赤ちゃんのよだれに困った時の3つの対策

赤ちゃんはよだれで口の周りがよだれでベトベトになったり、赤くなって肌荒れをおこすこともあります。

よだれが多い時期は生後3ヶ月あたりから2歳ごろまでです。

その期間は、よだれで肌荒れを起さないように、まめにケアしてあげる必要があるでしょう。

よだれが多い赤ちゃんには、どのような対策が有効でしょうか。

1.よだれかけをつける

よだれ対策として、多くのママが利用しているのが「よだれかけ」です。

最近では、「スタイ」と呼ばれていて、デザインや種類も豊富にありオシャレとしても楽しむことができます。

スタイをつけておけば、外出の際でもすぐに赤ちゃんの口を拭いてあげることができて便利ですよね。

スタイに使われている生地は様々な種類があります。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、肌への負担が少ない優しい肌触りのものが良いでしょう。

ガーゼ生地なら、綿100%で肌への刺激が少なくて水分の吸収も優れています。

オーガニックコットンのものならなお安心して使用できるでしょう。

また、常にキレイなスタイで口を拭いてあげられるように、こまめにスタイは取り替えてあげてください。

よだれが付いた湿ったスタイを使用すると、肌荒れの原因になることもあります。

スタイの替りに、ウェットティッシュ、タオルなどでよだれを拭いてあげてもオッケーです。

2.保湿をする

赤ちゃんのよだれを拭いてあることとともに、肌への保湿をしてあげましょう。

よだれは、蒸発するときに肌の水分も一緒に蒸発してしまうので、口の周りは乾燥しやすくなります。

それに加え、何度もタオルやスタイで口の周りを拭いてあげるので、よだれとともに肌の水分も拭き取られて肌は水分不足に陥ってしまいます。

よだれを拭き取った後には、保湿剤を塗って肌に潤いを与えてあげましょう。

保湿剤は、赤ちゃんの口の周りに塗るものなので、なるべく赤ちゃんが口に入れても安心な物が良いでしょう。

ワセリンや馬油、ベビーオイル、ベビークリームなどの保湿剤が一般的です。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、赤くなったりかぶれたり肌荒れをおこさないか保湿剤を塗った後はしばらく様子をみてあげましょう。

よだれによる肌荒れがひどい時は、小児科や皮膚科へ受診して医師に処方された塗り薬をもらいましょう。

3.よだれを減らすトレーニングをする

赤ちゃんのよだれは、こまめに拭いてあげて保湿剤を塗ってあげれば大丈夫です。

よだれの量が気になる場合には、よだれを減らすトレーニングを試してみるのも良いでしょう。

赤ちゃんがよだれを垂らしているのは、唾液を上手に飲み込むことができないからです。

上手に唾液を飲み込めるように、口周辺の筋肉をトレーニングします。

笛やラッパなどの息を吹いて遊ぶおもちゃの楽器は、遊びながら口の周りの筋肉を動かすことができます。

楽しんで吹きながら、口周辺の筋肉が発達し、唾液を飲み込むことができやすくなります。

口をしっかりと閉じる訓練にもなるので、赤ちゃんが口を開けっ放しでダラダラとよだれが流れるのも防ぐことができるでしょう。

口のトレーニングは他にも、ストローで飲む練習や、顔の筋肉を動かすにらめっこなどいろいろとありますので、試してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか。

赤ちゃんのよだれ対策には、よだれかけ(スタイ)をつけてこまめによだれを拭いてあげること、その後に肌荒れしないように保湿剤を塗ってあげることが必要です。

また、唾液を上手に飲み込めるようになるよう、口周辺を動かしたり刺激したりしてトレーニングすると良いでしょう。

口の周りの筋肉が発達することで、じょずうに唾液を飲み込めるようになり、よだれを垂らすことも無くなっていくでしょう。

関連情報(外部サイト)