母親に依存する子供は親が過保護すぎる!?

人はさまざまな環境で育ち、性格や傾向もその環境によって大きく異なってきます。

大人びていて一人で何でもやってしまう子供や、いつも母親に依存してしまいがちな子供もいます。

母親に依存してしまう子供は、なぜそうなってしまうのでしょうか。

その特徴をご紹介します。

1.過保護の母親に育てられている

まず大きな特徴として、母親に依存してしまう子供の多くは「超」がつくほど過保護な母親に育てられていることが多いです。

幼い頃から母親がその身を案ずるがあまり、何でもやってくれようとしてしまいます。

そのため「母親に頼めばなんとかなる」という考えが子供に染みついてしまう傾向にあります。

欲しいものは何でも買い与えてもらい、学校の送り迎えは当たり前…それでは子供が母親に依存しがちになってしまうのもおかしいことではありませんよね。

結果として成人してもなかなか自立できず、子供も母親も困ってしまうということがあります。

2.引っ込み思案で、母親を中心とした家族と接することが多い

上でお伝えしたように、母親にしっかりと守られて育てられている分、今度は逆に外とのコミュニケーションが苦手になってしまっていることがよくあります。

引っ込み思案な性格に育つせいで、友達が少なく、ますます家族と接する時間ばかりが増えてしまう傾向にあります。

幼少期に外と接していくことに苦手意識を芽生えさせてしまうと、やはり大人になっても対人関係に苦労することは多くなります。

3.世間知らず

母親の庇護のもとで育った子供は、家庭という狭い世界の中を中心に育っていくため、少し世間知らずなところがあります。

最近の流行に疎く、友達との会話にもついていけないときがしばしばあります。

また、幼い頃から母親が何でもやってくれたところがあるため、同じ年齢の子供が平均的にできることもできなかったりするところもあり、周りからも「そんなことも知らないなんて…」と世間知らずのレッテルを貼られてしまいがちです。

4.幼い頃から母親の言うことが全てだと思っている

母親に依存してしまう子供は、母親の言うことに幼い頃から従ってきているため、母親の教えこそが絶対だと思っている節があります。

他の人の言うことには従おうとはせず、母親が言っていることが一番正しいと思っているところがあります。

そのため、自分の意志で行動しようとする力が非常に弱く、母親の判断や決定無しでは動けないところがあります。

幼い頃からそれが染みついているため、ついいつも母親に物事の判断を任せてしまいます。

5.兄弟が少なく、父親もいない場合がある

母親がそんな子供のことを過剰に心配しようとするのは、一人っ子であるか、兄弟が少ないため愛情が集中しやすいためです。

そして、絶対ではありませんが傾向としてよくあるのは、母子家庭であることもあげられます。

父親がいないことで家庭の中で注目する人が子供しかいなくなり、同じく愛情が集中してしまいやすいのです。

このように家族の人数が少ないと、子供も、母親も内にこもりやすくなってしまう状況を作りやすくなってしまいます。

これは家庭環境のことなので、仕方がないことではありますが、お互いに子離れ、親離れが難しくなりそうな未来が見えてきてしまいますね。

いかがでしたでしょうか。

子供が母親に依存してしまうのは、やはり子供が幼い頃から過保護な母親に育てられていることが多く原因しています。

心配することは全く悪いことではありませんが、行き過ぎると大事な子供の成長を妨げることになってしまいます。

子供をのびのび自立できる大人に育てるためにも、あまり過剰に心配せず、外とも積極的につながりを持たせられるようにできると良いですね。