなに子供が好きだという人であっても、

子供が騒いだり、わがままな行動をとったりすると、

イライラしてどうしようもなくなってしまう事はありますよね。

今回はそんな時に子供へのイライラを抑える方法についてご紹介します。

1.自分も昔は子供だったということを認識する

どんなに子供が好きな人であっても、自分の体調が悪い時だとか仕事で忙しい時、気分が優れない時などに目の前で大騒ぎして大人の言うことを聞かない子供がいたらイライラしてしまいますよね。

自分の心にも余裕があって、子供とじっくり向き合えるタイミングであればそんなにイライラしない事であっても、自分の心に余裕のない時というのはどうしても感情が高まってしまうのは仕方の無い事でしょう。

そんな時には「自分も昔は同じ子供だったんだから」と当たり前の事ではありますが、改めて認識する事でその瞬間のイライラを抑える事が出来ますよ。

「そういえば自分も子供の頃はこんな事をして父親に怒られていたな」とか「注意されてもどうしてもやめる事が出来ないくらい楽しかったよね」なんていうように昔の事を思い出して、目の前の子供に対しても少しくらいは大目に見てやろうという気持ちが生まれてくるはずですよ。

2.子供が生まれた時の事を思い出す

自分の子供は何を差し置いてでも守ってやりたいと思える存在ではありますが、それでも365日24時間可愛い存在かと言うと実際のところ100%そうだとは言い切れない時もありますよね。

親であれば子供に愛情をかけて世話をする事は当たり前の事ですが、どれだけ無償の愛情を注いでいたとしてもそれが報われないと感じる瞬間が長く続くとイライラが募ってしまったり途方にくれたりするものです。

そんな時には少しだけ冷静になって子供が生まれた時の事を思い出してみましょう。

もしくは「子供が欲しい」と願った時の事を思い出してみるのです。

妊娠や出産は誰にでも当たり前に起こり得ることではありません。

妊娠を望んでもどうしても出来ないといったカップルもありますし、妊娠期間中何も問題なく過ごせる妊婦さんの方が少ないくらいです。

出産時には女性は命がけで望みますし、夫である男性は生まれた命、新しく誕生した家族の一員を全力で守ろうと心に誓うはずですね。

そういった事を思い出すだけで目の前にいる子供がいかに愛しい存在であるかということを改めて感じる事が出来るのです。

愛しいからこそイライラが募るという事もあり得ますが、イライラを落ち着かせるだけの感情コントロールには役立つと言えるでしょう。

3.将来の子供の成長を想像する

自分自身が子供の頃にやんちゃをしていただとか、好き勝手にやっていたという場合にはそういった経験があってもその後立派に成長する事が出来ていれば何も問題はないですよね。

子供が自分の言うことを聞かなくてイライラしてしまったり、思うような子育てが出来なくて自分自身にもイライラしてしまうといった場合、子供の将来をちょっとだけ想像する事でそのイライラを抑える事が出来るでしょう。

例えば娘を持つ父親の場合、将来目の前にいる娘が立派に成長して、いつか親元を離れお嫁に行ってしまうのかと想像するだけで思わず「うるっ」と来てしまいイライラする気はうせるでしょうし、息子を持つ母親の場合、目の前でいうことを聞かず騒いでいる息子が立派に成長して仕事に精を出している事を想像すれば、目頭も熱くなるというものでしょう。

子供の将来をイメージするというだけで瞬間的なイライラは別の感情に変わってしまいますからむしろイライラよりも好き好きモードの方が勝ってしまい、怒るに怒れないといった状態にもなってしまうかもしれませんね。

イライラで対応してはいけない

子供に対してイライラしてしまうからといって、その時のイライラした感情だけで子供をしかりつけたり怒鳴ったりしてしまっては逆効果というものです。

どんなに小さな子供であっても自分のやっている事は悪い事なのだと冷静に説明される事は大切ですから、そこは大人である親の方が冷静な対応をしなければ子供にとってもかわいそうな結果になってしまうと言う事はしっかりと肝に銘じておきましょう。

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