子供にとって母親の愛は絶対的なものですよね。
母親も子供に対しては全身全霊の愛情を注ぐものですが、
一体子供はどんな時に母親の愛情を感じるものなのでしょうか。
今回は子供は子供が母親の愛情を感じることについてご紹介します。
1.美味しいご飯やお弁当を作ってくれる時
運動会や遠足など、外にお弁当を持って出かける学校行事というのはとても楽しいものですよね。
しかしながら、母親にとって子供の学校行事というのは楽しみである一方で少々わずらわしく感じてしまうのも事実でしょう。
なぜなら、出発準備やお弁当の準備などが必要になってくるからです。
料理が得意な人であればそんなに苦に感じる事はないかと思いますが、世の大半のお母さんたちは朝早くから起きてお弁当を作ることに多少の抵抗を感じてしまう事でしょう。
それでも子供が喜ぶもの、子供の体のために栄養になるものを考えて、美味しいお弁当を作る事は母親の愛情そのものと言って良いでしょう。
お弁当や毎日の食事によって子供たちの体は作られていくわけですから、母親が作る食事やお弁当には子供を思う母親の愛がしっかりとこめられているといって間違いありません。
そしてそんなお弁当や食事を食べる時、子供は確実に母親の愛情を感じ取っているのです。
忙しい朝、手作りする事が出来なくて冷凍食品や出来合いのお惣菜で済ませてしまったとしてもそれを母親が準備して少しでも子供の為になるようにと考えてくれているのだと思うだけで、子供にとっては嬉しいものです。
2.弱っている時に必死で看病してくれる時
例えば風邪で高熱を出して寝込んでしまったり、入院をして病院生活が長く続いている時など、子供が体調を崩した時には両親は一刻も早く治ってくれと願うばかりですよね。
自分たちに出来ることはなんだろうかと考えて、子供の為に必死で看病している姿は、子供にとっては何にも勝る安心感を与える事でしょう。
そして、自分の為にこんなにもつきっきりで世話してくれる親の愛情をひしひしと感じるはずです。
親というのは子供が体調の悪い時には「出来ることなら自分が換わってやりたい」と思うもの。
けれどもそれは不可能ですよね。
ですから、出来る限りの事をやって、少しでも子供の為になればと必死になります。
そんな姿を見ている子供は母親の愛情を感じ取り、自分自身でも一刻も早く元気になりたいと願うでしょうし、その為にしっかりと水分を取ったり食事を出来る限り食べるというように自分からも率先してやはく良くなるように努めるというものです。
早く元気になって、親に笑顔になってもらいたいと思う気持ちがそうさせるのですね。
3.悩んでいる事に対して親身になってくれる時
友達同士の付き合いだとか、好きな人に対する気持ちの持っていき方だったりとか、子供の中で色々と悩んでしまったり考えても答えが出ないことってありますよね。
そういった事を母親に相談することで、気持ちがスッと軽くなったり心強く感じたりするものですが、同時に自分の悩みに対して親身になってくれる母親の愛情の大きさもしっかりと受け取っているはずです。
アドバイスが的確かどうか、そんな事はあまり問題では有りません。
自分の為に必死になって解決方法を考えたり、悩みに寄りそってくれるという事が大切な事です。
まるで自分自身の悩みであるかのように、時には涙を流して悲しんだり、一緒になって苦しんだりしてくれる母親は子供にとってはかけがえのない大切な存在です。
そんな母親を笑顔にする為にも、自分自身も笑顔でいなければいけないという気持ちもきっと芽生えるでしょう。
色んな悩みを抱えながらも、前向きに取り組んで行こうと思えるのは、自分を支えてくれる母親の愛情をしっかりと感じ取っているからこそです。
母親の気持ちに添えるように子供なりに努力して行く姿勢というのは、母親からしてみれば頼もしく映る事でしょう。
何気ない生活の中で感じる愛情
毎日使っているタオルや服、ハンカチや靴下など、洗濯してキレイにしてくれる人がいなければ汚れたまま放置されてしまいますよね。
玄関に行けば靴が揃って置かれていたり、気持ち良く使えるようにトイレやお風呂が清潔に保たれているのは、母親がいつも子供たちや家族の事を思って家の中を整えてくれているからです。
そういった意味では日々の生活の中で母親の愛情は子供にダイレクトに伝わっています。
ただ、子供がその事に慣れ過ぎて、当たり前のように感じていると言うだけです。
けれどもそれは悪いことではありません。
なぜなら、当たり前に愛情を注がれている状態は子供にとって最も幸せな事だからです。