子供を育てるのは大変な仕事ですが、子育てについて知っているのと実際に子育てを体験するのとでは大きな違いですよね。
大変なことがたくさんある子育ての中でもどんなことが大変だと実感するのでしょうか。
ここでは子育ての大変さを実感する事についてご紹介します。
1.自分の自由時間が取れない
子供が生まれる前は自由な時間が1日の内に1時間でも取れていたというのに、子供が生まれてからの生活では自分の自由な時間が全く取れないと感じている方は多いかと思います。
子供が小さな間は特にそうですよね。
新生児の間は2、3時間おきにミルクを欲しがりますから当然睡眠時間は削られて行きますし、もう少し大きくなってくると親に甘えたい子供は親の都合など考えず仕事の邪魔をしだすでしょう。
外に仕事に出ている人は出勤前や休みの日には子供がへばりついてきて、せっかく自由に過ごせそうなタイミングであっても子供の相手で時間がつぶれてしまいます。
トイレやお風呂に入っている時であっても、おむつが汚れれば替えなければいけませんし、大きな声で泣きだしたとあらばすぐに子供のもとへ飛んでいくのが親というものでしょう。
おむつ替えをし終わったら今度は休む間もなく授乳の時間になってしまって、結局いつまでたっても自分のことなどできないという悪循環になってしまうのが普通の事です。
そんな状態で自分の自由な時間を確保するのはかなり大変な事だと言えるでしょう。
2.何度も同じことを繰り返す
小さな子供というのは、目の前にあるものが何かわからないといった場合、すぐに母親に「これはなあに?」と尋ねますよね。
その時に「これは○○だよ」と答えたところで、その一瞬の疑問が解消されるだけであって、またその翌日には同じような疑問を見つけて質問します。
子供はそうやって同じ質問を繰り返しながら、少しずつ物事を覚えていきます。
同じことを何回も聞かれても、どんな時でも優しく根気よく教えていくことで子供は納得する事が出来ますし、子供が納得してくれればその分親も繰り返される質問から逃れられることが出来るというものですね。
また、質問をよくする年齢というのは自我が芽生えだす頃と一致しますから、なんでも自分ひとりでやりたがったり、パパやママと同じような事を自分も一緒にやりたがるはずです。
そういった姿は見ていると微笑ましく感じるものですが、実際は忙しい朝や外出の予定が組まれている時など時間だけが過ぎてしまい、気が付いたら何も成し得ていないという残念な結果になる事もしばしばでしょう。
3.病気やけがなどが絶えない
大人と比べて子供というのは、しょっちゅう病気にかかっているといったイメージがありますよね。
体が小さい分、熱を出して食欲があまりなかったりずっとお腹を下しているような状態であれば親としても心配で、おちおち眠る事も出来ないでしょう。
特に小さな子供の場合高熱が長く続いたり、下痢が長く続いたりすることで命取りになってしまう事もありますから、親としては一刻も早く体調を良くしてもらい、いつも通りの元気な状態に戻ってもらいたいものですよね。
動き回ってけがをしたりすることもあり、子供が小さなうちは病院にも頻繁に通う事になってしまうでしょう。
病院に行った先で他の子どもの病気を移されてしまったりすることもあり、自宅で様子を見た方が良い場合もありますからそのあたりの判断も親にとっては難しい事だと言えますね。
大変なのが嬉しい
子育てというのは体力勝負とも言いますが、どんなに大変であってもその期間は後から思い返せばかけがえのない素晴らしい時間だったと思えるでしょう。
子供がある程度大きくなれば反抗期や受験、恋愛など新たな悩みや問題が生じます。
親としてはその一瞬一瞬を大事にし、全力でぶつかっていきたいものですね。